5 リモートJVMの操作
JMCでは、次を使用してリモートで実行されるJavaアプリケーションまたはJVMに接続できます:
Java Management Extension
Java仮想マシン(JVM)はJava Management Extensions (JMX)テクノロジをRemote Method Invocation (RMI)コネクタ経由で使用して(JMXRMI)、モニターおよび管理機能を有効にします。
前提条件:
- JMCからJavaアプリケーション(リモートJVM)に接続するには、次のようなJMX JVM引数を使用してリモートJVMを起動する必要があります。
-Dcom.sun.management.jmxremote
-Dcom.sun.management.jmxremote.authenticate
-Dcom.sun.management.jmxremote.port
-Dcom.sun.management.jmxremote.ssl
引数とその値の完全なリストは、「JMXテクノロジを使用するモニタリングと管理」を参照してください。
- JMXリモート・ポートへの接続をブロックする、サーバーまたはクライアント(JMCが実行されているマシン)にファイアウォール・ルールがないことを確認します。
- ポート番号、ホスト名、認証資格証明、デジタル証明書など、構成の詳細をリモートJVMから取得します(ある場合)。
リモート・モニタリングおよび管理を有効にすると、SSLはデフォルトで有効になっています。SSLを使用するには、システムにデジタル証明書を設定し、サーバー・アプリケーションまたはJVMでSSLを構成する必要があります。
リモートJVMでSSLを有効にしたら、リモートJVMで使用されているものと同じデジタル証明書のセットを使用してJMCを構成します。
JMCでデジタル証明書を設定するには:
Java Discovery Protocol (JDP)
Java Discovery Protocol (JDP)では、JVMブラウザで同じネットワーク・サブネット全体のJVMインスタンスをリスト表示できます。
前提条件:
- JDP引数を使用してJMCからJavaアプリケーション(リモートJVM)に接続します。
詳細は、Java Discovery Protocol (JDP)のドキュメントを参照してください。
- 接続をブロックする、サーバーまたはクライアント(JMCが実行されているマシン)にファイアウォール・ルールがないことを確認します。
JDPのプリファレンスを設定するには:
JMCは、構成されたネットワーク上で実行されるJDP対応JVMを識別し、JFRをモニターおよび記録できるようにします。
よく発生する問題の解決方法は、「トラブルシューティングのテクニック」を参照してください。