- java.lang.Object
-
- java.lang.Number
-
- java.lang.Integer
-
- すべての実装されたインタフェース:
Serializable
,Comparable<Integer>
public final class Integer extends Number implements Comparable<Integer>
Integer
クラスは、プリミティブ型int
の値をオブジェクトにラップします。Integer
型のオブジェクトには、型がint
の単一フィールドが含まれます。さらにこのクラスは、
int
をString
に、String
をint
に変換する各種メソッドや、int
の処理時に役立つ定数およびメソッドも提供します。実装にあたってのノート: 「bit twiddling (ビット回転)」メソッド(
highestOneBit
やnumberOfTrailingZeros
など)の実装は、Henry S. Warren, Jr. 著『Hacker's Delight』(Addison Wesley, 2002)に基づいています。- 導入されたバージョン:
- 1.0
- 関連項目:
- 直列化された形式
-
-
メソッドのサマリー
すべてのメソッド staticメソッド インスタンス・メソッド 具象メソッド 修飾子と型 メソッド 説明 static int
bitCount(int i)
指定されたint
値の2の補数バイナリ表現での、1のビットの数を返します。byte
byteValue()
このInteger
の縮小プリミティブ変換後の値をbyte
として返します。static int
compare(int x, int y)
2つのint
値を数値的に比較します。int
compareTo(Integer anotherInteger)
2つのInteger
オブジェクトを数値的に比較します。static int
compareUnsigned(int x, int y)
2つのint
値を符号なしとして処理して数値的に比較します。static Integer
decode(String nm)
String
をInteger
にデコードします。static int
divideUnsigned(int dividend, int divisor)
第1引数を第2引数で除算した符号なしの商を返します(各引数と結果は符号なしの値として解釈されます)。double
doubleValue()
このInteger
の拡張プリミティブ変換後の値をdouble
として返します。boolean
equals(Object obj)
このオブジェクトを指定されたオブジェクトと比較します。float
floatValue()
このInteger
の拡張プリミティブ変換後の値をfloat
として返します。static Integer
getInteger(String nm)
指定された名前のシステム・プロパティの整数値を判定します。static Integer
getInteger(String nm, int val)
指定された名前のシステム・プロパティの整数値を判定します。static Integer
getInteger(String nm, Integer val)
指定された名前のシステム・プロパティの整数値を返します。int
hashCode()
このInteger
のハッシュ・コードを返します。static int
hashCode(int value)
int
値のハッシュ・コードを返します;Integer.hashCode()
と互換性があります。static int
highestOneBit(int i)
指定されたint
値の最上位(「もっとも左側」)の1のビットの位置に最大で1つの1のビットを持つint
値を返します。int
intValue()
このInteger
の値をint
として返します。long
longValue()
このInteger
の拡張プリミティブ変換後の値をlong
として返します。static int
lowestOneBit(int i)
指定されたint
値の最下位(「もっとも右側」)の1のビットの位置に最大で1つの1のビットを持つint
値を返します。static int
max(int a, int b)
Math.max
を呼び出した場合と同様に、2つのint
値の大きいほうを返します。static int
min(int a, int b)
Math.min
を呼び出した場合と同様に、2つのint
値の小さいほうを返します。static int
numberOfLeadingZeros(int i)
指定されたint
値の2の補数バイナリ表現の最上位(「もっとも左側」)の1のビットに先行するゼロのビットの数を返します。static int
numberOfTrailingZeros(int i)
指定されたint
値の2の補数バイナリ表現で最下位(「もっとも右側」)の1ビットに続くゼロのビットの数を返します。static int
parseInt(CharSequence s, int beginIndex, int endIndex, int radix)
CharSequence
引数を、指定されたradix
で署名されたint
として解析します。指定されたbeginIndex
からendIndex - 1
まで続きます。static int
parseInt(String s)
文字列の引数を符号付き10進数の整数型として構文解析します。static int
parseInt(String s, int radix)
2番目の引数に指定された基数をもとにして、文字列の引数を符号付き整数として構文解析します。static int
parseUnsignedInt(CharSequence s, int beginIndex, int endIndex, int radix)
CharSequence
引数を、指定されたradix
の署名されていないint
として解析します。指定されたbeginIndex
からendIndex - 1
まで続きます。static int
parseUnsignedInt(String s)
文字列の引数を符号なし10進数の整数として構文解析します。static int
parseUnsignedInt(String s, int radix)
2番目の引数に指定された基数をもとにして、文字列の引数を符号なし整数として構文解析します。static int
remainderUnsigned(int dividend, int divisor)
第1引数を第2引数で割った符号なしの余りを返します。各引数と結果は符号なしの値として解釈されます。static int
reverse(int i)
指定されたint
値の2の補数バイナリ表現でビットの順序を逆にして取得された値を返します。static int
reverseBytes(int i)
指定されたint
値の2の補数バイナリ表現でバイトの順序を逆にして取得された値を返します。static int
rotateLeft(int i, int distance)
指定されたint
値の2の補数バイナリ表現を指定したビット数だけ左に回転して取得された値を返します。static int
rotateRight(int i, int distance)
指定されたint
値の2の補数バイナリ表現を指定したビット数だけ右に回転して取得された値を返します。short
shortValue()
このInteger
の縮小プリミティブ変換後の値をshort
として返します。static int
signum(int i)
指定されたint
値の符号要素を返します。static int
sum(int a, int b)
+演算子のように、2つの整数を加算します。static String
toBinaryString(int i)
整数引数の文字列表現を、基数2の符号なし整数として返します。static String
toHexString(int i)
整数引数の文字列表現を、基数16の符号なし整数として返します。static String
toOctalString(int i)
整数引数の文字列表現を、基数8の符号なし整数として返します。String
toString()
Integer
の値を表すString
オブジェクトを返します。static String
toString(int i)
指定された整数を表すString
オブジェクトを返します。static String
toString(int i, int radix)
2番目の引数を基数として、1番目の引数の文字列表現を返します。static long
toUnsignedLong(int x)
符号なし変換によって、その引数をlong
に変換します。static String
toUnsignedString(int i)
引数の文字列表現を、符号なし10進値として返します。static String
toUnsignedString(int i, int radix)
1番目の引数の文字列表現を、2番目の引数で指定された基数の符号なし整数値として返します。static Integer
valueOf(int i)
指定されたint
値を表すInteger
インスタンスを返します。static Integer
valueOf(String s)
指定されたString
の値を保持するInteger
オブジェクトを返します。static Integer
valueOf(String s, int radix)
2番目の引数で指定された基数を使用した構文解析時に、指定されたString
から抽出された値を保持するInteger
オブジェクトを返します。
-
-
-
コンストラクタの詳細
-
Integer
@Deprecated(since="9") public Integer(int value)
非推奨。このコンストラクタを使用することはほとんどありません。 静的ファクトリvalueOf(int)
は、より良いスペースと時間のパフォーマンスをもたらす可能性が高いため、通常はより良い選択です。指定されたint
値を表す、新しく割り当てられたInteger
オブジェクトを構築します。- パラメータ:
value
-Integer
オブジェクトによって表される値。
-
Integer
@Deprecated(since="9") public Integer(String s) throws NumberFormatException
非推奨。このコンストラクタを使用することはほとんどありません。 文字列をint
プリミティブに変換するにはparseInt(String)
を使用し、文字列をInteger
オブジェクトに変換するにはvalueOf(String)
を使用します。String
パラメータで示されるint
値を表す、新しく割り当てられたInteger
オブジェクトを構築します。 文字列は、基数10でparseInt
メソッドを使用するのと同じようにint
値に変換されます。- パラメータ:
s
-Integer
に変換するString
。- 例外:
NumberFormatException
-String
が解析可能な整数を含まない場合。
-
-
メソッドの詳細
-
toString
public static String toString(int i, int radix)
2番目の引数を基数として、1番目の引数の文字列表現を返します。基数が
Character.MIN_RADIX
よりも小さい場合、あるいはCharacter.MAX_RADIX
よりも大きい場合は、代わりに10
を基数として使います。1番目の引数が負の数である場合、生成された文字列の1番目の要素はマイナス記号のASCII文字
'-'
('\u002D'
)になります。 1番目の引数が負の数でない場合、生成された文字列には符号が付きません。生成された文字列の残りの文字は、1番目の引数の絶対値を表します。 絶対値がゼロである場合は、単一のゼロ文字
'0'
('\u0030'
)で表されます。それ以外の場合は、絶対値を表す文字の1番目の文字はゼロにはなりません。 次のASCII文字を、数字の桁に使います。0123456789abcdefghijklmnopqrstuvwxyz
'\u0030'
-'\u0039'
および'\u0061'
-'\u007A'
です。radix
がNの場合、これらの文字の先頭からN個が、示した順に基数Nの桁として使用されます。 すなわち、16進数(基数は16)に使われる桁の数字は0123456789abcdef
となります。 大文字を使いたい場合は、生成された文字列に対してString.toUpperCase()
メソッドを呼び出すことができます。Integer.toString(n, 16).toUpperCase()
- パラメータ:
i
- 文字列に変換する整数。radix
- 文字列表現で使用する基数。- 戻り値:
- 指定された基数での、引数の文字列表現。
- 関連項目:
Character.MAX_RADIX
,Character.MIN_RADIX
-
toUnsignedString
public static String toUnsignedString(int i, int radix)
1番目の引数の文字列表現を、2番目の引数で指定された基数の符号なし整数値として返します。基数が
Character.MIN_RADIX
よりも小さい場合、あるいはCharacter.MAX_RADIX
よりも大きい場合は、代わりに10
を基数として使います。第1引数は符号なしの値として扱われるため、先行する符号文字が出力されないことに注意してください。
絶対値がゼロである場合は、単一のゼロ文字
'0'
('\u0030'
)で表されます。それ以外の場合は、絶対値を表す文字の1番目の文字はゼロにはなりません。基数の動作、および数字の桁に使用される文字は、
toString
と同じです。- パラメータ:
i
- 符号なし文字列に変換される整数。radix
- 文字列表現で使用する基数。- 戻り値:
- 指定された基数での、引数の符号なし文字列表現。
- 導入されたバージョン:
- 1.8
- 関連項目:
toString(int, int)
-
toHexString
public static String toHexString(int i)
整数引数の文字列表現を、基数16の符号なし整数として返します。符号なしint値は、引数が負の数の場合は、引数に232を加算した値になります。それ以外の場合は、引数に等しい値になります。 この値は、16進数(基数16)のASCII文字列に変換されます。前に
0
は付きません。引数の値を、返された文字列
s
から復元するには、Integer.parseUnsignedInt(s, 16)
を呼び出します。符号なし絶対値がゼロである場合は、単一のゼロ文字
'0'
('\u0030'
)で表されます。それ以外の場合は、符号なし絶対値を表す文字の1番目の文字はゼロにはなりません。 16進数の桁には、次の文字を使います。0123456789abcdef
'\u0030'
-'\u0039'
および'\u0061'
-'\u0066'
です。 大文字を使いたい場合は、生成された文字列に対してString.toUpperCase()
メソッドを呼び出すことができます。Integer.toHexString(n).toUpperCase()
- パラメータ:
i
- 文字列に変換する整数。- 戻り値:
- 16進数(基数16)の引数で表される符号なし整数値の文字列表現。
- 導入されたバージョン:
- 1.0.2
- 関連項目:
parseUnsignedInt(String, int)
,toUnsignedString(int, int)
-
toOctalString
public static String toOctalString(int i)
整数引数の文字列表現を、基数8の符号なし整数として返します。符号なしint値は、引数が負の数の場合は、引数に232を加算した値になります。それ以外の場合は、引数に等しい値になります。 この値は、8進数(基数8)のASCII文字列に変換されます。前に
0
は付きません。引数の値を、返された文字列
s
から復元するには、Integer.parseUnsignedInt(s, 8)
を呼び出します。符号なし絶対値がゼロである場合は、単一のゼロ文字
'0'
('\u0030'
)で表されます。それ以外の場合は、符号なし絶対値を表す文字の1番目の文字はゼロにはなりません。 次の文字を、8進数の桁に使います。01234567
'\u0030'
-'\u0037'
です。- パラメータ:
i
- 文字列に変換する整数。- 戻り値:
- 8進数(基数8)の引数で表される符号なし整数値の文字列表現。
- 導入されたバージョン:
- 1.0.2
- 関連項目:
parseUnsignedInt(String, int)
,toUnsignedString(int, int)
-
toBinaryString
public static String toBinaryString(int i)
整数引数の文字列表現を、基数2の符号なし整数として返します。符号なしint値は、引数が負の数の場合は、引数に232を加算した値になります。それ以外の場合は、引数に等しい値になります。 この値は、2進数(基数2)のASCII文字列に変換されます。前に
0
は付きません。引数の値を、返された文字列
s
から復元するには、Integer.parseUnsignedInt(s, 2)
を呼び出します。符号なし絶対値がゼロである場合は、単一のゼロ文字
'0'
('\u0030'
)で表されます。それ以外の場合は、符号なし絶対値を表す文字の1番目の文字はゼロにはなりません。 2進数の桁には、文字'0'
('\u0030'
)および'1'
('\u0031'
)を使います。- パラメータ:
i
- 文字列に変換する整数。- 戻り値:
- 2進数(基数2)の引数で表される符号なし整数値の文字列表現。
- 導入されたバージョン:
- 1.0.2
- 関連項目:
parseUnsignedInt(String, int)
,toUnsignedString(int, int)
-
toString
public static String toString(int i)
指定された整数を表すString
オブジェクトを返します。 引数は、符号付き10進数表現に変換されてから文字列として返されます。これは、引数および基数10をtoString(int, int)
メソッドへの引数として指定した場合とまったく同じです。- パラメータ:
i
- 変換される整数。- 戻り値:
- 基数10での引数の文字列表現。
-
toUnsignedString
public static String toUnsignedString(int i)
引数の文字列表現を、符号なし10進値として返します。 引数は、符号なし10進数表現に変換されてから文字列として返されます。これは、引数および基数10をtoUnsignedString(int, int)
メソッドへの引数として指定した場合とまったく同じです。- パラメータ:
i
- 符号なし文字列に変換される整数。- 戻り値:
- この引数の符号なし文字列表現。
- 導入されたバージョン:
- 1.8
- 関連項目:
toUnsignedString(int, int)
-
parseInt
public static int parseInt(String s, int radix) throws NumberFormatException
2番目の引数に指定された基数をもとにして、文字列の引数を符号付き整数として構文解析します。 文字列内の文字はすべて、指定された基数の桁である必要があります(Character.digit(char, int)
から負でない値が返されるかどうかで判定)。ただし先頭の文字だけは、負の値を示すASCIIマイナス記号'-'
('\u002D'
)、正の値を示すASCIIプラス記号'+'
('\u002B'
)のどちらであってもかまいません。 結果として得られる整数値を返します。以下に挙げる状況のどれかが発生した場合に、
NumberFormatException
型の例外がスローされます。- 1番目の引数が
null
であるか、長さゼロの文字列である。 - radixが
Character.MIN_RADIX
よりも小さいか、Character.MAX_RADIX
よりも大きい。 - 文字列の中に、指定された基数による桁には使えない文字がある。ただし、文字列の長さが1よりも大きい場合は、1番目の文字がマイナス記号
'-'
('\u002D'
)またはプラス記号'+'
('\u002B'
)であってもかまわない。 - 文字列によって表される値が、
int
型の値ではない。
例
parseInt("0", 10) returns 0 parseInt("473", 10) returns 473 parseInt("+42", 10) returns 42 parseInt("-0", 10) returns 0 parseInt("-FF", 16) returns -255 parseInt("1100110", 2) returns 102 parseInt("2147483647", 10) returns 2147483647 parseInt("-2147483648", 10) returns -2147483648 parseInt("2147483648", 10) throws a NumberFormatException parseInt("99", 8) throws a NumberFormatException parseInt("Kona", 10) throws a NumberFormatException parseInt("Kona", 27) returns 411787
- パラメータ:
s
- 解析対象の整数表現を含むString
radix
-s
の構文解析時に使用する基数。- 戻り値:
- 指定された基数での、文字列引数で表される整数。
- 例外:
NumberFormatException
-String
が解析可能なint
を含まない場合。
- 1番目の引数が
-
parseInt
public static int parseInt(CharSequence s, int beginIndex, int endIndex, int radix) throws NumberFormatException
CharSequence
引数を、指定されたradix
で署名されたint
として解析します。指定されたbeginIndex
からendIndex - 1
まで続きます。このメソッドは、解析中に突然変異している
CharSequence
に対して警戒するための措置を講じません。- パラメータ:
s
- パースされるint
表現を含むCharSequence
beginIndex
- 開始インデックス(この値を含む)。endIndex
- 終了インデックス(この値を含まない)。radix
-s
の構文解析時に使用する基数。- 戻り値:
- 指定された基数でサブシーケンスによって表される符号付き
int
。 - 例外:
NullPointerException
-s
がnullである場合。IndexOutOfBoundsException
-beginIndex
が負の場合、またはbeginIndex
がendIndex
より大きい場合、またはendIndex
がs.length()
より大きい場合。NumberFormatException
-CharSequence
が指定されたradix
に解析可能なint
を含まない場合、またはradix
がCharacter.MIN_RADIX
より小さいかCharacter.MAX_RADIX
より大きい場合。- 導入されたバージョン:
- 9
-
parseInt
public static int parseInt(String s) throws NumberFormatException
文字列の引数を符号付き10進数の整数型として構文解析します。 文字列内の文字はすべて、10進数の桁である必要があります。ただし先頭の文字だけは、負の値を示すASCIIマイナス記号'-'
('\u002D'
)、正の値を示すASCIIプラス記号'+'
('\u002B'
)のどちらであってもかまいません。 結果となる整数値が返されます。これは、その引数と基数10がparseInt(java.lang.String, int)
メソッドに引数として指定された場合とまったく同じです。- パラメータ:
s
- 解析対象のint
表現を含むString
- 戻り値:
- 10進数の引数で表される整数値。
- 例外:
NumberFormatException
- 文字列が解析可能な整数型を含まない場合。
-
parseUnsignedInt
public static int parseUnsignedInt(String s, int radix) throws NumberFormatException
2番目の引数に指定された基数をもとにして、文字列の引数を符号なし整数として構文解析します。 符号なし整数は、通常は負の数値に関連付けられた値を、MAX_VALUE
よりも大きい正の数値にマップします。 文字列内の文字はすべて、指定された基数の桁である必要があります(Character.digit(char, int)
から負でない値が返されるかどうかで判定)。ただし先頭の文字だけは、ASCIIプラス記号'+'
('\u002B'
)であってもかまいません。 結果として得られる整数値を返します。以下に挙げる状況のどれかが発生した場合に、
NumberFormatException
型の例外がスローされます。- 1番目の引数が
null
であるか、長さゼロの文字列である。 - radixが
Character.MIN_RADIX
よりも小さいか、Character.MAX_RADIX
よりも大きい。 - 文字列の中に、指定された基数による桁には使えない文字がある。ただし、文字列の長さが1よりも大きい場合は、1番目の文字がプラス記号
'+'
('\u002B'
)であってもかまわない。 - 文字列で表される値が最大の符号なし
int
(232-1)よりも大きい。
- パラメータ:
s
- 解析対象の符号なし整数表現を含むString
radix
-s
の構文解析時に使用する基数。- 戻り値:
- 指定された基数での、文字列引数で表される整数。
- 例外:
NumberFormatException
-String
が解析可能なint
を含まない場合。- 導入されたバージョン:
- 1.8
- 1番目の引数が
-
parseUnsignedInt
public static int parseUnsignedInt(CharSequence s, int beginIndex, int endIndex, int radix) throws NumberFormatException
CharSequence
引数を、指定されたradix
の署名されていないint
として解析します。指定されたbeginIndex
からendIndex - 1
まで続きます。このメソッドは、解析中に突然変異している
CharSequence
に対して警戒するための措置を講じません。- パラメータ:
s
- パースされていない符号なしint
表現を含むCharSequence
beginIndex
- 開始インデックス(この値を含む)。endIndex
- 終了インデックス(この値を含まない)。radix
-s
の構文解析時に使用する基数。- 戻り値:
- 指定された基数でサブシーケンスによって表される符号なしの
int
。 - 例外:
NullPointerException
-s
がnullである場合。IndexOutOfBoundsException
-beginIndex
が負の場合、またはbeginIndex
がendIndex
より大きい場合、またはendIndex
がs.length()
より大きい場合。NumberFormatException
-CharSequence
が指定されたradix
に解析できない符号なしint
を含んでいない場合、またはradix
がCharacter.MIN_RADIX
より小さいかCharacter.MAX_RADIX
より大きい場合。- 導入されたバージョン:
- 9
-
parseUnsignedInt
public static int parseUnsignedInt(String s) throws NumberFormatException
文字列の引数を符号なし10進数の整数として構文解析します。 文字列の文字は、すべて10進数でなければなりません。ただし、最初の文字はASCIIのプラス記号'+'
('\u002B'
)である場合があります。 結果となる整数値が返されます。これは、その引数と基数10がparseUnsignedInt(java.lang.String, int)
メソッドに引数として指定された場合とまったく同じです。- パラメータ:
s
- 解析対象の符号なしint
表現を含むString
- 戻り値:
- 10進数の引数で表される符号なし整数値。
- 例外:
NumberFormatException
- 文字列が解析可能な符号なし整数を含まない場合。- 導入されたバージョン:
- 1.8
-
valueOf
public static Integer valueOf(String s, int radix) throws NumberFormatException
2番目の引数で指定された基数を使用した構文解析時に、指定されたString
から抽出された値を保持するInteger
オブジェクトを返します。 最初の引数は、2番目の引数で指定された基数内の符号付き整数を表しているとして解釈されます。これは、引数がparseInt(java.lang.String, int)
メソッドに渡された場合とまったく同じです。 生成された結果は、文字列により指定された整数値を表すInteger
オブジェクトになります。つまり、このメソッドが返す
Integer
オブジェクトの値は、次の値に等しくなります。new Integer(Integer.parseInt(s, radix))
- パラメータ:
s
- 解析される文字列。radix
-s
を解釈するときに使用される基数- 戻り値:
- 指定された基数での、文字列引数で表される値を保持する
Integer
オブジェクト。 - 例外:
NumberFormatException
-String
が解析可能なint
を含まない場合。
-
valueOf
public static Integer valueOf(String s) throws NumberFormatException
指定されたString
の値を保持するInteger
オブジェクトを返します。 引数は、符号付きの10進整数を表しているとして解釈されます。これは、その引数がparseInt(java.lang.String)
メソッドに渡された場合とまったく同じです。 生成された結果は、文字列により指定された整数値を表すInteger
オブジェクトになります。つまり、このメソッドが返す
Integer
オブジェクトの値は、次の値に等しくなります。new Integer(Integer.parseInt(s))
- パラメータ:
s
- 解析される文字列。- 戻り値:
- 文字列引数により表される値を保持する
Integer
オブジェクト。 - 例外:
NumberFormatException
- 文字列が解析可能な整数型を含まない場合。
-
valueOf
public static Integer valueOf(int i)
指定されたint
値を表すInteger
インスタンスを返します。 新規Integer
インスタンスが不要な場合、通常このメソッドがコンストラクタInteger(int)
に優先して使用されます。その理由は、このメソッドが頻繁に要求される値をキャッシュするので、操作に必要な領域や時間がはるかに少なくて済む場合が多いためです。 このメソッドは、-128から127の範囲(両端含む)の値を常にキャッシュしますが、この範囲に含まれないその他の値をキャッシュすることもあります。- パラメータ:
i
-int
値。- 戻り値:
i
を表すInteger
インスタンス。- 導入されたバージョン:
- 1.5
-
byteValue
public byte byteValue()
このInteger
の縮小プリミティブ変換後の値をbyte
として返します。
-
shortValue
public short shortValue()
このInteger
の縮小プリミティブ変換後の値をshort
として返します。- オーバーライド:
shortValue
、クラスNumber
- 戻り値:
- このオブジェクトが表す数値を
short
型に変換した値。 - Java™言語仕様を参照します:
- 5.1.3 縮小プリミティブ変換
-
intValue
public int intValue()
このInteger
の値をint
として返します。
-
longValue
public long longValue()
このInteger
の拡張プリミティブ変換後の値をlong
として返します。- 定義:
longValue
、クラスNumber
- 戻り値:
- このオブジェクトが表す数値を
long
型に変換した値。 - 関連項目:
toUnsignedLong(int)
- Java™言語仕様を参照します:
- 5.1.2 拡張プリミティブ変換
-
floatValue
public float floatValue()
このInteger
の拡張プリミティブ変換後の値をfloat
として返します。- 定義:
floatValue
、クラスNumber
- 戻り値:
- このオブジェクトが表す数値を
float
型に変換した値。 - Java™言語仕様を参照します:
- 5.1.2 拡張プリミティブ変換
-
doubleValue
public double doubleValue()
このInteger
の拡張プリミティブ変換後の値をdouble
として返します。- 定義:
doubleValue
、クラスNumber
- 戻り値:
- このオブジェクトが表す数値を
double
型に変換した値。 - Java™言語仕様を参照します:
- 5.1.2 拡張プリミティブ変換
-
toString
public String toString()
Integer
の値を表すString
オブジェクトを返します。 値は、符号付きの10進数表現に変換され、文字列として返されます。これは、整数値がtoString(int)
メソッドの引数として指定された場合とまったく同じです。
-
hashCode
public int hashCode()
このInteger
のハッシュ・コードを返します。- オーバーライド:
hashCode
、クラスObject
- 戻り値:
- このオブジェクトのハッシュ・コード値。この
Integer
オブジェクトが表すプリミティブ型int
値に等しい。 - 関連項目:
Object.equals(java.lang.Object)
,System.identityHashCode(java.lang.Object)
-
hashCode
public static int hashCode(int value)
int
値のハッシュ・コードを返します;Integer.hashCode()
と互換性があります。- パラメータ:
value
- ハッシュ対象の値- 戻り値:
int
値のハッシュ・コード値。- 導入されたバージョン:
- 1.8
-
equals
public boolean equals(Object obj)
このオブジェクトを指定されたオブジェクトと比較します。 結果がtrue
になるのは、引数がnull
ではなく、このオブジェクトと同じint
値を含むInteger
オブジェクトである場合だけです。- オーバーライド:
equals
、クラスObject
- パラメータ:
obj
- 比較対象のオブジェクト。- 戻り値:
- オブジェクトが同じである場合は
true
、そうでない場合はfalse
。 - 関連項目:
Object.hashCode()
、HashMap
-
getInteger
public static Integer getInteger(String nm)
指定された名前のシステム・プロパティの整数値を判定します。1番目の引数は、システム・プロパティの名前として扱われます。 システム・プロパティには
System.getProperty(java.lang.String)
メソッド経由でアクセスできます。 次にこのプロパティの文字列値が、decode
によってサポートされている文法を使って整数値として解釈され、この値を表すInteger
オブジェクトが返されます。指定された名前を持つプロパティがない場合、指定された名前が空白または
null
の場合、あるいはプロパティが適切な数値形式でない場合は、null
が返されます。つまり、このメソッドが返す
Integer
オブジェクトの値は、次の値に等しくなります。getInteger(nm, null)
- パラメータ:
nm
- プロパティ名。- 戻り値:
- プロパティの
Integer
値。 - 例外:
SecurityException
-System.getProperty
と同じ理由のため- 関連項目:
System.getProperty(java.lang.String)
,System.getProperty(java.lang.String, java.lang.String)
-
getInteger
public static Integer getInteger(String nm, int val)
指定された名前のシステム・プロパティの整数値を判定します。1番目の引数は、システム・プロパティの名前として扱われます。 システム・プロパティには
System.getProperty(java.lang.String)
メソッド経由でアクセスできます。 次にこのプロパティの文字列値が、decode
によってサポートされている文法を使って整数値として解釈され、この値を表すInteger
オブジェクトが返されます。2番目の引数はデフォルトの値です。 指定された名前のプロパティがない場合、該当するプロパティが適切な数値形式でない場合、あるいは指定した名前が空白または
null
の場合は、Integer
オブジェクトが示す2番目の引数が返されます。つまり、このメソッドが返す
Integer
オブジェクトの値は、次の値に等しくなります。getInteger(nm, new Integer(val))
この実装により、デフォルトの値が不要な場合に、Integer result = getInteger(nm, null); return (result == null) ? new Integer(val) : result;
Integer
オブジェクトの余計な割り当てを避けることができます。- パラメータ:
nm
- プロパティ名。val
- デフォルト値。- 戻り値:
- プロパティの
Integer
値。 - 例外:
SecurityException
-System.getProperty
と同じ理由のため- 関連項目:
System.getProperty(java.lang.String)
,System.getProperty(java.lang.String, java.lang.String)
-
getInteger
public static Integer getInteger(String nm, Integer val)
指定された名前のシステム・プロパティの整数値を返します。 1番目の引数は、システム・プロパティの名前として扱われます。 システム・プロパティにはSystem.getProperty(java.lang.String)
メソッド経由でアクセスできます。 次にこのプロパティの文字列値がdecode
メソッドのとおりに整数値として解釈され、この値を表すInteger
オブジェクトが返されます。要するに次のようになります。- プロパティの値が2つのASCII文字
0x
またはASCII文字#
で始まり、その後にマイナス符号がない場合は、値の残りはメソッドvalueOf(java.lang.String, int)
を基数16で使う場合とまったく同じように16進整数として解析される。 - プロパティの値がASCII文字
0
で始まり、それに別の文字が続く場合、値はvalueOf(java.lang.String, int)
メソッドを基数8で使う場合とまったく同じように8進整数として解析される。 - 上記以外の場合、プロパティの値は
valueOf(java.lang.String, int)
メソッドを基数10で使う場合とまったく同じように10進整数として構文解析される。
2番目の引数はデフォルトの値です。 指定された名前のプロパティがない場合、該当するプロパティが適切な数値形式でない場合、あるいは指定した名前が空白または
null
の場合は、デフォルト値が返されます。- パラメータ:
nm
- プロパティ名。val
- デフォルト値。- 戻り値:
- プロパティの
Integer
値。 - 例外:
SecurityException
-System.getProperty
と同じ理由のため- 関連項目:
System.getProperty(java.lang.String)
,System.getProperty(java.lang.String, java.lang.String)
- プロパティの値が2つのASCII文字
-
decode
public static Integer decode(String nm) throws NumberFormatException
String
をInteger
にデコードします。 次の文法の10進数、16進数、および8進数を指定できます。- DecodableString:
- Signopt DecimalNumeral
- Signopt
0x
HexDigits- Signopt
0X
HexDigits- Signopt
#
HexDigits- Signopt
0
OctalDigits - Signopt
- Sign:
-
+
オプションの符号と基数指示子のどちらかまたはその両方に続く文字シーケンス(「
0x
」、「0X
」、「#
」、または先頭のゼロ)は、指定された基数(10、16、または8)でInteger.parseInt
メソッドを使う場合と同じように構文解析されます。 この文字シーケンスは正の数でなければならず、そうでない場合はNumberFormatException
がスローされます。 指定されたString
の最初の文字が負の符号である場合、生成された結果は否定されます。String
に空白文字を指定することはできません。- パラメータ:
nm
- デコードするString
。- 戻り値:
nm
により表されるint
値を保持するInteger
オブジェクト- 例外:
NumberFormatException
-String
が解析可能な整数を含まない場合。- 関連項目:
parseInt(java.lang.String, int)
-
compareTo
public int compareTo(Integer anotherInteger)
2つのInteger
オブジェクトを数値的に比較します。- 定義:
compareTo
、インタフェースComparable<Integer>
- パラメータ:
anotherInteger
- 比較対象のInteger
。- 戻り値:
- この
Integer
が引数Integer
と等しい場合は値0
。このInteger
が引数Integer
より小さい数値の場合は0
より小さい値。このInteger
が引数Integer
より大きい数値の場合は0
より大きい値(符号付きの比較)。 - 導入されたバージョン:
- 1.2
-
compare
public static int compare(int x, int y)
2つのint
値を数値的に比較します。 返される値は、次から返される値と同じになります。Integer.valueOf(x).compareTo(Integer.valueOf(y))
- パラメータ:
x
- 比較する最初のint
y
- 比較する2番目のint
- 戻り値:
x == y
の場合は値0
、x < y
の場合は0
より小さい値、x> y
の場合は0
より大きい値- 導入されたバージョン:
- 1.7
-
compareUnsigned
public static int compareUnsigned(int x, int y)
2つのint
値を符号なしとして処理して数値的に比較します。- パラメータ:
x
- 比較する最初のint
y
- 比較する2番目のint
- 戻り値:
x == y
の場合は値0
、符号なしの値としてx < y
の場合は0
より小さい値、符号なしの値としてx> y
の場合は0
より大きい値- 導入されたバージョン:
- 1.8
-
toUnsignedLong
public static long toUnsignedLong(int x)
符号なし変換によって、その引数をlong
に変換します。long
への符号なし変換では、long
の上位32ビットがゼロになり、下位32ビットが整数引数のビットに等しくなります。 結果として、ゼロおよび正のint
値は、数値的に等しいlong
値にマッピングされ、負のint
値は、入力+232に等しいlong
値にマッピングされます。- パラメータ:
x
- 符号なしlong
に変換する値- 戻り値:
- 符号なし変換によって
long
に変換された引数 - 導入されたバージョン:
- 1.8
-
divideUnsigned
public static int divideUnsigned(int dividend, int divisor)
第1引数を第2引数で除算した符号なしの商を返します(各引数と結果は符号なしの値として解釈されます)。2の補数計算で、他の3つの基本算術演算(加算、減算、および乗算)は、2つのオペランドがどちらも符号付き、またはどちらも符号なしと見なされる場合、ビット単位で同じであることに注意してください。 したがって、個々の
addUnsigned
などのメソッドは提供されません。- パラメータ:
dividend
- 割られる値divisor
- 割る値- 戻り値:
- 第1引数を第2引数で除算した符号なしの商
- 導入されたバージョン:
- 1.8
- 関連項目:
remainderUnsigned(int, int)
-
remainderUnsigned
public static int remainderUnsigned(int dividend, int divisor)
第1引数を第2引数で割った符号なしの余りを返します。各引数と結果は符号なしの値として解釈されます。- パラメータ:
dividend
- 割られる値divisor
- 割る値- 戻り値:
- 第1引数を第2引数で除算した符号なしの余り
- 導入されたバージョン:
- 1.8
- 関連項目:
divideUnsigned(int, int)
-
highestOneBit
public static int highestOneBit(int i)
指定されたint
値の最上位(「もっとも左側」)の1のビットの位置に最大で1つの1のビットを持つint
値を返します。 指定された値が2の補数バイナリ表現の1のビットを持たない場合、つまりゼロに等しい場合はゼロを返します。- パラメータ:
i
- 最上位の1のビットが計算される値- 戻り値:
- 指定された値の最上位の1のビットの位置に1つの1のビットを持つ
int
値。指定された値がゼロに等しい場合はゼロ。 - 導入されたバージョン:
- 1.5
-
lowestOneBit
public static int lowestOneBit(int i)
指定されたint
値の最下位(「もっとも右側」)の1のビットの位置に最大で1つの1のビットを持つint
値を返します。 指定された値が2の補数バイナリ表現の1のビットを持たない場合、つまりゼロに等しい場合はゼロを返します。- パラメータ:
i
- 最下位の1のビットが計算される値- 戻り値:
- 指定された値の最下位の1のビットの位置に1つの1のビットを持つ
int
値。指定された値がゼロに等しい場合はゼロ。 - 導入されたバージョン:
- 1.5
-
numberOfLeadingZeros
public static int numberOfLeadingZeros(int i)
指定されたint
値の2の補数バイナリ表現の最上位(「もっとも左側」)の1のビットに先行するゼロのビットの数を返します。 指定された値が2の補数表現の1のビットを持たない場合、つまりゼロに等しい場合は32を返します。このメソッドは、2を底とする対数に密接に関係しています。 すべての正の
int
値xの場合、- floor(log2(x)) =
31 - numberOfLeadingZeros(x)
- ceil(log2(x)) =
32 - numberOfLeadingZeros(x - 1)
- パラメータ:
i
- 先行するゼロの数が計算される値- 戻り値:
- 指定された
int
値の2の補数バイナリ表現で最上位(「もっとも左側」)の1のビットに先行するゼロのビットの数。指定された値がゼロに等しい場合は32。 - 導入されたバージョン:
- 1.5
- floor(log2(x)) =
-
numberOfTrailingZeros
public static int numberOfTrailingZeros(int i)
指定されたint
値の2の補数バイナリ表現で最下位(「もっとも右側」)の1ビットに続くゼロのビットの数を返します。 指定された値が2の補数表現の1のビットを持たない場合、つまりゼロに等しい場合は32を返します。- パラメータ:
i
- 末尾のゼロの数が計算される値- 戻り値:
- 指定された
int
値の2の補数バイナリ表現で最下位(「もっとも右側」)の1ビットに続くゼロのビットの数。指定された値がゼロに等しい場合は32。 - 導入されたバージョン:
- 1.5
-
bitCount
public static int bitCount(int i)
指定されたint
値の2の補数バイナリ表現での、1のビットの数を返します。 この関数は、ポピュレーション・カウントと呼ばれる場合があります。- パラメータ:
i
- ビットがカウントされる値- 戻り値:
- 指定された
int
値の2の補数バイナリ表現での、1のビットの数。 - 導入されたバージョン:
- 1.5
-
rotateLeft
public static int rotateLeft(int i, int distance)
指定されたint
値の2の補数バイナリ表現を指定したビット数だけ左に回転して取得された値を返します。 ビットは、左側つまり上位にシフトされ、右側つまり下位に入ります。負の距離による左回転は、右回転と等価です(
rotateLeft(val, -distance) == rotateRight(val, distance)
)。 また、32の倍数による回転は何も行わないため、回転距離の最後の5ビット以外は、距離が負の場合でもすべて無視できることに注意してください(rotateLeft(val, distance) == rotateLeft(val, distance & 0x1F)
)。- パラメータ:
i
- ビットが左に回転される値distance
- 左に回転するビット位置の数- 戻り値:
- 指定された
int
値の2の補数バイナリ表現を指定されたビット数だけ左に回転して取得した値。 - 導入されたバージョン:
- 1.5
-
rotateRight
public static int rotateRight(int i, int distance)
指定されたint
値の2の補数バイナリ表現を指定したビット数だけ右に回転して取得された値を返します。 ビットは、右側つまり下位にシフトされ、左側つまり上位に入ります。負の距離による右回転は、左回転と等価です(
rotateRight(val, -distance) == rotateLeft(val, distance)
)。 また、32の倍数による回転は何も行わないため、回転距離の最後の5ビット以外は、距離が負の場合でもすべて無視できることに注意してください(rotateRight(val, distance) == rotateRight(val, distance & 0x1F)
)。- パラメータ:
i
- ビットが右に回転される値distance
- 右に回転するビット位置の数- 戻り値:
- 指定された
int
値の2の補数バイナリ表現を指定されたビット数だけ右に回転して取得された値。 - 導入されたバージョン:
- 1.5
-
reverse
public static int reverse(int i)
指定されたint
値の2の補数バイナリ表現でビットの順序を逆にして取得された値を返します。- パラメータ:
i
- 逆にされる値- 戻り値:
- 指定された
int
値でバイト順を逆にして取得された値。 - 導入されたバージョン:
- 1.5
-
signum
public static int signum(int i)
指定されたint
値の符号要素を返します。 (指定した値が負の場合、戻り値は -1。指定された値がゼロの場合は0。指定した値が正の場合は1)。- パラメータ:
i
- 符号要素が計算される値- 戻り値:
- 指定された
int
値の符号要素。 - 導入されたバージョン:
- 1.5
-
reverseBytes
public static int reverseBytes(int i)
指定されたint
値の2の補数バイナリ表現でバイトの順序を逆にして取得された値を返します。- パラメータ:
i
- バイトが逆にされる値- 戻り値:
- 指定された
int
値のバイト順を逆にして取得された値。 - 導入されたバージョン:
- 1.5
-
sum
public static int sum(int a, int b)
+演算子のように、2つの整数を加算します。- パラメータ:
a
- 第1オペランドb
- 第2オペランド- 戻り値:
a
とb
の合計- 導入されたバージョン:
- 1.8
- 関連項目:
BinaryOperator
-
max
public static int max(int a, int b)
Math.max
を呼び出した場合と同様に、2つのint
値の大きいほうを返します。- パラメータ:
a
- 第1オペランドb
- 第2オペランド- 戻り値:
a
とb
のどちらか大きい方- 導入されたバージョン:
- 1.8
- 関連項目:
BinaryOperator
-
min
public static int min(int a, int b)
Math.min
を呼び出した場合と同様に、2つのint
値の小さいほうを返します。- パラメータ:
a
- 第1オペランドb
- 第2オペランド- 戻り値:
a
とb
のどちらか小さい方- 導入されたバージョン:
- 1.8
- 関連項目:
BinaryOperator
-
-