Essbaseアプリケーションおよびユーザーの移行の準備

アプリケーションをEssbase 26aiに移行する場合、独立したEssbaseデプロイメントから移行する場合、またはマーケットプレイス・デプロイメントを介してOCI上のEssbaseに移行する場合の考慮事項と要件を次に示します。

考慮事項と要件

  • ライフサイクル管理(LCM)のインポートおよび移行ユーティリティのインポートは、フェデレーテッド・パーティションの移行をサポートしていません。フェデレーテッド・パーティションは、26aiから26aiへの移行後に手動でターゲットに再作成する必要があります。

  • Essbaseコマンド行インタフェース(CLI)を使用すると、デプロイメント間およびリリース間でソース・アプリケーションとアーティファクトを移行できます。

  • 独立デプロイメントで、多数のアプリケーションがあり、LCMの使用がアプリケーションのエクスポートに適していない場合、単一のShared Servicesインスタンスへの複数のEssbaseインスタンスの移行を参照してください。

  • 移行ユーティリティを使用したエクスポートとインポートは、EssbaseインスタンスがEPM Shared Servicesモードで構成されている場合、アプリケーションの移行をサポートしません。その場合はCLIでLCMのエクスポートおよびインポートのコマンドを使用する必要があります。

  • アプリケーションまたはデータベースがLCMインポートを使用して再作成された後に、以前のバックアップからアプリケーションまたはデータベースを復元することはサポートされていません。

  • 移行ツールを使用する前に、グローバル変数、電子メール構成設定およびファイル・スキャナ設定をターゲット・インスタンスに設定する必要があります。
  • Oracle Identity Cloud Serviceのロールは、Essbaseではサポートされていません。

  • 移行ユーティリティでは、すべてのEssbaseアプリケーションに加えて、ユーザーおよびグループを組込みLDAP (またはIdentity Cloud Service)からIdentity Cloud Serviceに移行できます。

  • ユーザーおよびグループをLDAPソースからEssbaseインスタンスに移行する場合、Identity Cloud Serviceではネストされたグループはサポートされない。したがって、移行ユーティリティを使用する場合、他の親グループへのグループの関連付けは、LDAPソース・インスタンスからIdentity Cloud Serviceのターゲットに移行されません。

  • ソース環境にソース環境と同じ名前で存在するユーザーまたはグループは、ターゲットで更新されることはありません。

  • CLIまたは移行ユーティリティを実行するには、Essbaseのデプロイおよび設定時に、最初のEssbaseサービス管理者になるようプロビジョニングしたOCI Identity and Access Management (IAM)またはOracle Identity Cloud Service (IDCS)ユーザーを使用します。

  • SSL接続のために移行ツールを実行する場合は、ホスト(-Dhttps.proxyHost)およびポート(-Dhttps.proxyPort)のプロキシー設定をコマンドラインに含めます。

  • アウトラインの動的なメンバー、およびディメンションおよびメンバーの動的な計算の実行に解決順序を適用します。ディメンションとメンバーの解決順序は、それらの計算の優先度を示すように調整します。解決順序は柔軟性が高いため、2パス計算を使用するよりもお薦めです。ディメンションやメンバーの解決順を設定することも、Essbaseのデフォルトの解決順を使用することもできます。設定できる最小の解決順は0で、最大は127です。解決順の値が大きいと、メンバーが計算されるのは後になります。たとえば、解決順が1のメンバーは、解決順が2のメンバーより前に解決されます。ハイブリッド・モードでの解決順序に関する項を参照してください。

  • タイプ指定がメジャーのキューブに対するフリーフォーム・データのエクスポートおよびインポートは、26aiでは動作が異なります。最新の情報は、テキストおよびデータのメジャーのロード、クリーニングおよびエクスポートに関する項を参照してください。

必須ユーザー・ロール

  • エクスポートの場合: 作成されたアプリケーションに対するアプリケーション・マネージャ。さらに、次のロールはLCMコマンドとCLIを使用可能です: すべてのアプリケーションに対するサービス管理者。パワー・ユーザーが作成したすべてのアプリケーションに対するパワー・ユーザー。

  • インポートの場合: パワー・ユーザーまたはサービス管理者。インポート中に新しいアプリケーションを作成する場合。「パワー・ユーザー」ロールを使用する場合、ターゲット・アプリケーションは移行で使用したパワー・ユーザーが所有します。