実行するタスク

次のステップでは、ほとんどの場所でパッケージ・アプリケーションOracle E-Business Suite (EBS)の例を使用します。ただし、これらのステップは、スタック・モニタリング・サービスでサポートされるすべてのリソース・タイプに対して実行できます。

1. 管理エージェントのインストールおよびプラグインのデプロイ

   • EBSエンティティの検出用: EBSミドルウェア(WebLogic管理サーバー)があるコンピュート・インスタンスに管理エージェントをインストールします。このエージェントでは、スタック・モニタリング・プラグインが自動的にデプロイされない場合は、必ずデプロイしてください。

   • ログ収集の場合: EBSコンポーネントがインストールされているすべてのホストに管理エージェントをインストールします。これらのエージェントで、ログ・データを収集するためのログ・アナリティクス・プラグインをデプロイします。

   管理エージェントのバージョンが211116.1855以降であることを確認します。管理エージェントのインストールおよび管理エージェントのインストール中のプラグインのデプロイを参照してください。

2. ログ・アナリティクスにログを送信するためのパッケージ・アプリケーション・ホストの準備

   ホストのエージェント・ユーザーへのログに対するREADアクセス権を付与を参照してください。

3. エンティティの自動検出のためのIAMポリシーの作成

   エンティティおよびログ収集の自動検出の許可を参照してください。

4. 連続ログ収集を設定する権限の指定

   管理エージェントを使用した継続的なログ収集の許可を参照してください。

5. エンティティのDiscover

   1. ナビゲーション・メニューを開き、「監視および管理」をクリックします。「ログ・アナリティクス」で、「管理」をクリックします。「管理の概要」ページが開きます。

   2. 左側のメニューで使用可能なリソースのリストから「エンティティ」をクリックします。

      左側のコンパートメント・セレクタで、エンティティのコンパートメントを選択して、検出に使用される管理エージェントのコンパートメントと同じにします。

   3. 「Discover New Resource」をクリックします。「リソース検出」ダイアログ・ボックスがスタック・モニタリング・サービスUIで開きます。

   4. 「リソース・タイプ」で、検出するOracleリソースのタイプ(EBSなど)を選択します。

      リソース・タイプApache Tomcat、EBS、Host、Microsoft SQL Server、Oracle Database、Oracle WebLogic Domain、Pluggable DBおよびPSFT Applicationから選択できます。

   5. 検出を完了するための入力を指定します。入力の詳細は、OCIドキュメント: スタック・モニタリング- ユーザー開始検出のリソース・タイプの表検出入力を参照してください。

   6. 「Discover New Resource」をクリックします。

   この時点で、検出プロセスは管理エージェントで開始され、完了までに少し時間がかかる場合があります。

6. エンティティとログ・ソースの関連付け

   新しいソースとエンティティのアソシエーションの構成を参照してください。

   EBSの場合、次のOracle定義ソースを使用できます。

   • EBSコンカレント・マネージャ・ログ
   • EBSコンカレント・リクエスト・ログ
   • EBS競合解決マネージャ・ログ
   • EBS内部コンカレント・マネージャ・ログ
   • EBS出力ポスト・プロセッサ・ログ
   • EBSトランザクション・マネージャ・ログ
   • EBSワークフロー通知メーラー・ログ
   • Oracle EBSトランザクション・ログ

   Oracle定義のログ・ソースの全リストは、Oracle定義のソースを参照してください。

7. 構成のトポロジの表示

   エンティティのトポロジの表示を参照してください。

この時点で、ログはログ・アナリティクスへのフローを開始します。