DBシステムの診断収集の管理

この記事では、DBシステムの診断収集を編集するための詳細および手順について説明します。

診断収集および通知の機能により、Oracle Cloud Operationsおよびユーザーは、ゲストVMの問題を迅速かつ効果的に特定、調査、追跡および解決できます。イベントをサブスクライブすると、リソースの状態変化に関する通知を受けることができます。この機能はいつでも有効または無効にできます。

診断イベント: クリティカル、警告、エラーおよび情報イベントの収集および公開がOracleに許可されます。詳細は、データベース・サービス・イベントに関する項を参照してください。

インシデント・ログおよびトレース収集: 障害診断や問題解決を可能にするために、Oracleがインシデント・ログおよびトレースを収集することを許可します。詳細は、インシデント・ログおよびトレース・ファイルを参照してください。

一般情報

  • イベントおよびログ・ファイルのリストが将来変わる可能性があることを理解した上でオプト・インします。この機能はいつでもオプト・アウトできます。
  • 診断イベントおよびヘルス・モニタリングを無効にすると、オプトアウトした時点からのデータ/イベントの収集および通知のみが禁止されます。ただし、履歴データはOracle Cloud Operationsデータ・リポジトリからパージされません。
  • 以前にインシデント・ログおよびトレース・ファイルの収集にオプト・インした後、Oracle Cloud Operationsでログ収集ジョブが実行されるタイミングでオプト・アウトすることにした場合、ジョブは実行され、取り消されません。ただし、後続のログ収集は、インシデント・ログおよびトレース・ファイル収集オプションに再度オプトインするまで行われません。
  • Oracle Cloud操作表示のヘルス・モニタリングの有効化診断収集は、Oracle Base Database Serviceでは使用できません。

手順

  1. 「DBシステム」リスト・ページで、操作するDBシステムを選択します。リスト・ページまたはDBシステムの検索に関するヘルプが必要な場合は、DBシステムのリストを参照してください。
  2. 「DBシステム情報」タブの「一般情報」セクションに、「診断収集」ステータスが表示されます。ステータスは次のいずれかになります:
    • 有効: 診断イベントとインシデント・ログおよびトレース・ファイル収集の両方がオプト・インされます。
    • 無効: 診断イベントとインシデント・ログおよびトレース・ファイル収集の両方がオプト・アウトされます。
    • 一部有効: 診断イベント、インシデント・ログおよびトレース・ファイル収集のいずれかがオプト・インされます。
  3. 「診断収集」ステータスの横にある「編集」ボタンを選択します。
  4. 「診断収集設定の編集」パネルが表示されます。
  5. 次のオプションから、要件に従って「診断収集」を選択します。使用可能なすべてのオプションの選択を解除すると、診断収集および通知が無効になります。
    • 診断イベントの有効化: 有効にし、Oracleがクリティカル・イベント、警告イベントおよび情報イベントに関する障害通知を収集して送信できるようにします。
    • インシデント・ログおよびトレース収集の有効化: インシデント・ログおよびトレース収集を有効にし、Oracleがイベント通知を受信し、障害診断および問題解決のためにインシデント・ログおよびトレースを収集できるようにします。
  6. 「保存」を選択します。