Oracle Content Management統合のセキュリティ戦略について
Oracle Content Management統合では、認可および認証されたユーザーのみに機密データへのアクセス権を付与する必要があります。
Oracle Content Managementと連携するようにアプリケーションを設計する場合は、次のことを考慮してください。
- 通常、Oracle Content Managementユーザーには、統合を介して作成されるすべてのフォルダおよびドキュメントに対する作成、読取り、書込みおよび削除に関する完全なアクセス権があります。したがって、ユーザーの資格証明は安全に処理する必要があります。
- Oracle Content ManagementのAppLink機能を使用する場合は、Oracle Salesなどの統合SaaSサービスのフォルダ・ビューを、アプリケーションの機能に必要なビューのみに制限します。
- デフォルトでは、Webトラフィックにはポート443でHTTPSを使用する必要があります。
- Oracle Content Managementユーザー・インタフェースをiFrameとして別のSaaSアプリケーション(Oracle Salesなど)に埋め込む場合、SaaSサーバーのシンボリックURLからWebコンテンツを生成し、iFrame内のHTML5準拠ページを使用します。