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Java Platform, Standard Edition JRockitからHotSpotへの移行ガイド
リリース10
E94985-01
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1 概要

このドキュメントでは、Oracle JRockitからJava HotSpot VM (HotSpot)にアプリケーションを移行する簡単なガイドラインを説明します。これには、各JVMシステム・コンポーネントの項が含まれており、ここで、Oracle JRockitとHotSpotの両方にあるこれらのコンポーネントと同等のものについて説明しています。このドキュメントでは、これらのコンポーネントの対応するJVMオプションもリストしています。Oracle JRockit -Xコマンドライン・オプションおよび-XXコマンドライン・オプションの完全なセットをHotSpotで使用できるコマンドライン・オプションとマップする表が含まれます。

注意:

このドキュメントで説明しているツールには、本番で使用する場合に商用ライセンスが必要なものがあります。商用の機能とそれを有効化する方法の詳細は、「Oracle Java SE AdvancedとOracle Java SE Suite」を参照してください。

ヒープ・サイズの設定

HotSpotには、Javaヒープの最初および最大サイズを設定するOracle JRockitと同じオプションがあります。

表1-1 ヒープ・サイズ

オプション Oracle JRockit HotSpot

-Xms

ヒープの初期サイズおよび最小サイズを設定します。

ヒープの初期サイズおよび最小サイズを設定します。

-Xmx

ヒープ・サイズの最大サイズを設定します

ヒープ・サイズの最大サイズを設定します

注意:

Oracle JRockitからHotSpotに移行する際、Javaヒープ・サイズは基本的に同じままにしておいてください。