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Web サービスの使用法

Sun JavaTM Wireless Toolkit for CLDC のエミュレータは、JSR 172 「J2ME Web Services Specification」に対応しています。JSR 172 には、モバイルアプリケーションから Web サービスにアクセスするための API が用意されています。また、XML ドキュメントの構文解析を行うための API も含まれています。

Sun JavaTM Wireless Toolkit for CLDC のスタブジェネレータを使用すると、Web サービスにアクセスするためのソースコードを自動的に作成できます。スタブジェネレータを起動するには、「ファイル」->「ユーティリティー」を選択します。「スタブジェネレータ」をクリックし、「起動」を押します。

図 12-1 Web サービスのスタブジェネレータ


Stub Generator dialog completed for CLDC 1.1

「WSDL ファイル名または URL」フィールドに、アクセスする Web サービスの WSDL (Web Services Description Language) ファイルのパスを入力します。「出力パス」には、スタブファイルを保存する場所を指定します。「出力パッケージ」には、スタブファイルの Java プログラミング言語パッケージ名を指定します。最後に、CLDC 1.0 または CLDC 1.1 のどちらのスタブを生成するかを選択します。

「了解」をクリックして、スタブファイルを生成します。