カスケード・スタンバイ・リージョンでのOCIロード・バランシングのプロビジョニングおよび構成
OCIロード・バランシングは、複数のWebサーバーにトラフィックを分散します。ロード・バランサは、他のリソースと同様に仮想リソースとしてプロビジョニングします。Oracle MAAでは、ロード・バランサを独自のサブネット(プライベートまたはパブリック)にプロビジョニングすることをお薦めします。
PeopleSoftのOCI Load Balancerの前提条件が満たされていることを確認します
OCI Load Balancerをプロビジョニングする前に、2番目のリージョンの各中間層で次の構成が正しいことを確認してください。
OCI Load Balancerのプロビジョニング
Oracle Cloud Infrastructure (OCI)ロード・バランサをカスケード中間層用にプロビジョニングします。次に、概要を示します。詳細は、OCIドキュメントのOracle Cloud Infrastructure Load Balancerを参照してください。
OCI Load BalancerでのSSL終了用のPeopleSoftの構成
新しいSSLで終了したロード・バランサを使用するようにPeopleSoftを構成します。この構成は、動的に生成されたURLリダイレクトでhttpsプロトコルが使用されるようにするために必要です。現在のPeopleSoft Internet Architecture (PIA) Webプロファイルをコピーし、SSL構成を使用するように調整します。
この時点で、https://load balancer alias name.VCN domain/ psc/ps//?cmd=login&languageCd=ENG
のようなURLを使用して、OCI Load Balancerを介してPeopleSoftアプリケーションにログインできる必要があります。
サンプル環境のURLは、 https://psfthcm.appprivatesu.ebscloudmaavcn.oraclevcn.com/psc/ps//?cmd=login&languageCd=ENG
です。