仮想クラウド・ネットワークの作成(VCN)
仮想クラウド・ネットワーク(VCN)を作成して、カスタマイズ可能なプライベート・クラウド・ネットワークを提供します。
VCNとその機能を手動で作成するか、ネットワーキング・クイックスタート・オプションを使用して、必要なゲートウェイ、パブリック・サブネット、プライベート・サブネット、ルーティング表およびセキュリティ・リストでVCNを設定できます。
必要に応じて、サブネットおよびセキュリティ・ルールを追加できます。たとえば、機能サービス用にプロビジョニングされたプライベート・サブネットを使用し、データベースを格納するための別のプライベート・サブネットを作成できます。
ウィザードを使用した仮想クラウド・ネットワークの作成
事前定義済のワークフローを使用して、インターネット接続性を持つ仮想クラウド・ネットワーク(VCN)を迅速に作成できます。
ウィザードでは、次の要素を含む仮想クラウド・ネットワークが作成されます。
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VCNのインターネット・ゲートウェイ、NATゲートウェイおよびサービス・ゲートウェイ
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インターネット・ゲートウェイへのルーティングを含むリージョナル・パブリック・サブネット
パブリック・サブネット内のインスタンスは、オプションでパブリックIPアドレスを持つことができます。
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NATゲートウェイおよびサービス・ゲートウェイ(したがってOracle Services Network)へのルーティングを含むリージョナル・プライベート・サブネット
プライベート・サブネット内のインスタンスは、パブリックIPアドレスを持つことはできません。
- SSHアクセスを含む2つのサブネットの基本的なセキュリティ・リスト・ルール
ウィザードを使用して仮想クラウド・ネットワークを作成するには:
- コンソールで、ページ上部の「Oracle Cloud」アイコンをクリックして、コンソールのホームページに移動します。
- ネットワーキングのクイック・アクションをクリックします:ウィザードを使用してネットワークを設定します。
- 「インターネット接続性を持つVCN」を選択して、「ワークフローの起動」をクリックします。
- VCNのわかりやすい名前を指定します。一意である必要はありませんが、後でコンソールで変更することはできません(ただし、APIを使用して変更することはできます)。機密情報を入力しないでください。
- デフォルトのコンパートメントを使用するか、別のコンパートメントを選択してください。
- VCNおよびサブネットにリストされているデフォルトCIDRブロックを使用するか、別の範囲を指定します。
- 「次へ」をクリックします。
- 情報を確認して「前」をクリックすると変更が行われ、「作成」をクリックするとVCNが作成されます。