移行されたデータを受け入れるためのクラウド内のサービスの準備
アカウントにソース・データベースの公開キーを追加し、データを格納するストレージ・バケットを作成し、互換性のあるデータベースをリージョンにプロビジョニングし、ソース・データベースのウォレットをクラウドの新しいデータベースにコピーして、移行されたデータを受け入れるようにOracle Cloud Infrastructureアカウントを準備します。
Oracle Cloud Infrastructureアカウント・プロファイルへの公開キーの追加
ソース・データベースで作成したウォレット公開キーをOracle Cloud Infrastructureアカウントに追加します。公開キーは、Oracle Cloud Infrastructure Object Storageへのアクセスに使用されます。
オブジェクト・ストレージでのバケットの作成
バケットは、データの格納および編成に使用されます。作成したバケットは、Oracle Cloud Infrastructure Object Storageにバックアップされるデータのコンテナになります。
Oracle Cloud Infrastructureへのデータベースのプロビジョニング
Oracle Cloud Infrastructureで互換性のあるデータベースをプロビジョニングします。データベースはベア・メタルまたは仮想マシンのいずれかですが、バージョンはソース・データベースと同じバージョン以上である必要があります。
クラウドのコンテナ・データベース(CDB)またはシステム識別子(SID)名は、ソース・データベースのCDBまたはSID名と同じである必要があります。データベース・システムのタイプおよびプロビジョニングされるノードの数によっては、データベース・システムのプロビジョニングに1時間以上かかる場合があります。
開始する前に、コンパートメントに、データベース・システムをプロビジョニングするためのプライベート・サブネットを持つVirtual Cloud Network (VCN)が設定されている必要があります。データベースにアクセスするには、VCN内のパブリック・サブネットに要塞ホストをプロビジョニングするか(パブリックIPを持つように)、VPNまたはOracle Cloud Infrastructure FastConnectを介してプライベート・ネットワークに直接アクセスする必要があります。パブリック・サブネットCIDRブロックからデータベース・ポート(1521)へのアクセス権を付与する、データベース・プライベート・サブネットにセキュリティ・リスト・ルールを作成します。