サンプル・アプリケーションの準備

SDK for Android Applicationsは、Androidアーカイブ・ライブラリ(AAR)ファイルとして使用できます。このファイルは、Androidアプリケーションでライブラリとしてロードする必要があります。Oracle Identity Cloud ServiceコンソールからSDK for Androidアプリケーションをダウンロードした後、Android開発環境を設定できます。

サンプル・モバイル・アプリケーションでのAndroidアプリケーション用のSDKのロード

「ダウンロード」ページには、Oracle Identity Cloud Serviceコンソールからアクセスできます。このページでは、SDK for Androidアプリケーションをダウンロードできます。

  1. Oracle Identity Cloud Serviceコンソールで、ナビゲーション・ドロワーを開き、「設定」「ダウンロード」の順に選択します。ダウンロードするファイルのリストが表示されます。
  2. Androidアプリケーション用SDK「ダウンロード」をクリックし、zipファイルをローカル・コンピュータに保存します。
  3. SDK for Android Applications.zipファイルを開き、IDCS-SDK-for-Android.aarファイルを見つけ、サンプル・アプリケーションのライブラリ・フォルダ([SAMPLE_APP_FOLDER]\app\libsなど)にこのファイルを抽出します。

    サンプル・アプリケーションのソース・コード構造は、次の例のようにする必要があります。zipファイルの名前は異なる場合があります。

    [SAMPLE_APP_FOLDER]\
      ...
      app\
        build\
        libs\
          IDCS-SDK-for-Android.aar
        src\
      gradle\

サンプル・アプリケーションを使用した開発環境の設定

SDK for Androidアプリケーションをダウンロードした後、Android Studioを使用して開発環境を設定できます。

  1. Android Studioを起動します。
  2. Android StudioインストールにAndroid APIレベル24がインストールされていることを確認するには、「構成」をクリックし、「SDK Manager」をクリックします。
    「デフォルト設定」ウィンドウが表示されます。「SDKプラットフォーム」タブには、インストールに使用できるAndroid APIレベルがリストされます。「SDKツール」タブには、インストールされているSDKビルド・ツールのバージョンが表示されます。
  3. 「既存のAndroid Studioプロジェクトを開く」をクリックし、サンプル・アプリケーション・フォルダを選択して「OK」をクリックします。