評価ジョブの実行

本番データベースのデータベース移行ジョブを発行する前に、テスト移行を実行して、構成および設定でプロセスがどこまで対応できるかを判断します。

Zero Downtime Migrationには、ソース・データベースの分析を実行し、本番データベースに対して実行する前にOracleのAutonomous Cloud製品の1つに移行する際に問題のあるデータベース機能および構成の使用を探すオプションおよびツール(クラウド移行前アドバイザ・ツールまたはCPAT)が用意されています。

  1. ソース・データベースおよびターゲット・データベースの資格証明を使用して、評価ジョブをzdmuserとして実行します。
    コマンドは次のようになります。
    [zdmuser@zdmhost ~]$ /home/zdmuser/zdmhome/bin/zdmcli migrate database -rsp /home/zdmuser/template/zdm_logical_offline_pdb19c.rsp -sourcenode host_name.appssubnet.exadatainfrastr.oraclevcn.com -sourcesid PDB_name -srcauth zdmauth -srcarg1 user:opc -srcarg2 identity_file:/home/zdmuser/.ssh/id_rsa -srcarg3 sudo_location:/usr/bin/sudo -eval
    ジョブ・ステータスをチェックするためにジョブIDが返されます。
  2. ジョブIDを使用してジョブ・ステータスをモニターします。
    コマンドは次のようになります。
    [zdmuser@zdmhost ~]$ $ZDM_HOME/bin/zdmcli query job -jobid 3
  3. Result file pathにあるログ・ファイルを確認します。ログ・ファイルには、スキーマの移行に関する警告またはshowstoppersが含まれています。CPATによって正常に実行された各チェックには、PASSINFORMATIONALWARNINGまたはBLOCKERの結果が含まれます。
  4. クラウド移行前アドバイザ・ツールで生成されたレポートを確認します。レポートのディレクトリは次のようになります。
    /u01/app/oracle/product/db/oracle-server/zdm/cdb_name/out/premigration_advisor_report.txt