パイプライン・リソースの作成
接続の作成
OCI GoldenGateパイプラインは現在、専用エンドポイントを持つOracle Autonomous Databasesのみをサポートしています。最適な結果を得るには、ソース・データベースとしてAutonomous Transaction Processingを使用し、ターゲット・データベースとしてAutonomous Data Warehouseを使用します。
パイプラインを作成する前に、まずソース・データベースおよびターゲット・データベースへの接続を作成してください。Oracle Autonomous Databasesへの接続を参照してください。
パイプラインの作成
始める前に:
次を確認します:
- ZeroETLミラー化による主キーの問題を回避するために、データベース表全体で行の一意性をレビューおよび構成します。主キーは、データベース表のレコードまたは行を一意に識別します。「ソース表とターゲット表での行の一意性の保証」を参照してください。
- ターゲット・データベースの管理権限を持つユーザーとして、GGADMINユーザーにZeroETLミラー化のための次の権限を付与します。
GRANT DWROLE TO GGADMIN GRANT DATAPUMP_CLOUD_EXP TO GGADMIN GRANT DATAPUMP_CLOUD_IMP TO GGADMIN GRANT EXECUTE ON DBMS_CLOUD_ADMIN TO GGADMIN GRANT CREATE DATABASE LINK TO GGADMIN
- ソース・データベースの
DBA_GOLDENGATE_SUPPORT_MODE
ビューで、データベース内の表に対するOracle GoldenGate取得プロセス・サポートのレベルに関する情報を表示します。 - GoldenGateパイプラインの最小限必要なポリシーを追加します。
- パイプラインに使用しているソースおよびターゲット接続には、専用エンドポイントがあります。
パイプラインを作成するには:
マッピング・ルールの追加
マッピング・ルールをプレビュー、追加または削除するには:
- 「パイプライン情報」ページで、「マッピング・ルール」を選択します。
- 「マッピング・ルール」リストでは、現在のマッピング・ルールを確認または編集し、次の操作を実行できます。
- プレビュー: マッピング・ルールがレプリケーションに含まれるスキーマおよび表にどのように影響するかを確認します。
- 追加: 含める、または除外する表およびスキーマを識別します。オブジェクト名の任意の部分のかわりに、完全修飾オブジェクト名またはワイルドカードを使用できます。詳細は、「データベース・オブジェクト名でのワイルドカードの使用」を参照してください。
- 削除: マッピング・ルールを削除します。
パイプライン・ログの有効化
- 「パイプライン」ページで、ロギングを有効にするパイプラインを選択します。
- 「パイプラインの詳細」ページで、「ログ」を選択します。
- パイプライン・ログのリストで、「クリティカル・イベント」の「アクション」メニューから「ログの有効化」を選択します。
- 「ログの有効化」パネルで:
ステータスがアクティブになるまで待ちます。
既知の問題
ターゲット・データベースのタイムゾーン・ファイルのバージョンがソース・データベースより低い場合、Oracle Data Pumpは失敗します。
パイプライン・オプション「レプリケーションを開始する前に既存のデータをターゲット・データベースにコピー」では、Oracle Data Pumpが使用されます。ターゲット・データベースのタイムゾーン・ファイルのバージョンがソース・データベースのバージョンより低い場合、Oracle Data Pumpは失敗します。
回避策: これを回避するには、ターゲット・データベースのタイムゾーン・バージョンをアップグレードする必要があります。Autonomous Databaseでのタイムゾーン・ファイルの更新の管理を参照してください。