スキャンの理解
WebLogic管理では、ドメイン・スキャン・パスおよび検出設定に基づいて、オンデマンド・スキャンおよびスケジュール済スキャンがサポートされます。このサービスでは、新しいWebLogicドメインおよび既存のドメインへの変更が検出されます。
管理対象インスタンスに対してWebLogic管理が有効になっている場合、サービスはハートビートを検出してインスタンスを認識します。その後、サービスは、事前構成されたファイル・システム・パスを使用して、WebLogicドメインのインスタンスのスキャンを開始します。スキャンでWebLogicドメインの存在が検出されると、プラグインは検出の詳細をサービスに報告します。WebLogic管理は、検出された情報を格納し、後続のスキャンで更新します。
収集される情報の完全なリストは、データ職責を参照してください。
スケジュールされたスキャン
スケジュールされたスキャンは、デフォルトで、スキャン頻度およびドメイン・ホーム・パスの事前設定値を使用して、リージョンおよびテナンシごとに構成されます:
- ドメイン・スキャン頻度= 6 (時間)
- ドメイン・ホーム・パス=
/u01/data/domains
、/u01/data/
および/opt/domains
スケジュール済スキャンでは、次のすべての管理対象インスタンスに対して一連のチェックが実行されます。
- 新しいドメインおよびサーバーの識別
- 既存のドメインおよびサーバーに対する変更の識別
- サーバーが推奨パッチに含まれている場合は報告します。
- ドメインにパッチを適用できるかどうかを報告する
リージョンおよびテナンシのデフォルトのスキャン構成を変更するか、管理対象インスタンス・レベルでデフォルト構成をオーバーライドできます。
オンデマンド・スキャン
オンデマンド・スキャンでは、スケジュール外の管理対象インスタンスおよびドメインでスキャンを実行できます。オンデマンド・スキャンでは、選択した管理対象インスタンスまたは選択したドメインに対して、次の一連のチェックが実行されます。
- 新しいドメインおよびサーバーの識別
- 既存のドメインおよびサーバーに対する変更の識別
- サーバーが推奨パッチに含まれている場合は報告します。
- ドメインにパッチを適用できるかどうかを報告する
詳細は、ドメインのスキャンおよび管理対象インスタンスのスキャンを参照してください。