jaccesswalker

jaccesswalkerは、特定のJava仮想マシンのコンポーネント・ツリーをナビゲートしたり、ツリー・ビューの階層を表示する場合に使用します。

説明

ツリーのノードを選択し、「Panels」メニューから「Accessibility API Panel」を選択します。jaccesswalkerツールは、オブジェクトに関するアクセシビリティ情報をウィンドウに表示します。

jaccesswalkerツールの実行

jaccesswalkerを使用するには、Javaアプリケーションの起動後にjaccesswalkerツールを起動します。たとえば、jaccesswalkerを起動するには、次のコマンドを入力します。

ノート:

JAVA_HOMEは環境変数であり、c:\Program Files\Java\jdk-11などのJDKまたはJREのパスに設定する必要があります。

%JAVA_HOME%\bin\jaccesswalker.exe

このとき、Javaアプリケーション・ウィンドウとjaccesswalkerツール用ウィンドウの2つのウィンドウが開きます。jaccesswalkerを使用して実行できるタスクは2つあります。JavaアプリケーションのGUI階層のツリー・ビューを構築することと、GUI階層内の特定の要素のJava Accessibility API情報を問い合せることが可能です。

GUI階層の構築

「File」メニューから、「Refresh Tree」メニューを選択します。jaccesswalkerツールにより、Javaアプリケーションに属する最上位ウィンドウのリストが作成されます。次に、これらのウィンドウ内の要素の再帰的な問合せが行われ、システムで実行されているすべてのJVMのあらゆるJavaアプリケーション内の全GUIコンポーネントのツリーが構築されます。

GUIコンポーネントの調査

GUIツリーの構築後、個々のGUIコンポーネントに関する詳細なアクセシビリティ情報を表示するには、ツリーでそのコンポーネントを選択してから「Panels」「Display Accessibility Information」の順に選択します。