PeopleSoftアプリケーションのOracle Cloud Infrastructureスタック・モニタリングの構成について

Oracle Cloud Observability and Management Platformによるスタック・モニタリングでは、アプリケーションとその基礎となるアプリケーション・スタック(アプリケーション・サーバーやデータベースなど)を予防的にモニターできます。プロセスは、アプリケーション・トポロジを含むすべてのアプリケーション・コンポーネントを検出することから始まります。検出されると、これらのすべてのコンポーネントのステータス、ロード、レスポンス、エラーおよび使用状況のメトリックが自動的に収集されます。

このドキュメントでは、アプリケーション・サーバー、Webサーバー、コンテナおよびプラガブル・データベース(CDBおよびPDB)サーバーなど、PeopleSoftアプリケーションのOracle Cloud Observability and Management Platformスタック・モニタリングの構成方法について説明します。このユースケースは、PeopleSoftおよび単一ノードで実行されているデータベースに適用されます。Oracle Cloud Infrastructure (OCI)マーケットプレイス・アプリケーションからデプロイされています。

製品バージョンについて

このソリューションは、Gen 1でサポートされているバージョンと同じバージョンをサポートしているため、PeopleTools 8.56以降に基づくPeopleSoftアプリケーションがサポートされます(このソリューションは、PeopleToolsバージョン8.59でテストされました)。公式には、このソリューションには次の製品およびサービスバージョンが必要です。

  • PeopleSoft FSCM 9.2イメージの更新45
  • PeopleTools 8.59.14
  • Oracle Database 19.3.0.0
  • Elasticsearch 7.10.0
  • Kibana 7.10.0
  • ログスタッシュ7.10.0
  • Oracle Linux 7.9

このソリューションを完了するためのステップの確認

スタック・モニタリングのPeopleSoftコンポーネントの検出を完了するには、次を実行する必要があります。

  1. 動的グループおよびポリシーを作成します。
  2. 管理エージェントをインストールし、プラグインをデプロイします。
  3. コンテナ・データベースおよびプラガブル・データベースを検出します。
  4. PeopleSoftを検出します。
  5. 検出後のタスクを完了します。