52 受注管理ロール: カスタマ・サービス管理者
顧客サービス管理者UX Oneロールについて
顧客サービス管理者は、顧客からの連絡や問合せへの対応に時間の大半を費やす顧客サービス担当を監督します。顧客サービス管理者は、オーダーを監視し、オーダー入力の問題に対処します。顧客サービス管理者は、顧客サービス担当スタッフによるオーダーの更新、取消、リリースおよび督促をサポートします。返品承認への対応や、顧客満足度スコアと収益の向上のための履歴受注データの分析も行います。
顧客サービス管理者ロールと関連のUX Oneページおよびコンポーネントでは、管理者がオーダーへの対処が必要かどうかをすばやく判断できます。たとえば、顧客サービス管理者が未処理のバックオーダーおよび保留オーダーの数を確認して、オーダーへの対処が可能なJD Edwards EnterpriseOneフォームにすばやくアクセスできます。
このドキュメントに記載されている情報は、提供されている特定のUX Oneロールと関連のページおよびコンポーネントについて説明したものです。
これらのロール、ページ、コンポーネント、クエリー、グリッド・フォーマットおよびフォーム・レイアウトは提供されている状態のまま使用することも、組織の要件に厳密に合致するように変更することもできます。
「UX Oneロールについて」を参照してください。
前提条件
顧客サービス管理者ロール（CSMGRJDE）とこのドキュメントに記載されたコンポーネントを使用する前に、システム管理者がユーザーIDをCSMGRJDEロールに関連付ける手順を完了しておく必要があります。
この設定が完了した後、このロールでログインするユーザーがJD Edwards EnterpriseOneシステムにログインすると、自分のロールのページが自動的に表示されます。
『JD Edwards EnterpriseOne Tools Security Administration Guide』の「Setting Up a Role Relationship」を参照してください。
事前設定
顧客サービス管理者ロール用のUX Oneページにあるリンクを使用すると、自分の顧客プログラム（P42470）に移動できます。自分の顧客プログラムで顧客を確認するには、カスタマ・リレーションシップを設定する必要があります。『JD Edwards EnterpriseOne Applications受注管理製品ガイド』の「オーダー・ガイドを使用した受注オーダーの入力（リリース9.2更新）」を参照してください。
事前確認資料
顧客サービス管理者ロールを使用する前に、各ページからアクセス可能なコンポーネントおよびアプリケーションについて完全に理解しておく必要があります。追加の重要な情報が次のトピックに記載されています。
『JD Edwards EnterpriseOne Applications受注管理製品ガイド』の「JD Edwards EnterpriseOne受注管理の概要」
『JD Edwards EnterpriseOne Applications EDIデータ・インターフェイス製品ガイド』の「EDI受注オーダー伝票の受信および送信」
顧客サービス管理者UX Oneロールの使用
顧客サービス管理者ロールを使用して、次のUX Oneページにアクセスします。
チームの顧客（P42001X/W42001XA）
チームの保留オーダー（P42001X/W42001XB）
チームの遅延オーダー（P42001X/W42001XC）
チームのバックオーダー（P42001X/W42001XD）
UX One: 「チームの顧客」ページ
「チームの顧客」ページ（P42001X/W42001XA）では、オーダーに関する警告を確認し、オーダー数、バックオーダー、返品承認（RMA）のグラフィカル表示を確認し、追加UX Oneページにアクセスできます。アラートおよびスプリングボードのリンクを使用すると、追加情報とオーダーへの対処が可能なフォームにアクセスできます。
「チームの顧客」ページにアクセスするには、顧客サービス管理者ロールを使用してEnterpriseOneシステムにログインします。
次の図は、「チームの顧客」ページを表しています。
ウォッチリスト警告
これらの警告はEnterpriseOneプログラムに基づいています。デフォルトでは、警告は提供されているデモ・データに基づくクエリーを使用するように設定されています。これらのクエリーはそれぞれ特定のプログラム・バージョンに関連付けられています。別のクエリーを使用するか、別のプログラム・バージョンを呼び出すには、これらのクエリーを変更するか、要件に厳密に合致する新規クエリーを作成します。さらに、これらのウォッチリストは特定の警告のしきい値および重要なしきい値の値で設定されています。これらの値は要件に合せて変更できます。
次の表では、「チームの顧客」ページで使用可能なウォッチリスト警告をリストして説明します。
ウォッチリスト警告 |
説明 |
|---|---|
保留オーダー |
この警告は、保留中のオーダーの数を知らせます。数に含まれるのは、保留コードがブランクではなく、受注オーダーの「販売先顧客」フィールドの値が担当顧客であるすべての保留オーダーです。 この警告は、保留リリース・プログラム（P43070）のバージョンZJDE0007に基づいています。 警告をクリックすると、「保留オーダーの処理」フォームが表示されます。次のフォーム・レイアウトが使用可能です。
次のグリッド・フォーマットが使用可能です。
|
バックオーダー |
この警告は、バックオーダー品目のある受注オーダー行の数を知らせます。 この警告は受注オーダー入力プログラム（P42101）のZJDE0016バージョンに基づいており、バックオーダー数量が0より大きく、受注オーダーの「販売先顧客」フィールドの値が担当顧客であるオーダー行がすべて表示されます。 警告をクリックすると、「既存オーダーの管理」フォームが表示されます。次のフォーム・レイアウトが使用可能です。
次のグリッド・フォーマットが使用可能です。
|
遅延オーダー |
この警告は、約束日付までに出荷されていない品目のある受注オーダー行の数を知らせます。 この警告は受注オーダー入力プログラム（P42101）のバージョンZJDE00015に基づいており、約束出荷日付が現在の日付より前で、受注オーダーの「販売先顧客」フィールドの値が担当顧客であるオーダー行がすべて含まれます。 警告をクリックすると、「既存オーダーの管理」フォームが表示されます。次のフォーム・レイアウトが使用可能です。
次のグリッド・フォーマットが使用可能です。
|
請求書準備完了 |
この警告は、請求書を生成する準備ができたオーダーの数（次状況 = 580）を知らせます。 この警告は、状況コードの更新プログラム（P42040）のバージョンZJDE0002に基づいています。 警告をクリックすると、「販売状況スピード更新の処理」フォームが表示されます。 |
リリース済バックオーダー |
この警告は、バックオーダーからリリースされたバックオーダーの数（次状況 = 540）を知らせます。 この警告は、状況スピード更新プログラム（P42040）のバージョンZJDE0003に基づいています。 警告をクリックすると、「販売状況スピード更新の処理」フォームが表示されます。 |
インバウンド・オーダー |
この警告は、正しく処理されていないインバウンド・オーダーの数を知らせます。 この警告は、EDI受信オーダー照会プログラム（P47010）に基づいています。 警告をクリックすると、「EDI受信オーダーの処理」フォームが表示されます。 次のグリッド・フォーマットが使用可能です。
|
インバウンド変更オーダー |
この警告は、正しく処理されていないインバウンド変更オーダーの数を知らせます。 この警告は、状況/照会の改訂プログラム（P47030）に基づいています。 警告をクリックすると、「受信購買オーダー変更の処理」フォームが表示されます。 次のグリッド・フォーマットが使用可能です。
|
新規RMA |
この警告は、ウォッチリストに設定された条件に基づいて、顧客に対して存在する新規返品承認（RMA）の数を知らせます。 この警告は、返品承認の処理プログラム（P40051）に基づいています。 警告をクリックすると、「返品承認の処理」フォームが表示されます。次のフォーム・レイアウトが使用可能です。
次のグリッド・フォーマットが使用可能です。
|
これらのウォッチリスト警告に関連付けられたプログラムの詳細は、『JD Edwards EnterpriseOne Applications受注管理製品ガイド』の次のトピックを参照してください。
関連項目: 『JD Edwards EnterpriseOne Applications EDIデータ・インターフェイス製品ガイド』の「EDI受注オーダー伝票の受信および送信」。
チャート
これらのチャートはEnterpriseOneプログラムに基づいています。デフォルトでは、チャートは提供されているデモ・データに基づくクエリーを使用して表示するように設定されています。これらのクエリーはそれぞれ特定のプログラム・バージョンに関連付けられています。別のクエリーを使用するか、別のプログラム・バージョンを呼び出すには、これらのクエリーを変更するか、要件に厳密に合致する新規クエリーを作成します。
次の表では、「チームの顧客」ページで使用可能なチャートをリストして説明します。
コンポーネント・タイトル |
説明 |
|---|---|
オーダー件数（カスタマ・サービス担当者別）（P4211JGX/W4211JGXE） |
このチャートを使用して、各CSRの遅延受注オーダー行と保留受注オーダー行の数、請求の準備ができているオーダー行の数、およびバックオーダーからリリースする準備ができているオーダー行の数を確認します。 このチャートは、次のテーブルに基づくV4211JGビューを使用します。
このチャート用のクエリーを使用するだけでなく、メニューの次のフィールドに値を入力する必要があります。
|
バックオーダーされた受注オーダー行（品目別）（P42101X/W42101XB） |
このチャートを使用して、各品目のバックオーダー行の数を確認します。このチャートは、受注オーダー入力プログラム（P42101）に基づいています。 |
バックオーダーされた受注オーダー行（顧客別）（P42101X/W42101XA） |
このチャートを使用して、各顧客のバックオーダー行の割合を確認します。このチャートは、受注オーダー入力プログラム（P42101）に基づいています。 |
新規の返品承認（理由別）（P40051X/W40051XA） |
このチャートを使用して、返品承認（RMA）の割合を理由別に確認します。このチャートは、返品承認プログラム（P40051）に基づいています。 このチャート用のクエリーを使用するだけでなく、メニューの次のフィールドに値を入力する必要があります。
|
これらのチャートに関連付けられたプログラムの詳細は、『JD Edwards EnterpriseOne Applications受注管理製品ガイド』の次のトピックを参照してください。
スプリングボード・タスク
タスクを使用して、EnterpriseOneプログラムおよびその他のUX Oneページにアクセスします。これらのタスクは、ページのスプリングボードにあります。
次の表では、「チームの顧客」ページのタスクをリストして説明します。
タスク |
説明 |
|---|---|
自分の顧客 |
このタスクを使用して、自分の顧客プログラム（P42470）の「顧客担当者<自分の名前>」ページにアクセスします。 次のグリッド・フォーマットが使用可能です。
顧客サービス管理者ロールで自分の顧客プログラムにアクセスした後、「オーダー・ガイドによる品目の選択」フォーム用に提供されているいくつかのフォーム・レイアウトから選択できます。次のフォーム・レイアウトが使用可能です。
|
オーダー検討 |
このタスクを使用して、受注オーダー入力プログラム（P42101）のZJDE0017バージョンの「既存オーダーの管理」フォームにアクセスします。 次のレイアウトが使用可能です。
次のグリッド・フォーマットが使用可能です。
|
見積の変換 |
このタスクを使用して、受注オーダー入力プログラム（P42101）のZJDE0018バージョンの「既存オーダーの管理」フォームにアクセスします。 次のフォーム・レイアウトが使用可能です。
次のグリッド・フォーマットが使用可能です。
|
返品承認の検討 |
このタスクを使用して、返品承認プログラム（P40051）のZJDE0003バージョンにアクセスします。 次のフォーム・レイアウトが使用可能です。
次のグリッド・フォーマットが使用可能です。
|
チームの保留オーダー |
このタスクを使用して、「チームの保留オーダー」ページにアクセスします。「チームの保留オーダー」ページでは、顧客サービス担当（CSR）別、担当者別、顧客別および保留コード別の保留オーダーを確認できます。 |
チームの遅延オーダー |
このタスクを使用して、「チームの遅延オーダー」ページにアクセスします。「チームの遅延オーダー」ページでは、CSR別、顧客別および品目別の遅延オーダーを確認できます。 |
チームのバックオーダー |
このタスクを使用して、「チームのバックオーダー」ページにアクセスします。このページでは、顧客サービス担当（CSR）別のリリースされたバックオーダー行、顧客別のバックオーダー行、および品目別のバックオーダー行を確認できます。 |
これらのタスクに関連付けられたプログラムの詳細は、『JD Edwards EnterpriseOne Applications受注管理製品ガイド』の次のトピックを参照してください。
関連項目:
UX One: 「チームの保留オーダー」ページ
「チームの保留オーダー」ページ（P42001X/W42001XB）を使用して、CSR別、担当者別、顧客別および保留コード別の保留受注オーダーを確認します。このページのタスクを使用して、自分の顧客プログラム（P42470）および受注オーダー入力プログラム（P42101）に移動することもできます。
「チームの保留オーダー」ページにアクセスするには、顧客サービス管理者ロールを使用してEnterpriseOneシステムにログインします。このロールを使用してログインすると、「チームの顧客」ページが自動的に表示されます。スプリングボードの「チームの保留オーダー」タスクをクリックし、「チームの保留オーダー」ページにアクセスします。
次の図は、「チームの保留オーダー」ページを表しています。
ウォッチリスト警告
これらの警告はEnterpriseOneプログラムに基づいています。デフォルトでは、警告は提供されているデモ・データに基づくクエリーを使用するように設定されています。これらのクエリーはそれぞれ特定のプログラム・バージョンに関連付けられています。別のクエリーを使用するか、別のプログラム・バージョンを呼び出すには、これらのクエリーを変更するか、要件に厳密に合致する新規クエリーを作成します。さらに、これらのウォッチリストは特定の警告のしきい値および重要なしきい値の値で設定されています。これらの値は要件に合せて変更できます。
次の表では、「チームの保留オーダー」ページで使用可能なウォッチリスト警告をリストして説明します。
ウォッチリスト警告 |
説明 |
|---|---|
保留オーダー |
この警告は、保留中のオーダーの数を知らせます。数に含まれるのは、保留コードがブランクではなく、受注オーダーの「販売先顧客」フィールドの値が担当顧客であるすべての保留オーダーです。 この警告は、保留リリース・プログラム（P43070）のバージョンZJDE0007に基づいています。 警告をクリックすると、「保留オーダーの処理」フォームが表示されます。次のフォーム・レイアウトが使用可能です。
次のグリッド・フォーマットが使用可能です。
|
このウォッチリスト警告に関連付けられたプログラムの詳細は、『JD Edwards EnterpriseOne Applications受注管理製品ガイド』の「オーダーの保留、検討およびリリース」を参照してください。
チャート
これらのチャートはEnterpriseOneプログラムに基づいています。デフォルトでは、チャートは提供されているデモ・データに基づくクエリーを使用して表示するように設定されています。これらのクエリーはそれぞれ特定のプログラム・バージョンに関連付けられています。別のクエリーを使用するか、別のプログラム・バージョンを呼び出すには、これらのクエリーを変更するか、要件に厳密に合致する新規クエリーを作成します。
次の表では、「チームの保留オーダー」ページで使用可能なチャートをリストして説明します。
コンポーネント・タイトル |
説明 |
|---|---|
保留受注オーダー（カスタマ・サービス担当者別）（P4211JGX/W4211JGXB） |
このチャートを使用して、各CSRの保留オーダーの数を確認します。このチャートは、次のテーブルに基づくビューV4211JGに基づいています。
このチャート用のクエリーを使用するだけでなく、メニューの次のフィールドに値を入力する必要があります。
|
保留オーダー（担当者別）（P4209JAX/W4209JAXC） |
このチャートを使用して、各オーダー担当者の保留オーダーの数を確認します。このチャートは、受注オーダー入力プログラム（P42101）に基づいています。 |
保留オーダー（顧客別）（P4209JAX/W4209JAXA） |
このチャートを使用して、各顧客の保留オーダーの割合を確認します。このチャートは、保留オーダー・テーブル（F4209）と受注オーダー見出しファイル（F4201）を結合したビューV4209JAに基づいています。 |
保留オーダー（保留コード別）（P4209JAX/W4209JAXB） |
このチャートを使用して、保留コード別の保留オーダーの割合を確認します。このチャートは、保留オーダー・テーブル（F4209）と受注オーダー見出しファイル（F4201）を結合したビューV4209JAに基づいています。 |
これらのチャートに関連付けられたプログラムの詳細は、『JD Edwards EnterpriseOne Applications受注管理製品ガイド』の「オーダーの保留、検討およびリリース」を参照してください。
スプリングボード・タスク
タスクを使用して、EnterpriseOneプログラムおよびその他のUX Oneページにアクセスします。これらのタスクは、ページのスプリングボードにあります。
次の表では、「チームの保留オーダー」ページのタスクをリストして説明します。
タスク |
説明 |
|---|---|
自分の顧客 |
このタスクを使用して、自分の顧客プログラム（P42470）の「顧客担当者<自分の名前>」ページにアクセスします。 次のグリッド・フォーマットが使用可能です。
顧客サービス管理者ロールで自分の顧客プログラムにアクセスした後、「オーダー・ガイドによる品目の選択」フォーム用に提供されているいくつかのフォーム・レイアウトから選択できます。次のフォーム・レイアウトが使用可能です。
|
オーダー検討 |
このタスクを使用して、受注オーダー入力プログラム（P42101）のZJDE0017バージョンの「既存オーダーの管理」フォームにアクセスします。 次のフォーム・レイアウトが使用可能です。
次のグリッド・フォーマットが使用可能です。
|
保留オーダー・リリース |
このタスクを使用して、保留リリース・プログラム（P43070）のバージョンZJDE0007の「保留オーダーの処理」フォームにアクセスします。 次のフォーム・レイアウトが使用可能です。
次のグリッド・フォーマットが使用可能です。
|
これらのタスクによってアクセスするプログラムの詳細は、『JD Edwards EnterpriseOne Applications受注管理製品ガイド』の次のトピックを参照してください。
オーダーの保留、検討およびリリース
UX One: 「チームの遅延オーダー」ページ
「チームの遅延オーダー」ページ（P42001X/W42001XC）を使用して、CSR別、顧客別および品目別の遅延受注オーダー行を確認します。このページのタスクを使用して、自分の顧客プログラム（P42470）、および受注オーダー入力プログラム（P42101）のバージョンZJDE0015に移動することもできます。
UX One「チームの遅延オーダー」ページにアクセスするには、顧客サービス管理者ロールを使用してEnterpriseOneシステムにログインします。このロールを使用してログインすると、「チームの顧客」ページが自動的に表示されます。スプリングボードの「チームの遅延オーダー」タスクをクリックし、「チームの遅延オーダー」ページにアクセスします。
次の図は、「チームの遅延オーダー」ページを表しています。
ウォッチリスト警告
これらの警告はEnterpriseOneプログラムに基づいています。デフォルトでは、警告は提供されているデモ・データに基づくクエリーを使用するように設定されています。これらのクエリーはそれぞれ特定のプログラム・バージョンに関連付けられています。別のクエリーを使用するか、別のプログラム・バージョンを呼び出すには、これらのクエリーを変更するか、要件に厳密に合致する新規クエリーを作成します。さらに、これらのウォッチリストは特定の警告のしきい値および重要なしきい値の値で設定されています。これらの値は要件に合せて変更できます。
次の表では、チームの遅延オーダーで使用可能なウォッチリスト警告をリストして説明します。
ウォッチリスト警告 |
説明 |
|---|---|
遅延オーダー |
この警告は、まだ出荷されていない受注オーダー行に今日の日付より前の約束出荷日付が指定されている場合に、その行の数を知らせます。 この警告は、受注オーダー入力プログラム（P42101）のバージョンZJDE0015に基づいています。 警告をクリックすると、「既存オーダーの管理」フォームが表示されます。 次のフォーム・レイアウトが使用可能です。
次のグリッド・フォーマットが使用可能です。
|
このウォッチリスト警告に関連付けられたプログラムの詳細は、『JD Edwards EnterpriseOne Applications受注管理製品ガイド』の「カスタマ・サービス担当者用の受注オーダーの入力」を参照してください。
チャート
これらのチャートはEnterpriseOneプログラムに基づいています。デフォルトでは、チャートは提供されているデモ・データに基づくクエリーを使用して表示するように設定されています。これらのクエリーはそれぞれ特定のプログラム・バージョンに関連付けられています。別のクエリーを使用するか、別のプログラム・バージョンを呼び出すには、これらのクエリーを変更するか、要件に厳密に合致する新規クエリーを作成します。
次の表では、「チームの遅延オーダー」ページで使用可能なチャートをリストして説明します。
コンポーネント・タイトル |
説明 |
|---|---|
遅延受注オーダー行（カスタマ・サービス担当者別）（P4211JGX/W4211JGXA） |
このチャートを使用して、まだ出荷されていない受注オーダー行に今日の日付より前の約束出荷日付が指定されている場合に、その行の数を確認します。このチャートは、遅延受注オーダー行をCSR別に示すもので、次のテーブルに基づくビューV4211GJに基づいています。
このチャート用のクエリーを使用するだけでなく、メニューの次のフィールドに値を入力する必要があります。
|
遅延受注オーダー行（顧客別）（P42101X/W42101XD） |
このチャートを使用して、各顧客の遅延受注オーダー行の割合を確認します。このチャートは、受注オーダー入力プログラム（P42101）に基づいています。 |
遅延受注オーダー行（品目別）（P42101X/W42101XC） |
このチャートを使用して、品目別の遅延受注オーダー行の数を確認します。このチャートは、受注オーダー入力プログラム（P42101）に基づいています。 |
これらのチャートに関連付けられたプログラムの詳細は、『JD Edwards EnterpriseOne Applications受注管理製品ガイド』の「カスタマ・サービス担当者用の受注オーダーの入力」を参照してください。
スプリングボード・タスク
タスクを使用して、EnterpriseOneプログラムおよびその他のUX Oneページにアクセスします。これらのタスクは、ページのスプリングボードにあります。
次の表では、「チームの遅延オーダー」ページのタスクをリストして説明します。
タスク |
説明 |
|---|---|
自分の顧客 |
このタスクを使用して、自分の顧客プログラム（P42470）の「顧客担当者<自分の名前>」ページにアクセスします。 次のグリッド・フォーマットが使用可能です。
顧客サービス管理者ロールで自分の顧客プログラムにアクセスした後、「オーダー・ガイドによる品目の選択」フォーム用に提供されているいくつかのフォーム・レイアウトから選択できます。次のフォーム・レイアウトが使用可能です。
|
オーダー検討 |
このタスクを使用して、受注オーダー入力プログラム（P42101）のZJDE0017バージョンの「既存オーダーの管理」フォームにアクセスします。 次のフォーム・レイアウトが使用可能です。
次のグリッド・フォーマットが使用可能です。
|
これらのタスクによってアクセスするプログラムの詳細は、『JD Edwards EnterpriseOne Applications受注管理製品ガイド』の次のトピックを参照してください。
UX One: 「チームのバックオーダー」ページ
「チームのバックオーダー」ページ（P42001X/W42001XD）を使用して、CSR別、顧客別および品目別のバックオーダーされた受注オーダー行を確認します。スプリングボードのタスクを使用して、自分の顧客プログラム（P42470）、およびバックオーダーの検討、状況変更、リリースが可能なプログラムに移動することもできます。
UX One「チームのバックオーダー」ページにアクセスするには、顧客サービス管理者ロールを使用してEnterpriseOneシステムにログインします。このロールを使用してログインすると、「チームの顧客」ページが自動的に表示されます。スプリングボードの「チームのバックオーダー」タスクをクリックし、「チームのバックオーダー」ページにアクセスします。
次の図は、「チームのバックオーダー」ページを表しています。
ウォッチリスト警告
これらの警告はEnterpriseOneプログラムに基づいています。デフォルトでは、警告は提供されているデモ・データに基づくクエリーを使用するように設定されています。これらのクエリーはそれぞれ特定のプログラム・バージョンに関連付けられています。別のクエリーを使用するか、別のプログラム・バージョンを呼び出すには、これらのクエリーを変更するか、要件に厳密に合致する新規クエリーを作成します。さらに、これらのウォッチリストは特定の警告のしきい値および重要なしきい値の値で設定されています。これらの値は要件に合せて変更できます。
次の表では、「チームのバックオーダー」ページで使用可能なウォッチリスト警告をリストして説明します。
ウォッチリスト警告 |
説明 |
|---|---|
バックオーダー |
この警告は、各CSRのバックオーダー品目のある受注オーダー行の数を知らせます。 この警告は受注オーダー入力プログラム（P42101）のZJDE0016バージョンに基づいており、バックオーダー数量が0より大きく、受注オーダーの「販売先顧客」フィールドの値が担当顧客であるオーダー行がすべて表示されます。 警告をクリックすると、「既存オーダーの管理」フォームが表示されます。次のフォーム・レイアウトが使用可能です。
次のグリッド・フォーマットが使用可能です。
|
リリース済バックオーダー |
この警告は、リリースする準備ができているバックオーダーされた受注オーダー行の数を知らせます。 この警告は、スピード・リリース・プログラム（P42040）のバージョンZJDE0002に基づいています。 このチャート用のクエリーを使用するだけでなく、メニューの次のフィールドに値を入力する必要があります。
警告をクリックすると、「販売状況スピード更新の処理」フォームが表示されます。 |
これらのウォッチリスト警告に関連付けられたプログラムの詳細は、『JD Edwards EnterpriseOne Applications受注管理製品ガイド』の「オーダーの保留、検討およびリリース」を参照してください。
チャート
これらのチャートはEnterpriseOneプログラムに基づいています。デフォルトでは、チャートは提供されているデモ・データに基づくクエリーを使用して表示するように設定されています。これらのクエリーはそれぞれ特定のプログラム・バージョンに関連付けられています。別のクエリーを使用するか、別のプログラム・バージョンを呼び出すには、これらのクエリーを変更するか、要件に厳密に合致する新規クエリーを作成します。
次の表では、「チームのバックオーダー」ページで使用可能なチャートをリストして説明します。
コンポーネント・タイトル |
説明 |
|---|---|
リリースされたバックオーダーの受注オーダー行（カスタマ・サービス担当者別）（P4211JGX/W4211JGXD） |
このチャートを使用して、リリース済のバックオーダーされた受注オーダー行の数をCSR別に確認します。 このチャートは、次のテーブルに基づくビューV4211JGに基づいています。
このチャート用のクエリーを使用するだけでなく、メニューの次のフィールドに値を入力する必要があります。
|
バックオーダーされた受注オーダー行（顧客別）（P42101X/P42101XA） |
このチャートを使用して、各顧客に関連付けられている、バックオーダーされた受注オーダー行の割合を確認します。このチャートは、受注オーダー入力プログラム（P42101）に基づいています。 |
バックオーダーされた受注オーダー行（品目別）（P42101X/P42101XB） |
このチャートを使用して、バックオーダーされた受注オーダー行の数を品目別に確認します。このチャートは、受注オーダー入力プログラム（P42101）に基づいています。 |
これらのチャートに関連付けられたプログラムの詳細は、『JD Edwards EnterpriseOne Applications受注管理製品ガイド』の「オーダーの保留、検討およびリリース」を参照してください。
スプリングボード・タスク
タスクを使用して、EnterpriseOneプログラムおよびその他のUX Oneページにアクセスします。これらのタスクは、ページのスプリングボードにあります。
次の表では、「チームのバックオーダー」ページのタスクをリストして説明します。
タスク |
説明 |
|---|---|
自分の顧客 |
このタスクを使用して、自分の顧客プログラム（P42470）の「顧客担当者<自分の名前>」ページにアクセスします。 次のグリッド・フォーマットが使用可能です。
顧客サービス管理者ロールで自分の顧客プログラムにアクセスした後、「オーダー・ガイドによる品目の選択」フォーム用に提供されているいくつかのフォーム・レイアウトから選択できます。次のフォーム・レイアウトが使用可能です。
|
オーダー検討 |
このタスクを使用して、受注オーダー入力プログラム（P42101）のZJDE0016バージョンの「既存オーダーの管理」フォームにアクセスします。 次のグリッド・フォーマットが使用可能です。
|
バックオーダー・リリース（オンライン） |
このタスクを使用して、バックオーダー・リリース（オンライン）プログラム（P42117）の「バックオーダーの処理」フォームにアクセスします。 |
リリース済バックオーダー |
このタスクを使用して、状況コードの更新プログラム（P42040）の「販売状況スピード更新の処理」フォームにアクセスします。 |
これらのタスクによってアクセスするプログラムの詳細は、『JD Edwards EnterpriseOne Applications受注管理製品ガイド』の次のトピックを参照してください。