Oracle Content Managementルート・フォルダの作成
次の項は、このOCM統合を公開するOracle Sales and Serviceビジネス・オブジェクトに固有です。この例では、商談を使用しますが、すべてのビジネス・オブジェクトは、サービス・リクエスト、キャンペーン、イベントなどのこれらのステップを使用して更新できます。Oracle Sales and Serviceアプリケーションで作成された(例として)商談ごとに、対応するサブフォルダが、指定したOCMルート・フォルダの下に作成されます。
このユーザーは作成されるすべてのOCM商談フォルダにフル・アクセス権を持つため、この統合には一意のOCMエンタープライズ・ユーザーを作成する必要があります。このユーザーは、統合ユーザーと呼ばれます。
セキュリティ設定の構成
Oracle Sales and ServiceアプリケーションでOCM埋込みコンテンツを公開できるようにするには:
図security.pngの説明
- 統合ユーザーとしてOracle Content Managementにサインインします。
- 左側のナビゲーション・メニューで、「ADMISTRATION」、「システム」の順にクリックします。
ノート:
ナビゲーション・メニューで「システム」オプションを使用できない場合、現在のユーザーにはコンテンツ管理者権限がありません。 - メイン・ページの「システム」の右側にあるドロップダウン・メニューから「セキュリティ」を選択します。
- 「埋込みコンテンツ」セクションで、「他のドメイン内のOracle Content Managementからの埋込みコンテンツの表示を許可」が有効になっていることを確認します。
- 「許可されるドメイン」フィールドに、この統合で使用されるOracle Sales and ServiceアプリケーションのURL (
fusionServer.com
など)を追加します。リストに他のサーバーがすでに存在する場合は、このサーバーをスペースなしでカンマで区切って末尾に追加します。 - 「保存」をクリックします。
ルートフォルダの作成
各商談に固有の子フォルダの場所として使用されるOCMルート・フォルダを作成するには:
図createfolder1.pngの説明
- 左側のナビゲーション・メニューで、「COLLABORATION」、「ドキュメント」の順にクリックします。
ノート:
ナビゲーション・メニューで「ドキュメント」オプションを使用できない場合、現在のユーザーはエンタープライズ・ユーザーではありません。 - ページの右側にある「作成」をクリックし、次のフィールドに入力します。
- 「フォルダの作成」ダイアログの「名前」フィールドで、フォルダの名前(「商談」など)を指定します。
- 「説明」フィールドに、「特定の商談フォルダを含むルート・フォルダ」というテキストを入力します。
- 「作成」をクリックします。
- 作成したばかりのフォルダのOCMルート・フォルダIDを取得します。
- 「Oracle Sales and Service Opportunities」フォルダを選択します。
- ブラウザURLで見つかった一意のフォルダIDを保存します。これは、後でOracle Salesとサービスの統合構成中にOCMRootFolderIdとして使用されるためです(F572711F9E557436A646AEC295F044A3C39B0など)。