終了したデータベースのバックアップ保持

リカバリ・サービスは、偶発的または悪意のある損害からのデータ・リカバリをサポートし、データベースの終了後にバックアップを保持するオプションも提供します。

OCIコンソールでは、データベースの自動バックアップを有効にしながら、次のオプションのいずれかを選択して、データベースを終了する前に保護されたデータベースのバックアップを保持できます。
  • 保護ポリシー保持期間に従ってバックアップを保持する - データベースを終了すると、リカバリ・サービスでは、関連する保護ポリシーで定義された期間のバックアップが引き続き保持されます。
  • バックアップを72時間保持し、その後削除します - リカバリ・サービスでは、データベースの終了後、72時間(3日)のバックアップが保持されます。

データベースに偶発的または悪意のある損害が発生した場合、リカバリ・サービスでは、72時間(3日間)のバックアップからのリカバリがサポートされます。

ソース・データベースを終了するか、データベースの自動バックアップを無効にすると、リカバリ・サービスによって、関連付けられた保護されたデータベース・リソースとそのバックアップの削除が自動的にスケジュールされます。

ソース・データベースを終了すると、関連付けられた保護されたデータベース・リソースは「スケジュールされた削除」状態になり、バックアップを保持するように選択したオプションに応じて、72時間(デフォルトの遅延)または保存期間の期限が切れるまでこの状態のままになります。

データベースの自動バックアップを無効にすると、リカバリ・サービスは、72時間の遅延後に、関連付けられた保護されたデータベース・リソースとそのバックアップの削除をスケジュールします。保護されたデータベースは、「スケジュールされた削除」状態になります。

リカバリ・サービスは、スケジュールされた遅延が終了すると、保護されたデータベース・リソースおよびデータベース・バックアップを自動的に削除します。
ノート

保護ポリシーに対して保持ロックが有効になっている場合、データベースの終了時または自動バックアップの無効化時に、リカバリ・サービスは、保持期間の終了後にのみ、保護されたデータベース・リソースとそのバックアップを削除します。ポリシー保持ロックの使用について学習するには、「保持ロックを使用したバックアップの保護」を参照してください。