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Java Platform, Standard Editionツール・リファレンス
リリース10
E94992-01
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schemagen

schemagenツールおよびコマンドは、Javaクラスで参照されるネームスペースごとにスキーマを生成する場合に使用できます。

形式

schemagen [ options ] java-files
options

コマンド行オプションです。「schemagenツールのオプション」を参照してください。

java-files

処理対象のJavaクラス・ファイルです。

説明

スキーマ・ジェネレータは、Javaクラス内で参照されている名前空間ごとに1つのスキーマ・ファイルを作成します。現時点では、生成されるスキーマ・ファイルの名前を制御できません。

プラットフォームのbinディレクトリにある適切なschemagenシェル・スクリプトを使用して、スキーマ・ジェネレータを起動します。現在のスキーマ・ジェネレータは、Javaソース・ファイルとクラス・ファイルのいずれも処理できます。

schemagen.sh Foo.java Bar.java ...
Note: Writing schema1.xsd

Javaファイルが他のクラスを参照している場合は、システムのCLASSPATH環境変数で、これらのクラスにアクセスできるようにする必要があります。あるいは、クラス・パスのオプションを使用して、これらのクラスをschemagenコマンド行で指定する必要があります。参照されているファイルにアクセスできない場合やファイルが指定されていない場合は、スキーマを生成するときにエラーが表示されます。

schemagenツールのオプション

-d path

このオプションは、schemagenコマンドによって、プロセッサで生成されたクラス・ファイルおよびjavacで生成されたクラス・ファイルが配置される場所を設定します。

-cp pathまたは-classpath path

このオプションは、schemagenコマンドによって、ユーザーが指定したクラス・ファイルが配置される場所を設定します。

-encoding encoding

このオプションは、aptまたはjavacコマンドを呼び出す際に使用されるエンコーディングを指定します。

-episode file

このオプションは、個々のコンパイルごとにエピソード・ファイルを生成します。

-disableXmlSecurity

このオプションは、XML解析APIで使用するためのXMLセキュリティ機能を無効にします。

-version

このオプションは、リリース情報を表示します。

-fullversion

このオプションは、フル・バージョン情報を表示します。

-help

このオプションは、ヘルプ・メッセージを表示します。