2 Advanced Management Consoleの概要

Advanced Management Consoleは、Oracle Java SE Advancedの機能です。Advanced Management Consoleでは、システム管理者が企業のJavaテクノロジの使用状態を監視および管理できます。

Advanced Management Consoleの概要」のトピックには、次の項があります。

Advanced Management Consoleについて

Advanced Management Consoleでは、ユーザーが実行しているJavaアプリケーションと、使用されているJava Runtime Environment (JRE)のバージョンを理解する手がかりがシステム管理者に提供されます。Advanced Management Consoleを使用すると、管理者は企業内のデスクトップでのJavaテクノロジの使用状態をある程度管理できます。

Advanced Management Consoleには次の機能があります。

  • 企業内で実行されているJavaアプリケーションに関する情報の収集

  • Advanced Management Consoleで管理されるデスクトップにインストールされたJavaの全バージョンの自動検出

  • 収集されたデータおよびリモート管理のためのWebベースの分析

  • デプロイメント・ルール・セットの管理および配布

  • JREをインストールするためのMSIファイルの構成

このガイドには、Advanced Management Consoleの機能を説明する次のトピックが含まれます。

Advanced Management Consoleユーザー・インタフェースの起動

Advanced Management Consoleには、ブラウザベースのユーザー・インタフェース(UI)が用意されています。ログインするには、有効なユーザー・アカウントが必要です。

Advanced Management Consoleをまだインストールしていない場合、Advanced Management Consoleインストレーションおよび構成ガイド』Advanced Management Consoleのインストールおよび構成に関する項を参照してください。管理者アカウントが1つ以上必要です。

Advanced Management Console UIを起動するには、次のようにします。

  1. https://host-name:port-number/amcwebui/login.htmlとブラウザに入力します。ここで、host-nameはAdvanced Management ConsoleをホストするWebLogic ServerのDNS名で、port-numberはWebLogic Serverのリスニング・ポートです。

    Cookieを許可するようにブラウザを設定する必要があります。

    Internet Explorerを使用している場合は、「互換表示設定」で「イントラネット サイトを互換表示で表示する」が選択されていないことを確認します。

  2. ログインIDとパスワードを入力します。

    ログインするには、既存のアカウントが必要です。ログインIDは通常、電子メール・アドレスです。

  3. 「ログイン」をクリックすると、Advanced Management Consoleの「ホーム」タブが表示されます。

ノート:

事前に設定した非アクティブ時間を過ぎると、ユーザーは自動的にログアウトされます。