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JavaTM 2 Platform Std. Ed. v1.4.0 |
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| 概要: 入れ子 | フィールド | コンストラクタ | メソッド | 詳細: フィールド | コンストラクタ | メソッド | ||||||||||
java.lang.Object | +--java.rmi.server.ObjID
ObjID は、RMI ランタイムにエクスポートされたリモートオブジェクトを識別するために使用します。エクスポートしたリモートオブジェクトには、エクスポートに使用した API に応じて暗黙的または明示的にオブジェクト識別子が割り当てられます。
一意のオブジェクト識別子を生成するには、ObjID() コンストラクタを使用します。ObjID は、生成されたホスト上で常に一意です。「既知の」オブジェクト識別子を生成するには、ObjID(int) コンストラクタを使用します。既知の ObjID のスコープは、エクスポート先の RMI ランタイムによって異なります。
ObjID のインスタンスには、オブジェクト番号 (long 型) とアドレス空間識別子 (UID 型) が含まれます。一意の ObjID では、アドレス空間識別子は特定のホストに関して常に一意です。既知の ObjID の場合、アドレス空間識別子は UID.UID(short) コンストラクタを呼び出したときに返される識別子と同じで、値は 0 です。
システムプロパティ java.rmi.server.randomIDs が文字列 "true" (大文字と小文字は区別されない) と定義されている場合、ObjID() コンストラクタは強力な暗号乱数ジェネレータを使用して、ObjID のオブジェクト番号を選択します。
| フィールドの概要 | |
static int |
ACTIVATOR_ID
アクティベータの既知の ObjID に使用するオブジェクト番号です。 |
static int |
DGC_ID
分散ガベージコレクタの既知の ObjID に使用するオブジェクト番号です。 |
static int |
REGISTRY_ID
レジストリの既知の ObjID に使用するオブジェクト番号です。 |
| コンストラクタの概要 | |
ObjID()
一意のオブジェクト識別子を生成します。 |
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ObjID(int objNum)
「既知の」オブジェクト識別子を生成します。 |
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| メソッドの概要 | |
boolean |
equals(Object obj)
指定されたオブジェクトとこの ObjID とを照合します。 |
int |
hashCode()
このオブジェクト識別子のハッシュコード値をオブジェクト番号として返します。 |
static ObjID |
read(ObjectInput in)
ObjectInput インスタンスのバイナリ表現を非整列化して新しい ObjID インスタンスを構築し、そのインスタンスを返します。
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String |
toString()
このオブジェクト識別子の文字列表現を返します。 |
void |
write(ObjectOutput out)
この ObjID のバイナリ表現を整列化して、ObjectOutput のインスタンスに書き込みます。
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| クラス java.lang.Object から継承したメソッド |
clone, finalize, getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait |
| フィールドの詳細 |
public static final int REGISTRY_ID
ObjID に使用するオブジェクト番号です。
public static final int ACTIVATOR_ID
ObjID に使用するオブジェクト番号です。
public static final int DGC_ID
ObjID に使用するオブジェクト番号です。
| コンストラクタの詳細 |
public ObjID()
システムプロパティ java.rmi.server.randomIDs が文字列 "true" (大文字と小文字は区別されない) と定義されている場合、このコンストラクタは強力な暗号乱数ジェネレータを使用して、ObjID のオブジェクト番号を選択します。
public ObjID(int objNum)
このコンストラクタを使用して生成した ObjID は、引数を指定しないで生成した ObjID と重複することはありません。
objNum - 既知のオブジェクト識別子に使用するオブジェクト番号| メソッドの詳細 |
public void write(ObjectOutput out)
throws IOException
ObjID のバイナリ表現を整列化して、ObjectOutput のインスタンスに書き込みます。
このメソッドはまず、このオブジェクト識別子のオブジェクト番号を使用して、指定されたストリームの DataOutput.writeLong(long) メソッドを呼び出します。次に、このストリームを使用して UID.write(DataOutput) メソッドを呼び出し、アドレス空間識別子を書き込みます。
out - この ObjID の書き込み先の ObjectOutput インスタンス
IOException - この操作の実行中に入出力エラーが発生した場合
public static ObjID read(ObjectInput in)
throws IOException
ObjectInput インスタンスのバイナリ表現を非整列化して新しい ObjID インスタンスを構築し、そのインスタンスを返します。
このメソッドはまず、指定されたストリームの DataInput.readLong() メソッドを呼び出して、オブジェクト番号を読み込みます。次に、このストリームを使用して UID.read(DataInput) を呼び出し、アドレス空間識別子を読み込みます。次に、ストリームから読み込んだオブジェクト番号とアドレス空間識別子を含む新しい ObjID インスタンスを作成し、そのインスタンスを返します。
in - ObjID の読み込み元の ObjectInput インスタンス
ObjID インスタンス
IOException - この操作の実行中に入出力エラーが発生した場合public int hashCode()
Object 内の hashCodeObject.equals(java.lang.Object),
Hashtablepublic boolean equals(Object obj)
ObjID とを照合します。このメソッドは、指定されたオブジェクトとこの ObjID のオブジェクト番号とアドレス空間識別子が一致している場合に限り、true を返します。
Object 内の equalsobj - この ObjID と比較するオブジェクト
true、一致しない場合は falseObject.hashCode(),
Hashtablepublic String toString()
Object 内の toString
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