監視

OCI LoggingとOCI Logging Analytics(オプション)を使用して、このソリューションを監視しました。

OCIバケットは、オブジェクトの読取りまたは書込み(あるいはその両方)時にログ・メッセージを出力するように構成できます。これらのメッセージは、OCIロギング・サービスを使用して格納できます。このサービスでは、6か月まで構成可能なローリング・ログにメッセージを格納できます。これらのメッセージを有意義なトレンド・データに保持および分析するために、OCI Connector Hubを介してこのログ・ファイルやその他のログ・ファイルをOCI Logging Analyticsサービスに送信して、さらに分析できます。ここで最も大きな値は、GETやPUTなどのオブジェクト・アクセス・イベントを追跡する機能です。ロギング・アナリティクスでは、クライアント、VM名、オブジェクト名またはその他の索引付け可能なフィールドによって、このタイプのグループ化を簡単に実行できます。

また、OCI Object Storageメトリックは、OCI Monitoringサービスによって自動的に収集され、アラームの起動および通知の送信に使用できます。オブジェクト・ストレージ・イベントはオプションでバケットごとに発行できます。このイベントは、オブジェクトまたはバケットの作成、削除または更新の追跡と通知に使用できます。

次の図は、潜在的なモニタリング ワークフローを示しています。



oci-ossモニタリング-oracle.zip

詳細は、「アーキテクチャ」セクションのアーキテクチャ図を参照してください。oci_objectstorageネームスペースを使用して、コンパートメント・レベルで生成されるメトリック・データから追加の詳細を抽出できます。詳細は、詳細の項のオブジェクト・ストレージ・メトリック・リンクを参照してください。