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JavaTM 2 Platform Std. Ed. v1.4.0 |
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| 前のクラス 次のクラス | フレームあり フレームなし | ||||||||||
| 概要: 入れ子 | フィールド | コンストラクタ | メソッド | 詳細: フィールド | コンストラクタ | メソッド | ||||||||||
java.lang.Object
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+--java.awt.Component
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+--java.awt.Button
このクラスはラベル付きボタンを生成します。アプリケーションは、ボタンが押されたときにアクションが実行されるようにすることができます。このイメージは、Solaris オペレーティングシステムで表示される Quit ボタンの 3 つのビューを表します。
1 番目のビューは通常の状態のボタンを示します。2 番目のビューは入力フォーカスがあるときのボタンを示します。ボタンの輪郭は暗くなり、アクティブなオブジェクトであることをユーザに示します。3 番目のビューは、ユーザがボタンの上でマウスをクリックし、アクションの実行を要求したときのボタンを示します。
マウスを使ってボタンをクリックするジェスチャーは、マウスがボタン上で押されて離されたときに送信される ActionEvent のインスタンスに関連付けられています。いつボタンが押されたかの通知は必要であるが、いつ離されたかの通知は必要でない場合、アプリケーションは、独立した動作として processMouseEvent を特殊化することも、addMouseListener を呼び出すことによりマウスイベントのリスナーとして自身を登録することもできます。これらのメソッドは両方とも、すべてのコンポーネントの抽象スーパークラスである Component によって定義されます。
ボタンが押されて離されると、AWT はボタンの processEvent を呼び出すことにより、ボタンに ActionEvent のインスタンスを送ります。ボタンの processEvent メソッドはそのボタンのすべてのイベントを受け取ります。ボタンは自身の processActionEvent メソッドを呼び出すことによってアクションイベントを渡します。processActionEvent メソッドはこのボタンによって生成されるアクションイベントの通知を対象として登録されているアクションリスナーにアクションイベントを渡します。
押されて離されるボタンに基づいてアクションを実行する場合、アプリケーションは、ActionListener を実装し、ボタンの addActionListener メソッドを呼び出すことにより、このボタンからイベントを受け取るように新しいリスナーを登録する必要があります。アプリケーションはボタンのアクションコマンドをメッセージプロトコルとして使用します。
ActionEvent,
ActionListener,
Component.processMouseEvent(java.awt.event.MouseEvent),
Component.addMouseListener(java.awt.event.MouseListener),
直列化された形式| 入れ子クラスの概要 | |
protected class |
Button.AccessibleAWTButton
このクラスは Button クラス用のユーザ補助機能のサポートを実装しています。 |
| クラス java.awt.Component から継承した入れ子クラス |
Component.BltBufferStrategy, Component.FlipBufferStrategy |
| フィールドの概要 |
| クラス java.awt.Component から継承したフィールド |
BOTTOM_ALIGNMENT, CENTER_ALIGNMENT, LEFT_ALIGNMENT, RIGHT_ALIGNMENT, TOP_ALIGNMENT |
| インタフェース java.awt.image.ImageObserver から継承したフィールド |
ABORT, ALLBITS, ERROR, FRAMEBITS, HEIGHT, PROPERTIES, SOMEBITS, WIDTH |
| コンストラクタの概要 | |
Button()
ラベルなしのボタンを構築します。 |
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Button(String label)
指定されたラベルを持つボタンを構築します。 |
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| メソッドの概要 | |
void |
addActionListener(ActionListener l)
このボタンからアクションイベントを受け取るために、指定されたアクションリスナーを追加します。 |
void |
addNotify()
ボタンのピアを構築します。 |
AccessibleContext |
getAccessibleContext()
この Button に関連付けられる AccessibleContext を取得します。 |
String |
getActionCommand()
このボタンでトリガされるアクションイベントのコマンド名を返します。 |
ActionListener[] |
getActionListeners()
このボタンに登録されているすべてのアクションリスナーの配列を返します。 |
String |
getLabel()
ボタンのラベルを返します。 |
EventListener[] |
getListeners(Class listenerType)
この Button に FooListener として現在登録されているすべてのオブジェクトの配列を返します。 |
protected String |
paramString()
この Button の状態を表す文字列を返します。 |
protected void |
processActionEvent(ActionEvent e)
このボタンで発生するアクションイベントを、登録されている ActionListener オブジェクトにディスパッチすることにより、アクションイベントを処理します。
|
protected void |
processEvent(AWTEvent e)
このボタンに関するイベントを処理します。 |
void |
removeActionListener(ActionListener l)
このボタンからアクションイベントを受け取らないように、指定されたアクションリスナーを削除します。 |
void |
setActionCommand(String command)
このボタンによってトリガされるアクションイベントのコマンド名を設定します。 |
void |
setLabel(String label)
ボタンのラベルを、指定された文字列に設定します。 |
| クラス java.lang.Object から継承したメソッド |
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait |
| コンストラクタの詳細 |
public Button()
throws HeadlessException
HeadlessException - GraphicsEnvironment.isHeadless() が true を返す場合GraphicsEnvironment.isHeadless()
public Button(String label)
throws HeadlessException
label - ボタンの文字列ラベル
HeadlessException - GraphicsEnvironment.isHeadless() が true を返す場合GraphicsEnvironment.isHeadless()| メソッドの詳細 |
public void addNotify()
Component 内の addNotifyToolkit.createButton(java.awt.Button),
Component.getToolkit()public String getLabel()
nullsetLabel(java.lang.String)public void setLabel(String label)
label - 新しいラベル。ボタンにラベルがない場合は nullgetLabel()public void setActionCommand(String command)
command - ボタンのアクションコマンド設定に使用される文字列。文字列が null の場合、アクションコマンドはボタンのラベルと一致するように設定されるActionEventpublic String getActionCommand()
null (デフォルト) の場合、このメソッドはボタンのラベルを返します。
public void addActionListener(ActionListener l)
l - アクションリスナーremoveActionListener(java.awt.event.ActionListener),
getActionListeners(),
ActionListenerpublic void removeActionListener(ActionListener l)
l - アクションリスナーaddActionListener(java.awt.event.ActionListener),
getActionListeners(),
ActionListenerpublic ActionListener[] getActionListeners()
ActionListener。アクションリスナーが現在登録されていない場合は空の配列を返すaddActionListener(java.awt.event.ActionListener),
removeActionListener(java.awt.event.ActionListener),
ActionListenerpublic EventListener[] getListeners(Class listenerType)
Button に FooListener として現在登録されているすべてのオブジェクトの配列を返します。この FooListener は addFooListener メソッドで登録されたものです。
listenerType 引数は FooListener.class のようなクラスリテラルで指定できます。たとえば、このアクションリスナーに対する Button b の照会は次のコードで行います。
ActionListener[] als = (ActionListener[])(b.getListeners(ActionListener.class));このようなリスナーがない場合は空の配列を返します。
Component 内の getListenerslistenerType - 要求されるリスナーのタイプ。java.util.EventListener の下位インタフェースを指定
FooListener として登録されているすべてのオブジェクトの配列。リスナーが登録されていない場合は空の配列を返す
ClassCastException - if listenerType が java.util.EventListener を実装するクラスまたはインタフェースを指定しない場合getActionListeners()protected void processEvent(AWTEvent e)
ActionEvent のインスタンスである場合、このメソッドは processActionEvent メソッドを呼び出します。そうでない場合は、スーパークラスの processEvent を呼び出します。
イベントパラメータが null の場合の動作は定義されていないため例外がスローされます。
Component 内の processEvente - イベントActionEvent,
processActionEvent(java.awt.event.ActionEvent)protected void processActionEvent(ActionEvent e)
ActionListener オブジェクトにディスパッチすることにより、アクションイベントを処理します。
このボタンに対してアクションイベントが使用可能でない場合、このメソッドは呼び出されません。アクションイベントは、次のどれかの場合に使用可能になります。
ActionListener オブジェクトが addActionListener によって登録されている
enableEvents によってアクションイベントが使用可能になっている
イベントパラメータが null の場合の動作は定義されていないため例外がスローされます。
e - アクションイベントActionListener,
addActionListener(java.awt.event.ActionListener),
Component.enableEvents(long)protected String paramString()
Button の状態を表す文字列を返します。このメソッドは、デバッグ専用であり、返される文字列の内容および形式は実装によって異なります。返される文字列は空白の場合がありますが、null にはなりません。
Component 内の paramStringpublic AccessibleContext getAccessibleContext()
Button に関連付けられる AccessibleContext を取得します。AccessibleContext はボタンのフォームを AccessibleAWTButton から取得します。必要な場合は新しい AccessibleAWTButton インスタンスを生成します。
Accessible 内の getAccessibleContextComponent 内の getAccessibleContextButton の AccessibleContext として機能する AccessibleAWTButton
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