javawsツールのコマンドとそのオプションは、Java Web Startを起動する場合に使用します。
形式
javaws [run-options] jnlp
javaws [control-options]
run-optionsrun-optionsは、任意の順序で指定できます。「javawsコマンドの実行オプション」を参照してください。
jnlpこれは、Java Network Launching Protocol (JNLP)ファイルのパスまたはURLのどちらかです。
control-optionscontrol-optionsは、任意の順序で指定できます。「javawsコマンドの制御オプション」を参照してください。
説明
注意:
javawsコマンドは、Oracle Solarisでは使用できません。
javawsコマンドは、JNLPファイルのリファレンス実装であるJava Web Startを起動します。Java Web Startは、ネットワーク上で動作するJavaアプリケーションおよびアプレットを起動します。
JNLPファイルが指定されている場合、javawsコマンドはJNLPファイルに指定されたJavaアプリケーションまたはアプレットを起動します。
javawsコマンドには、現在のリリースでサポートされている一連のオプションがあります。ただし、これらのオプションは将来のリリースでは削除される可能性があります。
ユーザー・キャッシュ、システム・キャッシュおよびdeployment.propertiesファイルの詳細は、『Java Platform, Standard Editionデプロイメント・ガイド』を参照してください。
javawsコマンドの実行オプション
-verbose追加の出力を表示します。
-offlineオフライン・モードでアプリケーションを実行します。
-systemアプリケーションをシステム・キャッシュのみから実行します。
-Xnosplashスプラッシュ画面を表示せずに実行します。
-JoptionJava仮想マシン(JVM)にオプションを渡します(optionは、Javaアプリケーション・ランチャのリファレンス・ページに記載されているいずれかのオプションです)。たとえば、-J-Xms48mと指定すると、スタートアップ・メモリーは48Mバイトに設定されます。「java」を参照してください。
-waitjavaプロセスを起動し、終了するのを待機します。アプリケーションが終了するまで、javawsツール・プロセスは終了しません。Windowsプラットフォーム上では、このオプションは説明したとおりに機能しません。
-open argumentsJNLPファイル内の引数を-open argumentsに置き換えます。
—print arguments JNLPファイル内の引数を-print argumentsに置き換えます。
javawsコマンドの制御オプション
-viewerJavaコントロール・パネルでキャッシュ・ビューアを表示します。
-userConfig property-name 指定された配備プロパティをクリアします。
-userConfig property-name property-value指定された配備プロパティを指定された値に設定します。
-clearcacheインストールされていないすべてのアプリケーションをキャッシュから削除します。
-uninstallキャッシュからすべてのアプリケーションを削除します。
-uninstall jnlp file キャッシュからアプリケーションを削除します。
-import import-options jnlp-file キャッシュにアプリケーションをインポートします。使用可能なオプションのリストおよび説明は、「javawsコマンドのインポート・オプション」を参照してください。
javawsコマンドのインポート・オプション
-silentユーザー・インタフェースを使用せずに、サイレント・モードでインポートします。
-systemシステム・キャッシュにアプリケーションをインポートします。
-codebase url 指定したコード・ベースからリソースを取得します。
-shortcutユーザーがプロンプトで許可した場合にショートカットをインストールします。このオプションは、-silentオプションと一緒に使用しないと効果がありません。
-associationユーザーがプロンプトで許可した場合にアソシエーションをインストールします。このオプションは、-silentオプションと一緒に使用しないと効果がありません。
注意:
javaws -shortcut -uninstallコマンドは、アソシエーションと実装の両方を削除します。