管理対象インスタンス・グループの管理

管理対象インスタンス・グループを使用すると、更新をスケジュールするためにインスタンスをグループ化できます。現在、管理対象インスタンス・グループは更新のスケジュール専用です。管理対象インスタンス・グループを使用して、グループ内のすべてのインスタンスに同じソフトウェア・ソースを割り当てるなど、インスタンス・グループ全体の設定または構成を管理することはできません。

LinuxおよびWindowsインスタンスの管理対象インスタンス・グループを作成できます。

重要

管理対象インスタンス・グループは、同じOSファミリおよびリリースのインスタンスで構成する必要があります。したがって、Oracle Linux 7インスタンスを含む管理対象インスタンス・グループにOracle Linux 8インスタンスを含めません。同様に、Windows 2016 Standardインスタンスを含む管理対象インスタンス・グループにWindows 2019 Standardインスタンスを含めません。

このトピックでは、管理対象インスタンス・グループを管理するための次のタスクについて説明します:

  • 管理対象インスタンス・グループの作成
  • グループへの管理対象インスタンスの追加(アタッチ)
  • グループからの管理対象インスタンスの削除(デタッチ)
  • 管理対象インスタンス・グループの削除

管理対象インスタンス・グループの作成

Linuxインスタンスの管理対象インスタンス・グループを作成するには
  1. ナビゲーション・メニューを開き、「コンピュート」をクリックします。「OS管理」「管理対象インスタンス・グループ」をクリックします。
  2. 「リスト・スコープ」「コンパートメント」で、グループを作成するコンパートメントを選択します。
  3. 「インスタンス・グループの作成」をクリックします。
  4. 次の値を入力します。
    • OSファミリ: Linuxのラジオ・ボタンを選択します。

    • 名前: インスタンス・グループを識別するための名前。名前には、64文字まで入力できます。

    • 説明: (オプション)グループの説明(たとえば、開発Webサーバー)。説明は、200文字まで入力できます。

    • タグ付け: (オプション)メタデータ・リソースを追加します。リソースのタグ付けの詳細は、タグ付けの概要を参照してください。

  5. 「グループの作成」をクリックします。
  6. 「管理対象インスタンスの追加」をクリックします。
  7. 「管理対象インスタンスの追加」ダイアログ・ボックスで、グループに追加するインスタンスを検索して選択します。
  8. 「管理対象インスタンスの追加」をクリックします。
  9. Linuxパッケージの管理に進みます。ここでは、管理対象インスタンス・グループにパッチ更新を適用したり、将来使用するための繰返しタスクとして更新をスケジュールできます。
Windowsインスタンスの管理対象インスタンス・グループを作成するには
  1. ナビゲーション・メニューを開き、「コンピュート」をクリックします。「OS管理」「管理対象インスタンス・グループ」をクリックします。
  2. 「リスト・スコープ」「コンパートメント」で、グループを作成するコンパートメントを選択します。
  3. 「インスタンス・グループの作成」をクリックします。
  4. 次の値を入力します。
    • OSファミリ: Windowsのラジオ・ボタンを選択します。

    • 名前: インスタンス・グループを識別するための名前。名前には、64文字まで入力できます。

    • 説明: (オプション)グループの説明(たとえば、開発Webサーバー)。説明は、200文字まで入力できます。

    • タグ付け: (オプション)メタデータ・リソースを追加します。リソースのタグ付けの詳細は、タグ付けの概要を参照してください。

  5. 「グループの作成」をクリックします。
  6. 「管理対象インスタンスの追加」をクリックします。
  7. 「管理対象インスタンスの追加」ダイアログ・ボックスで、グループに追加するインスタンスを検索して選択します。
  8. 「管理対象インスタンスの追加」をクリックします。
  9. Windows更新の管理に進みます。ここでは、管理対象インスタンス・グループに更新を適用したり、将来使用するための繰返しタスクとして更新をスケジュールできます。

グループへの管理対象インスタンスの追加

Linuxインスタンスを管理対象インスタンス・グループに追加するには
  1. ナビゲーション・メニューを開き、「コンピュート」をクリックします。「OS管理」「管理対象インスタンス・グループ」をクリックします。
  2. 「リスト・スコープ」セクションで、インスタンス・グループを含むコンパートメントを選択します。
  3. インスタンス・グループを検索し、その名前をクリックします。
  4. 「管理対象インスタンス・グループの詳細」ページで、「管理対象インスタンスの追加」をクリックします。
  5. 「管理対象インスタンスの追加」ダイアログ・ボックスで、グループに追加するインスタンスを検索して選択します。
  6. 「管理対象インスタンスの追加」をクリックします。
  7. Linuxパッケージの管理に進みます。ここでは、管理対象インスタンス・グループにパッチ更新を適用したり、将来使用するための繰返しタスクとして更新をスケジュールできます。
Windowsインスタンスを管理対象インスタンス・グループに追加するには
  1. ナビゲーション・メニューを開き、「コンピュート」をクリックします。「OS管理」「管理対象インスタンス・グループ」をクリックします。
  2. 「リスト・スコープ」セクションで、Windowsインスタンス・グループを含むコンパートメントを選択します。
  3. インスタンス・グループを検索し、その名前をクリックします。
  4. 「管理対象インスタンス・グループの詳細」ページで、「管理対象インスタンスの追加」をクリックします。
  5. 「管理対象インスタンスの追加」ダイアログ・ボックスで、グループに追加するWindowsインスタンスを検索して選択します。
  6. 「管理対象インスタンスの追加」をクリックします。
  7. Windows更新の管理に進みます。ここでは、管理対象インスタンス・グループに更新を適用したり、将来使用するための繰返しタスクとして更新をスケジュールできます。

グループからの管理対象インスタンスの削除

管理対象インスタンス・グループからLinuxインスタンスを削除するには
  1. ナビゲーション・メニューを開き、「コンピュート」をクリックします。「OS管理」「管理対象インスタンス・グループ」をクリックします。
  2. 「リスト・スコープ」セクションで、インスタンス・グループを含むコンパートメントを選択します。
  3. インスタンス・グループを検索し、その名前をクリックします。
  4. 「管理対象インスタンス・グループの詳細」ページで、グループから削除するLinuxインスタンスを選択し、「削除」をクリックします。
  5. 「管理対象インスタンスの削除」ダイアログ・ボックスで、「削除」をクリックして、これらのインスタンスを削除することを確認します。
  6. インスタンスが削除されたら、「閉じる」をクリックします。
管理対象インスタンス・グループからWindowsインスタンスを削除するには

  1. ナビゲーション・メニューを開き、「コンピュート」をクリックします。「OS管理」「管理対象インスタンス・グループ」をクリックします。
  2. 「リスト・スコープ」セクションで、インスタンス・グループを含むコンパートメントを選択します。
  3. インスタンス・グループを検索し、その名前をクリックします。
  4. 「管理対象インスタンス・グループの詳細」ページで、グループから削除するWindowsインスタンスを選択し、「削除」をクリックします。
  5. 「管理対象インスタンスの削除」ダイアログ・ボックスで、「削除」をクリックして、これらのインスタンスを削除することを確認します。
  6. インスタンスが削除されたら、「閉じる」をクリックします。

管理対象インスタンス・グループの削除

管理対象インスタンス・グループを削除するには
  1. ナビゲーション・メニューを開き、「コンピュート」をクリックします。「OS管理」「管理対象インスタンス・グループ」をクリックします。
  2. 「リスト・スコープ」「コンパートメント」で、グループを削除するコンパートメントを選択します。
  3. 削除する管理対象インスタンス・グループの横にあるチェック・ボックスを選択します。
  4. (オプション)「詳細の表示」を選択して、グループを削除する前にその詳細を表示します。
  5. 「削除」をクリックします。

APIの使用

APIの使用およびリクエストの署名の詳細は、REST APIおよびセキュリティ資格証明を参照してください。SDKの詳細は、ソフトウェア開発キットおよびコマンドライン・インタフェースを参照してください。

管理対象インスタンスおよび管理対象インスタンス・グループの作業には、次のAPI操作を使用します:

OS管理サービスで使用可能なAPI操作の完全なリストは、OS管理APIを参照してください。