JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

java.beans
クラス PropertyEditorManager

java.lang.Object
  上位を拡張 java.beans.PropertyEditorManager

public class PropertyEditorManager
extends Object

PropertyEditorManager は、指定の型の名前のプロパティエディタを検出するために使用されます。このプロパティエディタが指定のオブジェクトを編集するには、java.beans.PropertyEditor インタフェースをサポートしていなければなりません。

PropertyEditorManager は、3 つの方法で指定の型のエディタを検出します。まず、指定の型に正確にエディタを登録するために、registerEditor メソッドを提供します。次に、指定の型の完全指定されたクラス名 (foo.bah.FozEditor など) に「Editor」を追加することで適切なクラスを検出しようと試みます。最後に単純なクラス名 (パッケージ名なし) を取り、それに「Editor」を追加し、パッケージの検索パスの中から一致するクラスを探します。

そのため、入力クラス foo.bah.Fred では、PropertyEditorManager はまずテーブルを検索し、foo.bah.Fred に対してエディタが登録されているかどうかを確認し、登録されている場合はそれを使用します。次に、foo.bah.FredEditor クラスを検索します。最後に、standardEditorsPackage.FredEditor クラスなどを検索します。

デフォルトの PropertyEditor は、Java のプリミティブ型「boolean」、「byte」、「short」、「int」、「long」、「float」、「double」、および java.lang.String と java.awt.Color、java.awt.Font クラスに対して提供されます。


コンストラクタの概要
PropertyEditorManager()
           
 
メソッドの概要
static PropertyEditor findEditor(Class<?> targetType)
          指定のターゲット型の値エディタを検出します。
static String[] getEditorSearchPath()
          プロパティエディタを検索するパッケージ名を取得します。
static void registerEditor(Class<?> targetType, Class<?> editorClass)
          指定のターゲットクラスの値を編集するために使用するエディタクラスを登録します。
static void setEditorSearchPath(String[] path)
          プロパティエディタの検索に使用されるパッケージ名のリストを変更します。
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

PropertyEditorManager

public PropertyEditorManager()
メソッドの詳細

registerEditor

public static void registerEditor(Class<?> targetType,
                                  Class<?> editorClass)
指定のターゲットクラスの値を編集するために使用するエディタクラスを登録します。

セキュリティマネージャが存在する場合、最初に、セキュリティマネージャの checkPropertiesAccess メソッドが呼び出されます。これによって、SecurityException がスローされる場合があります。

パラメータ:
targetType - 編集される型の Class オブジェクト
editorClass - エディタクラスの Class オブジェクト。null の場合は、既存の定義が削除される
例外:
SecurityException - セキュリティマネージャが存在し、セキュリティマネージャの checkPropertiesAccess メソッドがシステムプロパティの設定を許可しない場合
関連項目:
SecurityManager.checkPropertiesAccess()

findEditor

public static PropertyEditor findEditor(Class<?> targetType)
指定のターゲット型の値エディタを検出します。

パラメータ:
targetType - 編集される型の Class オブジェクト
戻り値:
指定のターゲットクラスのエディタオブジェクト。適切なエディタが見つからない場合は null

getEditorSearchPath

public static String[] getEditorSearchPath()
プロパティエディタを検索するパッケージ名を取得します。

戻り値:
プロパティエディタの検索に使用されるパッケージ名の配列

この配列のデフォルト値は、実装に依存しません。たとえば、Sun の実装は、最初に {"sun.beans.editors"} と設定されます。


setEditorSearchPath

public static void setEditorSearchPath(String[] path)
プロパティエディタの検索に使用されるパッケージ名のリストを変更します。

セキュリティマネージャが存在する場合、最初に、セキュリティマネージャの checkPropertiesAccess メソッドが呼び出されます。これによって、SecurityException がスローされる場合があります。

パラメータ:
path - パッケージ名の配列
例外:
SecurityException - セキュリティマネージャが存在し、セキュリティマネージャの checkPropertiesAccess メソッドがシステムプロパティの設定を許可しない場合
関連項目:
SecurityManager.checkPropertiesAccess()

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