ZeroETLミラー・パイプラインを使用したデータのミラー化
ZeroETLミラー・パイプラインを使用して、Autonomous Transaction ProcessingからAutonomous Data Warehouseにデータをミラー化する方法について学習します。
開始する前に
次を確認します:
- ZeroETLミラー化による主キーの問題を回避するために、データベース表全体で行の一意性をレビューおよび構成します。主キーは、データベース表のレコードまたは行を一意に識別します。「ソース表とターゲット表での行の一意性の保証」を参照してください。
- ターゲット・データベースの管理権限を持つユーザーとして、GGADMINユーザーにZeroETLミラー化のための次の権限を付与します。
GRANT DWROLE TO GGADMIN; GRANT DATAPUMP_CLOUD_EXP TO GGADMIN; GRANT DATAPUMP_CLOUD_IMP TO GGADMIN; GRANT EXECUTE ON DBMS_CLOUD_ADMIN TO GGADMIN; GRANT CREATE DATABASE LINK TO GGADMIN;
- ソース・データベースの
DBA_GOLDENGATE_SUPPORT_MODE
ビューで、データベース内の表に対するOracle GoldenGate取得プロセス・サポートのレベルに関する情報を表示します。 - GoldenGateパイプラインの最小限必要なポリシーを追加します。
- パイプラインに使用しているソースおよびターゲット接続には、専用エンドポイントがあります。
タスク1: 接続の作成
最初に、ソース・データベースとターゲット・データベースの接続を作成します。OCI GoldenGateパイプラインは、現在、mTLS認証を使用したOracle Autonomous Database接続をサポートしています。
- 接続を作成する前に、Oracle GoldenGate 23ai用のデータベースを準備してください。
- Autonomous Databaseへの接続の作成。
タスク3: マッピング・ルールの追加
マッピング・ルールを使用すると、ソース表およびスキーマのデフォルトの1対1マッピングをターゲットに変更できます。
マッピング・ルールをプレビュー、追加または削除するには:
- 「パイプライン情報」ページで、「マッピング・ルール」を選択します。
- 「マッピング・ルール」リストでは、現在のマッピング・ルールを確認または編集し、次の操作を実行できます。
- プレビュー: マッピング・ルールがレプリケーションに含まれるスキーマおよび表にどのように影響するかを確認します。
- 追加: 含める、または除外する表およびスキーマを識別します。オブジェクト名の任意の部分のかわりに、完全修飾オブジェクト名またはワイルドカードを使用できます。詳細は、「データベース・オブジェクト名でのワイルドカードの使用」を参照してください。
- 削除: マッピング・ルールを削除します。