コンピュート・インスタンス上の管理エージェントの有効化

コンピュート・インスタンスを使用する場合は、Oracle Cloud Agent機能を使用して管理エージェント・プラグインを有効にできます。

続行する前に、前提条件を完了していることを確認してください。詳細は、コンピュート・インスタンスへの管理エージェントのデプロイの前提条件の実行を参照してください。

管理エージェントの有効化

管理エージェントは、OCIコンソールまたはコンピュートAPIを使用して有効にできます。
ノート

コンピュート・インスタンス上の管理エージェント・プラグインは、Java仮想マシン(JVM)で実行されます。2023年3月以降、管理エージェント・プラグインはJavaランタイム(JRE)とともにデプロイされます。

Javaランタイムは、新しく検出されたセキュリティ脆弱性に対処するために、管理エージェントのアップグレード・プロセスの一部として常に最新の状態に保たれます。管理エージェント・プラグインを有効にした後は、自動アップグレードを有効にするか、定期的にアップグレード操作を手動で起動することで、最新バージョンの管理エージェント・プラグイン・ソフトウェアを実行することが重要です。詳細は、コンピュート・インスタンスでの管理エージェントのアップグレードを参照してください。

コンソールを使用した管理エージェントの有効化

管理エージェント・プラグインがインスタンスに対して有効になっているかどうかを確認するには:
  1. ナビゲーション・メニューを開き、「コンピュート」をクリックします。「コンピュート」で、「インスタンス」をクリックします。
  2. 目的のインスタンスをクリックします。
  3. 「Oracle Cloud Agent」タブをクリックします。

    プラグインのリストが表示されます。

  4. 管理エージェント・プラグインの「有効」スイッチを切り替えます。

詳細は、コンソールを使用したプラグインの管理を参照してください。

コンピュートAPIを使用した管理エージェントの有効化

APIの使用の詳細は、REST APIを参照してください。

SDKについては、ソフトウェア開発キットとコマンドライン・インタフェースを参照してください。

次のAPI操作を使用して、管理エージェントをOracle Cloud Agentプラグインとして管理します:
  • LaunchInstance - インスタンスの作成時に、プラグインを有効または無効にしたり、すべてのプラグインを停止したりします。

  • UpdateInstance - 既存のインスタンスで、個々のプラグインを有効または無効にしたり、すべてのプラグインを停止または起動したりします。

次に示すのは、LaunchInstanceまたはUpdateInstance API操作に含まれるJavaサンプルからの抽出です。ユーザーはこれを使用して、コンピュート・インスタンスの起動時または更新時に管理エージェントを有効化できます:
... 
    .agentConfig(LaunchInstanceAgentConfigDetails.builder()
			.isMonitoringDisabled(false)
			.isManagementDisabled(true)
			.areAllPluginsDisabled(false)
			.pluginsConfig(new ArrayList<>(Arrays.asList(InstanceAgentPluginConfigDetails.builder()
					.name("Management Agent")   
					.desiredState(InstanceAgentPluginConfigDetails.DesiredState.Enabled).build()))).build())
...

ここで、.name("Management Agent")はこれが管理エージェント・プラグイン用であることを示し、.desiredState(InstanceAgentPluginConfigDetails.DesiredState.Enabled).build()))).build())は管理エージェントを有効化することを示します。

詳細は、APIを使用したプラグインの管理を参照してください。