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2.1 インタフェースとクラス

次の表は、Graphics2D コンテキストに関連して使うインタフェースとクラスの一覧です。 状態属性を表すクラスも含まれています。 これらのほとんどのクラスは、java.awt パッケージに含まれています。




インタフェース

説明

Composite

基になるグラフィックス領域に描画プリミティブを合成するためのメソッドを定義します。 AlphaComposite で実装されます。

CompositeContext

合成操作のためのカプセル化されて最適化された環境を定義します。 プログラムで独自の合成規則を実装するときに使われます。

Paint

スーパークラス: Transparency

draw 操作または fill 操作での色を定義します。 ColorGradientPaint、および TexturePaint で実装されます。

PaintContext

塗りつぶし操作のためのカプセル化されて最適化された環境を定義します。 プログラムで独自の塗りつぶし操作を実装するときに使われます。

Stroke

レンダリングされる Shape の輪郭線を囲む Shape を生成します。 BasicStroke で実装されます。




クラス

説明

AffineTransform

(java.awt.geom)

2 次元のアフィン変換を表します。 ある 2 次元座標から別の 2 次元座標への線形変換を行います。

AlphaComposite

インタフェース: Composite

図形、テキスト、イメージを合成するときの透過率に関する基本的な規則を実装します。

BasicStroke

インタフェース: Stroke

Shape の輪郭線に適用される「ペンのスタイル」を定義します。

Color

インタフェース: Paint

Shape に均一な塗りつぶしを定義します。

GradientPaint

インタフェース: Paint

Shape にグラデーションの塗りつぶしパターンを定義します。 この塗りつぶしパターンは、点 P1 の色 C1 から点 P2 の色 C2 まで変化します。

Graphics2D

スーパークラス: Graphics

2 次元レンダリングの基本クラスです。 元の java.awt.Graphics クラスを継承しています。

TexturePaint

インタフェース: Paint

テクスチャーまたはパターンを使った Shape の塗りつぶしを定義します。 テクスチャーやパターンは、BufferedImage から生成されます。



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