モジュール java.desktop
パッケージ java.awt.event

クラスContainerEvent

  • すべての実装されたインタフェース:
    Serializable
    public class ContainerEvent
extends ComponentEvent
    コンポーネントが追加または削除されたためにコンテナの内容が変更されたことを示す、低レベル・イベントです。

    コンテナ・イベントは、通知のためだけに提供されています。AWTは、コンテナ内容への変更を内部的に自動的に扱うので、プログラムがこれらのイベントを受け取るかどうかに関係なく、プログラムは正しく動作します。

    この低レベル・イベントは、コンテナにコンポーネントが追加されたときまたはコンテナからコンポーネントが削除されたときに、コンテナ・オブジェクト(Panelなど)によって生成されます。 イベントは、そのコンポーネントのaddContainerListenerメソッドを使ってこれらのイベントを受け取るように登録されている、すべてのContainerListenerまたはContainerAdapterオブジェクトに渡されます。 (ContainerAdapterオブジェクトはContainerListenerインタフェースを実装します。) 各リスナー・オブジェクトは、イベントが発生したときにこのContainerEventを取得します。

    特定のContainerEventインスタンスのidパラメータがCONTAINER_FIRSTからCONTAINER_LASTまでの範囲にない場合に、未指定の動作が発生します。

    導入されたバージョン:
    1.1
    関連項目:
    ContainerAdapter, ContainerListener, Tutorial: Writing a Container Listener, 直列化された形式

    • フィールドの詳細

      • CONTAINER_FIRST

        public static final int CONTAINER_FIRST
        コンテナ・イベントに使用されるIDの範囲内の最初の番号です。
        関連項目:
        定数フィールド値

      • CONTAINER_LAST

        public static final int CONTAINER_LAST
        コンテナ・イベントに使用されるIDの範囲内の最後の番号です。
        関連項目:
        定数フィールド値

      • COMPONENT_ADDED

        public static final int COMPONENT_ADDED
        このイベントは、コンテナにコンポーネントが追加されたことを示します。
        関連項目:
        定数フィールド値

      • COMPONENT_REMOVED

        public static final int COMPONENT_REMOVED
        このイベントは、コンテナからコンポーネントが削除されたことを示します。
        関連項目:
        定数フィールド値

    • コンストラクタの詳細

      • ContainerEvent

        public ContainerEvent​(Component source,
                      int id,
                      Component child)
        ContainerEventオブジェクトを構築します。

        このメソッドはsourceがnullの場合にIllegalArgumentExceptionをスローします。

        パラメータ:
        source - イベントを発生させたComponentオブジェクト(コンテナ)
        id - イベントのタイプを示す整数。 許容される値については、ContainerEventのクラスの説明を参照してください。
        child - 追加または削除されたコンポーネント
        例外:
        IllegalArgumentException - sourceがnullである場合
        関連項目:
        getContainer(), AWTEvent.getID(), getChild()

    • メソッドの詳細

      • getContainer

        public Container getContainer()
        イベントの発生元を返します。
        戻り値:
        イベントを発生させたContainerオブジェクト。オブジェクトがContainerでない場合はnull。

      • getChild

        public Component getChild()
        イベントによって影響を受けたコンポーネントを返します。
        戻り値:
        追加または削除されたComponentオブジェクト

      • paramString

        public String paramString()
        このイベントを特定するパラメータ文字列を返します。 このメソッドは、イベント・ログの作成およびデバッグに便利です。
        オーバーライド:
        paramString、クラス: ComponentEvent
        戻り値:
        イベントを特定する文字列とその属性