Oracle Instant Clientのダウンロード、インストールおよび構成
これらのステップを実行して、Oracle Instant Clientをダウンロードおよびインストールし、Autonomous Databaseのクライアント資格証明をダウンロードして、Oracle Instant Clientで使用できるようにします。
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使用しているシステムのOSおよびアーキテクチャ用のOracle Instant Client Basicパッケージをダウンロードしてインストールします:
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Oracle Linux:
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Instant Clientチャネルを有効にします:
yum -y install oracle-release-el7
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Instant Client 19.3 Basicパッケージをダウンロードしてインストールします:
yum -y install oracle-instantclient19.3-basic
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その他のOSesおよびアーキテクチャ:
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「Oracle Instant Clientのダウンロード」ページに移動し、使用しているシステムのOSおよびアーキテクチャ用のダウンロードを選択します。
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ダウンロード・ページで、Oracle Technology Networkライセンス契約に同意し、最新バージョンのBasicパッケージをダウンロードしてから、ダウンロード・ページの下部にある指示に従ってインストールします。
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データベースのクライアント資格証明を含むzipファイルをコンピュータ上の安全なディレクトリにダウンロードします。
このzipファイルは、Oracle Cloudコンソールのデータベースの「詳細」ページからダウンロードできます。このページへのアクセスを許可するOracle Cloudユーザー・アカウントを持っている場合は、次のように資格証明をダウンロードします。そのようなアカウントがない場合は、データベースの管理者からzipファイル、およびzipファイルの保護に使用されたパスワードを取得する必要があります。
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WebブラウザでOracle Cloudにログインし、Autonomous Databaseの詳細ページに移動します。
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「DB接続」をクリックします。
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「Database Connection」ページで、「Download」をクリックします。
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「Download Wallet」ダイアログで、「Password」フィールドにウォレット・パスワードを入力し、「Confirm Password」フィールドでパスワードを確認します。
パスワードは8文字以上の長さで、少なくとも1つの文字と、1つの数字または1つの特殊文字を含める必要があります。
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「ダウンロード」をクリックして、クライアント資格証明zipファイルを安全なディレクトリに保存します。
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zipファイルをダウンロードした後は、次のステップに従います:
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クライアント資格証明zipファイルを解凍します。
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クライアント資格証明内に提供されている
sqlnet.ora
ファイルを編集し、"?/network/admin"
を、クライアント資格証明の解凍先ディレクトリのフルパスに置き換えます。例: 変更前:(DIRECTORY="?/network/admin")
変更後:
(DIRECTORY="/users/jdoe/adbcredentials")
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TNS_ADMIN
環境変数を作成し、その値をクライアント資格証明の解凍先ディレクトリのフルパスに設定します。
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