Azure Data Lake Storageへの接続
OCI GoldenGateでターゲットとして使用するAzure Data Lake Storageへの接続の作成について学習します。
ノート:
Azure Entra ID認証を使用してプライベート・エンドポイントでAzure Storage (ADLS)に接続する場合、OCI GoldenGateではOracle Services Network (OSN) NAT Gatewayを使用して、Azure Storage Entra ID認証に必要なトークンを取得することに注意してください。サポート・リクエストを作成して、OCIリージョンのGoldenGate Service NAT GatewayのパブリックIPアドレスを取得し、そのIPアドレスをAzure VNetルールでホワイトリストに登録できます。開始する前に
接続を作成する前に、次のことを確認します。
- OCI GoldenGateがソースおよびターゲットに接続する方法を確認します。
- シークレットの使用、ボールトの使用、シークレット・バンドルの読取りなど、セキュアなVaultおよびシークレット・アクセスを有効にするために必要なポリシーを構成します。詳細は、最小推奨ポリシーを参照してください。
接続の作成
Azure Data Lake Storage接続を作成するには
接続が作成されると、「接続」リストに表示されます。接続をデプロイメントに割り当てて、データ・レプリケーションで使用するようにしてください。
接続の問題のトラブルシューティング
ほとんどのAzure Data Lake Storage接続の問題は、Azure Data Lake Storageプライベート・エンドポイント構成が原因で発生します。
Replicatレポート・ファイルで発生する可能性のある、接続に関連する一般的なエラー・メッセージは次のとおりです。
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=ERROR 2023-08-04 07:23:08.000008 [main] - Exception during initialisation of Azure blob service client for account[ociggtest]. com.azure.storage.blob.models.BlobStorageException: Status code 400, "{"error":{"code":"InvalidUri","message":"The request URI is invalid. -
=ERROR 2023-08-01 20:23:24.000861 [main] - The Event Handler Framework failed to initialise. -
=ERROR 2023-08-04 08:13:30.000477 [main] - Exception during initialization of Azure blob service client for account[ociggtest]. com.azure.storage.blob.models.BlobStorageException:Status code 403, "<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?><Error><Code>AuthorizationFailure</Code><Message>This request is not authorized to perform this operation.
Azure Data Lake Storageプライベート・エンドポイントを使用し、接続またはレプリケーション(あるいはその両方)に問題がある場合は、次のことを確認してください:
- OCI - Azure Interconnectの詳細を確認します。ステップバイステップ・ガイド: Oracle Cloud InfrastructureとMicrosoft Azureの相互接続を参照してください。
- プライベート・エンド・ポイントを使用したOCI GoldenGate ADLS接続のステップの概要に従います
- ターゲット・サブリソースBLOBを使用して、AzureでADLSプライベート・エンドポイント接続を構成します。OCI GoldenGateはBLOBのみをサポートしているため、dfsまたはその他のサブリソース・タイプで構成されている場合、接続は失敗します。