クロスリージョン・ダッシュボードの設定

ダッシュボードを作成またはカスタマイズするときにリージョン入力を設定して、1つのダッシュボード内の異なるリージョンのリソースのデータを表示できます。

デフォルトでは、ダッシュボード内のウィジェットは、Oracle Cloud Infrastructureコンソールで選択した最上位のリージョンに応答します。ただし、Oracle定義のリージョン・フィルタを使用すると、異なるリージョンのデータを表示するウィジェットを1つのダッシュボードに追加できます。このフィルタは、様々なシナリオで使用できます。たとえば、データベース管理ダッシュボードでは、1つのダッシュボードの異なるリージョンにある2つのデータベースの「平均アクティブ・セッション」など、同じメトリックを表示できます。
ノート

この機能を使用できるのは、「リージョン」入力パラメータを持つウィジェットのみです。

クロスリージョン・ダッシュボードを設定するには:

  1. 「ダッシュボード」ページに移動します。
  2. 「ダッシュボードの作成」をクリックして、異なるリージョンのデータを含むウィジェットを追加する新しいダッシュボードを作成します。または、既存のダッシュボードに新しいウィジェットを追加するには、ダッシュボード名をクリックして開き、右上隅にある「アクション」をクリックしてから、「編集」をクリックします。
  3. ウィジェットタブで、Oracle定義ウィジェットをクリックして、ダッシュボードに追加するか、カスタム・ウィジェットを作成します。ウィジェットを追加する方法の詳細は、カスタム・ダッシュボードの作成ステップ5を参照してください。
  4. ウィジェットの「アクション」アイコン(アクション)をクリックして、「編集」をクリックします。
    ウィジェットの構成詳細は、「ウィジェット」タブに表示されます。
  5. ウィジェットの「構成済ウィジェット入力」セクションで、「リージョン」入力の横にある「編集」アイコン(編集)をクリックします。これは、デフォルトで最上位コンソール・リージョンにリンクされています。
    「<ウィジェットの名前>のリージョン入力の構成」(オプション)ダイアログ・ボックスが表示されます。
  6. ウィジェットに使用するリージョンを指定します。リージョン・フィルタを追加して動的にするか、「リージョン入力の指定」オプションを選択して、ウィジェットのドロップダウン・リストから固定(静的)リージョン値を選択できます。