ウィザードを使用した設定
Java Management Serviceフリートを迅速に操作できるように、前提条件ウィザードでは必要なポリシーおよびその他の構成が作成およびチェックされ、ログ構成ウィザードでは欠落しているログ構成がカバーされます。この項では、前提条件ウィザードおよびログ構成ウィザードの使用方法を説明します。
前提条件:
- Oracle Cloud Infrastructureのアカウントをサインアップし、サインイン資格証明を受け取りました。
- Oracle Cloud Infrastructure Consoleにログインし、ナビゲーション・メニューから「Java管理」で「フリート」を選択しました。
前提条件ウィザードの使用
ノート
- ウィザードは、第1レベルの子コンパートメントにJMS前提条件を設定するように設計されており、ルートまたは第1レベルの子コンパートメントから実行する必要があります。手動設定に従って、他のコンパートメントでJMSの前提条件を設定します。
- 一部のリソースが以前に手動で構成されていた場合、ウィザードはすべての前提条件リソースを正しく識別できないことがあります。必要なリソースが正しく設定されていることを確認するには、手動設定およびJMSフリート・ポリシー文の構成ステップを確認します。
- 前提条件ウィザードを実行するためのOCI管理者権限があります。
- 現在の既知の問題は、前提条件ウィザードの既知の問題を参照してください。
- 「前提条件の調査」をクリックします。JMSはテナンシに必要なポリシーおよび構成を検査します。
- 必要なすべてのリソースが正しく構成されている場合は、フリート・ダッシュボードにメッセージが表示されます-
Prerequisites for JMS have been correctly set up for the compartment <compartment_name>. JMS is now ready to use.
- 欠落しているリソースがある場合は、
Missing JMS prerequisites were detected while inspecting your tenancy. Set up the missing resources using the prerequisite wizard.
というメッセージが表示されます
- 必要なすべてのリソースが正しく構成されている場合は、フリート・ダッシュボードにメッセージが表示されます-
- 「JMSの設定」をクリックして、欠落しているリソースを構成します。
- 「JMSの設定」画面で、次の手順を実行します。
- 「JMSリソースのコンパートメント」フィールドで、必要に応じてコンパートメント名を編集します。デフォルト値は
Fleet_Compartment
で、ルート・コンパートメントの下に作成されます。 - 「JMSフリート管理者のユーザー・グループ」フィールドで、必要に応じてユーザー・グループ名を編集します。デフォルト値は
Fleet_Managers
です。 - 「OCIインスタンスのモニター」フィールドで、
Yes
がデフォルトで選択され、テナンシ・リージョンのOCIインスタンスをモニターできます。「+行の追加」をクリックし、そのコンパートメント内のOCIインスタンスをモニターするコンパートメント名を選択します。複数のコンパートメントを追加できます。 - インストール・スクリプトを使用してOCI Linuxインスタンスを設定する場合は、「インストール・スクリプトのポリシーの追加」フィールドで、
Add dynamic policy for installation script
チェック・ボックスを選択します。「JMSフリートのOCI Linuxインスタンスの設定」を参照してください。 - 「確認」をクリックします
このページには、モニター対象として選択したコンパートメントのすべてのリソース、ポリシー・ステートメント、動的グループ・ステートメントおよびOCIDが表示されます。「確認」をクリックして、「JMSの設定」画面で指定したコンパートメントにJMSを設定します。
- 「JMSリソースのコンパートメント」フィールドで、必要に応じてコンパートメント名を編集します。デフォルト値は
設定に成功すると、フリート・ダッシュボード(JMS set up is successful. Refresh the console to see the new compartment
)にメッセージが表示されます。
JMSの設定中に作成されたポリシー・ステートメントを表示するには、「JMSフリート・ポリシー・ステートメント」を参照してください。
ログ構成ウィザードの使用
- コンパートメント内の少なくとも1つのフリートにログ構成がない場合は、JMSによってログ構成ウィザードが表示されます。ログ構成がないすべてのフリートのログ構成を自動化するには、「ログ構成の有効化」をクリックします。
JMSがログ構成の設定に失敗するとエラー・メッセージが表示され、JMSによって変更がロールバックされます。
- オプションのステップ:
- 「詳細の表示」をクリックして、ログ構成がないフリートを表示します。
- チェック・ボックスを使用して、操作の範囲を定義します。
- 「ログ構成の有効化」をクリックして、選択したすべてのフリートのログ構成の作成を自動化します。JMSが成功しなかった場合、エラーとその原因のリストが表示されます。JMSによってすべての変更がロールバックされます。
ノート
変更を表示するには、ページをリフレッシュするか、ログオフしてから再度ログオンする必要があります。
変更を表示するには、ページをリフレッシュするか、ログオフしてから再度ログオンする必要があります。