javax.management.remote.rmi
クラス RMIJRMPServerImpl

java.lang.Object
  javax.management.remote.rmi.RMIServerImpl
      javax.management.remote.rmi.RMIJRMPServerImpl

すべての実装されたインタフェース:

Remote, RMIServer

public class RMIJRMPServerImpl
extends RMIServerImpl

JRMP からエクスポートされ、JRMP からエクスポートされた RMI オブジェクトとしてクライアント接続を作成する RMIServer オブジェクトです。ユーザコードは、必ずしもこのクラスを直接参照しません。

導入されたバージョン:

1.5

関連項目:

RMIServerImpl

コンストラクタの概要

RMIJRMPServerImpl(int port, RMIClientSocketFactory csf, RMIServerSocketFactory ssf, Map<String,?> env)
指定されたソケットファクトリを使って、指定されたポート上でエクスポートされる新しい RMIServer オブジェクトを作成します。

メソッドの概要

protected void	closeClient(RMIConnection client) makeClient で作成されたクライアント接続を終了します。
protected void	closeServer() RMIServerImpl.close() によって呼び出されます。
protected void	export() この RMI オブジェクトをエクスポートします。
protected String	getProtocol() このオブジェクトのプロトコル文字列を返します。
protected RMIConnection	makeClient(String connectionId, Subject subject) JRMP からエクスポートされた RMI オブジェクトとして、新しいクライアント接続を作成します。
Remote	toStub() この RMIServer オブジェクトの直列化可能スタブを返します。

クラス javax.management.remote.rmi.RMIServerImpl から継承されたメソッド

clientClosed, close, getDefaultClassLoader, getMBeanServer, getVersion, newClient, setDefaultClassLoader, setMBeanServer

クラス java.lang.Object から継承されたメソッド

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

RMIJRMPServerImpl

public RMIJRMPServerImpl(int port,
                         RMIClientSocketFactory csf,
                         RMIServerSocketFactory ssf,
                         Map<String,?> env)
                  throws IOException

指定されたソケットファクトリを使って、指定されたポート上でエクスポートされる新しい RMIServer オブジェクトを作成します。

パラメータ:

port - このオブジェクトと、このオブジェクトによって作成される RMIConnectionImpl オブジェクトがエクスポートされるポート。0 は、使用可能な任意のポートを示す

csf - 作成された RMI オブジェクトのクライアントソケットファクトリ。null も可

ssf - 作成された RMI オブジェクトのサーバソケットファクトリ。null も可

env - 環境マップ。null も可

例外:

IOException - RMIServer オブジェクトを作成できない場合

IllegalArgumentException - port が負の値の場合

メソッドの詳細

export

protected void export()
               throws IOException

クラス RMIServerImpl の記述:

この RMI オブジェクトをエクスポートします。

定義:

クラス RMIServerImpl 内の export

例外:

IOException - この RMI オブジェクトをエクスポートできない場合

getProtocol

protected String getProtocol()

クラス RMIServerImpl の記述:

このオブジェクトのプロトコル文字列を返します。返される文字列は、RMI/JRMP の場合は rmi、RMI/IIOP の場合は iiop になります。

定義:

クラス RMIServerImpl 内の getProtocol

戻り値:

このオブジェクトのプロトコル文字列

toStub

public Remote toStub()
              throws IOException

この RMIServer オブジェクトの直列化可能スタブを返します。

定義:

クラス RMIServerImpl 内の toStub

戻り値:

直列化可能スタブ

例外:

IOException - スタブを取得できない場合。たとえば、RMIJRMPServerImpl がまだエクスポートされていない場合など

makeClient

protected RMIConnection makeClient(String connectionId,
                                   Subject subject)
                            throws IOException

JRMP からエクスポートされた RMI オブジェクトとして、新しいクライアント接続を作成します。RMIJRMPServerImpl コンストラクタに指定されたポートまたはソケットファクトリのいずれかが、新しい RMIConnection オブジェクトのポートまたはソケットファクトリになります。

定義:

クラス RMIServerImpl 内の makeClient

パラメータ:

connectionId - 新しい接続の ID。このコネクタサーバによって有効化されたすべての接続は、それぞれ異なった ID を持つ。このパラメータが null の場合の動作は不定

subject - 認証済みの非認証者。null も可

戻り値:

新しく作成された RMIConnection

例外:

IOException - 新しい RMIConnection オブジェクトを作成またはエクスポートできない場合

closeClient

protected void closeClient(RMIConnection client)
                    throws IOException

クラス RMIServerImpl の記述:

makeClient で作成されたクライアント接続を終了します。

定義:

クラス RMIServerImpl 内の closeClient

パラメータ:

client - 以前に makeClient によって返された、closeClient メソッドがまだ 1 回も呼び出されていない接続。client が null の場合を含めて、何らかの条件違反があった場合、動作は不定になる

例外:

IOException - クライアント接続を終了できない場合

closeServer

protected void closeServer()
                    throws IOException

RMIServerImpl.close() によって呼び出されます。このオブジェクトをアンエクスポートすることにより、コネクタサーバを終了します。このメソッドの終了後、コネクタサーバは新しい接続を一切受け付けなくなります。

定義:

クラス RMIServerImpl 内の closeServer

例外:

IOException - コネクタサーバの終了に失敗した場合