問題のビジュアライゼーション
問題ビジュアライゼーションは、選択した時間範囲内のログの新しい問題を特定するのに役立ちます。これらは、選択した時間範囲で見つかったが、ベースライン時間範囲(通常は分析に指定された過去12時間)に存在しない問題です。
問題ビジュアライゼーションでは、次の順序でログが分析されます。
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同様のログ・レコードをグループ化して、ログ・レコードのクラスタを作成します。クラスタ化の詳細は、クラスタのビジュアライゼーションを参照してください。
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両方の時間範囲に共通するクラスタは削除されます。
次に、cluster compareユーティリティを適用して、2つの時間範囲内の一意のクラスタ間の比較を描画します。クラスタ比較の仕組みの詳細は、クラスタ比較ユーティリティの使用およびclustercompareを参照してください。
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残りのログ・レコードには、「エラー」や「例外」などの問題に関連するキーワード、または問題に関連するラベルのみが表示されます。ソースのラベル定義を使用して、ソースをカスタマイズして、新しいラベルおよび問題の優先度表示をログに追加できます。ソースでのラベルの使用を参照してください。
ベースライン時間: これは、システムで生成される一般的なログ・セットを最も適切にグループ化する時間範囲です。ログ生成のサイクル全体を取得する時間範囲(8時間、12時間、1日、5日など)を選択します。ベースライン範囲が長いほど、問合せの実行時間が長くなる可能性があります。
分析の時間範囲: これは、分析対象のログを含む時間範囲です。時間セレクタを使用して、この範囲を識別します。
比較スコープの識別方法: 分析対象のベースライン時間とログの時間範囲の選択に基づいて、最初に分析の時間範囲が固定されます。次に、ベースライン範囲が分析の時間範囲より前に配置されます。
たとえば、分析時間範囲をLast 60 minutesとして、ベースライン範囲を12 hoursとして選択した場合、次のようになります。
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Baseline Time Range | Analysis Time Range
12 hours before Last 60 minutes | Last 60 minutes
Example: 8AM - 8PM Today | 8PM - 9PM Today- 「ビジュアル化」パネルから、「問題」(
)を選択します。 - ベースライン時間範囲を選択します。「オプション」メニューから、「検索オプション」をクリックし、メニューから「時間」または「日数」で時間範囲を選択します。たとえば、
1 dayです。選択した時間範囲のログの問題分析を表示できるようになりました:
前述の例では、1の新しい問題が見つかりました。表の行を展開して、ヒストグラムを表示します。クラスタ・サンプルは、問題が検出されたクラスタのログ・メッセージ署名からのサンプル・ログ・レコードを提供します。
新しい問題に加えて、選択したログ・セットで見つかった新しい外れ値についても知ることができます。外れ値は、現在の範囲で1回のみ発生し、ベースラインで発生していないログ・レコードです。外れ値は問題になる場合とない場合があります。
ビジュアライゼーションには、分析で使用されるログ・レコードの数、識別された一意のクラスタの合計数および問題が検出されたログ・ソースの数が要約されます。
デフォルトでは、表の「問題の表示」オプションが選択されています。「外れ値の表示」を選択して、クラスタで見つかった外れ値の詳細を表示できます。