オーダラ・ノードの属性
注文者ノードは、ピア・ノードからトランザクションを収集し、それらをまとめて、ブロックチェーン・レジャーに送信します。ノードの属性により、ネットワーク上でのノードのパフォーマンスおよび動作が決まります。
ノードの属性を変更できます。User権限を付与されている場合は、ノードの属性を表示できます。
表A-3 オーダラ・ノード — 一般属性
属性 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
Orderer ID | これは、ノードの作成時にOracle Blockchain Platformによってノードに割り当てられた識別子または名前です。 | オーダラ<number-partition> |
ローカルMSP ID | これは、組織に割り当てられたMSP IDです。このIDは変更できません。 | NA |
リスニング・ポート | これは、Oracle Blockchain Platformによってノードに割り当てられたリスニング・ポートです。ポート番号は変更できません。 | 組織固有です。 |
ログ・レベル | ノードに使用するログ・レベルを指定します。Oracleでは、開発またはテストにDEBUGを使用することを推奨しています。また、本番にはERRORを使用します。 | INFO |
表A-4 オーダラ・ノード — 拡張属性 — Raft/クラスタ・タブ
属性 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
SendBufferSize | エグレス・バッファ内のメッセージの最大数。バッファがいっぱいになると、コンセンサス・メッセージは削除され、トランザクション・メッセージは領域が解放されるのを待機します。 | 10 |
DialTimeout (秒) | 接続試行が失敗したとみなされるまでの最大時間。 | 5 |
RPCTimeout (秒) | RPC試行が失敗したとみなされるまでの最大時間。 | 7 |
Replication/BufferSize (バイト) | 他のクラスタ・ノードからのブロック・レプリケーションに使用される各インメモリー・バッファに割当て可能な最大バイト数。 | 20971520 |
Replication/BackgroundRefreshInterval (分) | このノードが追加された既存のチャネル、またはこのノードが過去にレプリケートに失敗したチャネルをレプリケートする、連続する2回の試行間隔。 | 5 |
Replication/RetryTimeout (秒) | 連続する2回の試行の間にオーダリング・ノードが待機する最大期間。 | 5 |
Replication/PullTimeout in (秒) | ブロックが中断されるまでに、オーダリング・ノードがブロックの受信を待機する最大期間。 | 5 |
Consensus/EvictionSuspicion (分) | ノードにこの期間リーダーがなかった場合に、ノードが自身の追出しの疑いを開始するしきい値。 | 2 |