モジュール java.base
パッケージ java.util

クラスSimpleTimeZone

java.lang.Object
java.util.TimeZone
java.util.SimpleTimeZone
すべての実装されたインタフェース:
Serializable, Cloneable

public class SimpleTimeZone
extends TimeZone
SimpleTimeZoneは、グレゴリオ暦で使用するためのタイムゾーンを表すTimeZoneの具象サブクラスです。 クラスは直接計算されたオフセットと呼ばれる、GMTからのオフセット、および夏時間スケジュールの開始ルールおよび終了ルールを保持します。 各々の単一値を保持するだけなので、GMTからのオフセットおよび夏時間スケジュールの歴史的変化を扱うことはできませんが、夏時間スケジュールが実際に開始する年をsetStartYearメソッドで指定することはできます。

夏時間スケジュールを備えたSimpleTimeZoneを構築するには、start-ruleend-ruleのルールセットでスケジュールを記述します。 夏時間が開始または終了する日付は、monthday-of-month、およびday-of-week値を組み合わせて指定します。 month値は、Calendar.MARCHなど、CalendarのMONTHフィールド値によって表されます。 day-of-week値は、SUNDAYなど、CalendarのDAY_OF_WEEK値によって表されます。 値の組み合わせの意味は次のとおりです。

  • 月の正確な日付
    月の正確な日付を指定するには、monthおよびday-of-monthを正確な値に設定し、day-of-weekを0に設定します。
    たとえば、3月1日を指定するには、monthMARCHに、day-of-monthを1に、day-of-weekを0に設定します。
  • 月の日付以降の曜日
    月の正確な日付またはそれ以降の日付の曜日を指定するには、monthに正確な月の値を設定し、day-of-monthにルールが適用される最初の日付を設定し、day-of-weekに負のDAY_OF_WEEKフィールド値を設定します。
    たとえば、4月の第2日曜日を指定するには、monthAPRILに、day-of-monthを8に、day-of-week-SUNDAYに設定します。
  • 月の日付以前の曜日
    月の正確な日付またはそれ以前の日付の曜日を指定するには、day-of-monthおよびday-of-weekを負の値に設定します。
    たとえば、3月21日以前の最後の水曜日を指定するには、monthMARCHに、day-of-monthを -21に、day-of-week-WEDNESDAYに設定します。
  • 月の最終の曜日
    月の最終の曜日を指定するには、day-of-weekDAY_OF_WEEK値に、day-of-monthを -1に設定します。
    たとえば、10月の最終日曜日を指定するには、monthOCTOBERに、day-of-weekSUNDAYに、day-of-monthを -1に設定します。
夏時間が開始または終了する日の時間は、当日のミリ秒値で指定します。 時間を指定するためのmodeは3種類あります。WALL_TIMESTANDARD_TIME、およびUTC_TIMEです。 たとえば、夏時間がウォール時計時間の午前2:00で終了する場合、WALL_TIMEモードの7200000ミリ秒で指定できます。 この場合、end-ruleのウォール時計時間は夏時間と同じものになります。

次に、タイムゾーン・オブジェクトを構築するパラメータの例を示します。


      // Base GMT offset: -8:00
      // DST starts:      at 2:00am in standard time
      //                  on the first Sunday in April
      // DST ends:        at 2:00am in daylight time
      //                  on the last Sunday in October
      // Save:            1 hour
      SimpleTimeZone(-28800000,
                     "America/Los_Angeles",
                     Calendar.APRIL, 1, -Calendar.SUNDAY,
                     7200000,
                     Calendar.OCTOBER, -1, Calendar.SUNDAY,
                     7200000,
                     3600000)

      // Base GMT offset: +1:00
      // DST starts:      at 1:00am in UTC time
      //                  on the last Sunday in March
      // DST ends:        at 1:00am in UTC time
      //                  on the last Sunday in October
      // Save:            1 hour
      SimpleTimeZone(3600000,
                     "Europe/Paris",
                     Calendar.MARCH, -1, Calendar.SUNDAY,
                     3600000, SimpleTimeZone.UTC_TIME,
                     Calendar.OCTOBER, -1, Calendar.SUNDAY,
                     3600000, SimpleTimeZone.UTC_TIME,
                     3600000)
 
これらのパラメータのルールは、setStartRuleなどの、ルール設定メソッドにも適用されます。

導入されたバージョン:
1.1
関連項目:
Calendar, GregorianCalendar, TimeZone, 直列化された形式
  • フィールドのサマリー

    フィールド 
    修飾子と型 フィールド 説明
    static int STANDARD_TIME
    標準時間として指定された、開始時間または終了時間のモード定数。
    static int UTC_TIME
    UTCとして指定された開始時間または終了時間のモードの定数。
    static int WALL_TIME
    ウォール時計時間として指定した開始時間または終了時間のモードの定数。

    クラス java.util.TimeZoneで宣言されたフィールド

    LONG, SHORT
  • コンストラクタのサマリー

    コンストラクタ 
    コンストラクタ 説明
    SimpleTimeZone​(int rawOffset, String ID)
    夏時間を含まずに、GMTからの指定されたベース・タイムゾーン・オフセットとタイムゾーンIDにより、SimpleTimeZoneを構築します。
    SimpleTimeZone​(int rawOffset, String ID, int startMonth, int startDay, int startDayOfWeek, int startTime, int endMonth, int endDay, int endDayOfWeek, int endTime)
    GMTからの指定されたベース・タイムゾーン・オフセット、タイムゾーンID、および夏時間の開始ルールおよび終了ルールにより、SimpleTimeZoneを構築します。
    SimpleTimeZone​(int rawOffset, String ID, int startMonth, int startDay, int startDayOfWeek, int startTime, int endMonth, int endDay, int endDayOfWeek, int endTime, int dstSavings)
    GMTからの指定されたベース・タイムゾーン・オフセット、タイムゾーンID、および夏時間の開始ルールおよび終了ルールにより、SimpleTimeZoneを構築します。
    SimpleTimeZone​(int rawOffset, String ID, int startMonth, int startDay, int startDayOfWeek, int startTime, int startTimeMode, int endMonth, int endDay, int endDayOfWeek, int endTime, int endTimeMode, int dstSavings)
    GMTからの指定されたベース・タイムゾーン・オフセット、タイムゾーンID、および夏時間の開始ルールおよび終了ルールにより、SimpleTimeZoneを構築します。
  • メソッドのサマリー

    修飾子と型 メソッド 説明
    Object clone()
    このSimpleTimeZoneインスタンスの複製を返します。
    boolean equals​(Object obj)
    2つのSimpleTimeZoneオブジェクトが同じであるかをどうかを比較します。
    int getDSTSavings()
    夏時間に時計を進める時間量をミリ秒単位で返します。
    int getOffset​(int era, int year, int month, int day, int dayOfWeek, int millis)
    指定した日付および時間について、直接計算したオフセットおよび夏時間の影響を考慮して、ローカル時間とUTCの差異をミリ秒単位で返します。
    int getOffset​(long date)
    指定された時間でUTCからのこのタイムゾーンのオフセットを返します。
    int getRawOffset()
    このタイムゾーンのGMTオフセットを取得します。
    int hashCode()
    SimpleDateFormatオブジェクトのハッシュ・コードを生成します。
    boolean hasSameRules​(TimeZone other)
    このゾーンが比較された別のゾーンと同じルールとオフセットを持つ場合にtrueを返します。
    boolean inDaylightTime​(Date date)
    指定された日付がサマー・タイムの期間内かどうかを問い合わせます。
    boolean observesDaylightTime()
    このSimpleTimeZoneが夏時間に従う場合にtrueを返します。
    void setDSTSavings​(int millisSavedDuringDST)
    夏時間の期間に時計を進める時間量をミリ秒単位で設定します。
    void setEndRule​(int endMonth, int endDay, int endTime)
    夏時間の終了ルールを月内の固定日に設定します。
    void setEndRule​(int endMonth, int endDay, int endDayOfWeek, int endTime)
    夏時間の終了ルールを設定します。
    void setEndRule​(int endMonth, int endDay, int endDayOfWeek, int endTime, boolean after)
    8日またはそれ以降の最初の月曜日というように、夏時間の終了ルールを月内の指定日の前後の平日に設定します。
    void setRawOffset​(int offsetMillis)
    GMTへのベース・タイムゾーン・オフセットを設定します。
    void setStartRule​(int startMonth, int startDay, int startTime)
    夏時間の開始ルールを月内の固定日に設定します。
    void setStartRule​(int startMonth, int startDay, int startDayOfWeek, int startTime)
    夏時間の開始ルールを設定します。
    void setStartRule​(int startMonth, int startDay, int startDayOfWeek, int startTime, boolean after)
    8日またはそれ以降の最初の月曜日というように、夏時間の開始ルールを月内の指定日の前後の平日に設定します。
    void setStartYear​(int year)
    夏時間が開始された年を設定します。
    String toString()
    このタイムゾーンの文字列表現を返します。
    boolean useDaylightTime()
    現在の所在地のタイムゾーンが夏時間を使用しているかどうかを問い合わせます。

    クラス java.lang.Objectで宣言されたメソッド

    finalizegetClassnotifynotifyAllwaitwaitwait
  • フィールド詳細

    • WALL_TIME

      public static final int WALL_TIME
      ウォール時計時間として指定した開始時間または終了時間のモードの定数。 ウォール時計時間は、開始ルールの標準時間であり、終了ルールの夏時間です。
      導入されたバージョン:
      1.4
      関連項目:
      定数フィールド値
    • STANDARD_TIME

      public static final int STANDARD_TIME
      標準時間として指定された、開始時間または終了時間のモード定数。
      導入されたバージョン:
      1.4
      関連項目:
      定数フィールド値
    • UTC_TIME

      public static final int UTC_TIME
      UTCとして指定された開始時間または終了時間のモードの定数。 たとえば、EUのルールは、UTC時間として指定されます。
      導入されたバージョン:
      1.4
      関連項目:
      定数フィールド値
  • コンストラクタの詳細

    • SimpleTimeZone

      public SimpleTimeZone​(int rawOffset, String ID)
      夏時間を含まずに、GMTからの指定されたベース・タイムゾーン・オフセットとタイムゾーンIDにより、SimpleTimeZoneを構築します。
      パラメータ:
      rawOffset - GMTからのベース・タイムゾーン・オフセット(ミリ秒単位)。
      ID - このインスタンスに指定されたタイムゾーン名。
    • SimpleTimeZone

      public SimpleTimeZone​(int rawOffset, String ID, int startMonth, int startDay, int startDayOfWeek, int startTime, int endMonth, int endDay, int endDayOfWeek, int endTime)
      GMTからの指定されたベース・タイムゾーン・オフセット、タイムゾーンID、および夏時間の開始ルールおよび終了ルールにより、SimpleTimeZoneを構築します。 startTimeおよびendTimeの両方がウォール時計時間で表されるように指定します。 夏時間の量は、3600000ミリ秒(つまり1時間)であると仮定します。 このコンストラクタは次と同じです。
      
           SimpleTimeZone(rawOffset,
                          ID,
                          startMonth,
                          startDay,
                          startDayOfWeek,
                          startTime,
                          SimpleTimeZone.WALL_TIME,
                          endMonth,
                          endDay,
                          endDayOfWeek,
                          endTime,
                          SimpleTimeZone.WALL_TIME,
                          3600000)
       
      パラメータ:
      rawOffset - GMTからの指定されたベース・タイムゾーン・オフセット。
      ID - このオブジェクトに指定されたタイムゾーンID。
      startMonth - 夏時間が始まる月。 月はMONTHフィールド値です(0ベース。たとえば、1月が0)。
      startDay - 夏時間が開始する月の日付。 このパラメータの特例については、クラスの説明を参照
      startDayOfWeek - 夏時間が開始する曜日。 このパラメータの特例については、クラスの説明を参照
      startTime - ローカル・ウォール時計時間での夏時間の開始時間(1日内のミリ秒)。この場合、これはローカル標準時間になる。
      endMonth - 夏時間が終わる月。 月はMONTHフィールド値です(0ベース。たとえば、10月が9)。
      endDay - 夏時間が終了する月の日付。 このパラメータの特例については、クラスの説明を参照
      endDayOfWeek - 夏時間が終了する曜日。 このパラメータの特例については、クラスの説明を参照
      endTime - ローカル・ウォール時計時間での夏時間の終了時間(1日内のミリ秒)。この場合、これはローカル夏時間になる。
      例外:
      IllegalArgumentException - 開始ルールまたは終了ルールの月、日、曜日、時間のいずれかのパラメータが範囲外の場合
    • SimpleTimeZone

      public SimpleTimeZone​(int rawOffset, String ID, int startMonth, int startDay, int startDayOfWeek, int startTime, int endMonth, int endDay, int endDayOfWeek, int endTime, int dstSavings)
      GMTからの指定されたベース・タイムゾーン・オフセット、タイムゾーンID、および夏時間の開始ルールおよび終了ルールにより、SimpleTimeZoneを構築します。 startTimeおよびendTimeの両方がウォール時計時間で表されると仮定されます。 このコンストラクタは次と同じです。
      
           SimpleTimeZone(rawOffset,
                          ID,
                          startMonth,
                          startDay,
                          startDayOfWeek,
                          startTime,
                          SimpleTimeZone.WALL_TIME,
                          endMonth,
                          endDay,
                          endDayOfWeek,
                          endTime,
                          SimpleTimeZone.WALL_TIME,
                          dstSavings)
       
      パラメータ:
      rawOffset - GMTからの指定されたベース・タイムゾーン・オフセット。
      ID - このオブジェクトに指定されたタイムゾーンID。
      startMonth - 夏時間が始まる月。 月はMONTHフィールド値です(0ベース。たとえば、1月が0)。
      startDay - 夏時間が開始する月の日付。 このパラメータの特例については、クラスの説明を参照
      startDayOfWeek - 夏時間が開始する曜日。 このパラメータの特例については、クラスの説明を参照
      startTime - ローカル・ウォール時計時間での夏時間の開始時間。この場合、これはローカル標準時間になる。
      endMonth - 夏時間が終わる月。 月はMONTHフィールド値です(0ベース。たとえば、10月が9)。
      endDay - 夏時間が終了する月の日付。 このパラメータの特例については、クラスの説明を参照
      endDayOfWeek - 夏時間が終了する曜日。 このパラメータの特例については、クラスの説明を参照
      endTime - ローカル・ウォール時計時間での夏時間の終了時間。この場合、これはローカル夏時間になる。
      dstSavings - 夏時間の期間中に繰り上げられるミリ秒単位の時間量。
      例外:
      IllegalArgumentException - 開始ルールまたは終了ルールの月、日、曜日、時間のいずれかのパラメータが範囲外の場合
      導入されたバージョン:
      1.2
    • SimpleTimeZone

      public SimpleTimeZone​(int rawOffset, String ID, int startMonth, int startDay, int startDayOfWeek, int startTime, int startTimeMode, int endMonth, int endDay, int endDayOfWeek, int endTime, int endTimeMode, int dstSavings)
      GMTからの指定されたベース・タイムゾーン・オフセット、タイムゾーンID、およびサマー・タイムの開始ルールおよび終了ルールにより、SimpleTimeZoneを構築します。 このコンストラクタは、startTimeおよびendTimeのモードなど、フル・セットの開始ルールと終了ルールのパラメータを取ります。 モードはwall timestandard time、またはUTC timeのいずれかを指定します。
      パラメータ:
      rawOffset - GMTからの指定されたベース・タイムゾーン・オフセット。
      ID - このオブジェクトに指定されたタイムゾーンID。
      startMonth - 夏時間が始まる月。 月はMONTHフィールド値です(0ベース。たとえば、1月が0)。
      startDay - 夏時間が開始する月の日付。 このパラメータの特例については、クラスの説明を参照
      startDayOfWeek - 夏時間が開始する曜日。 このパラメータの特例については、クラスの説明を参照
      startTime - startTimeModeで指定された時間モードでの夏時間の開始時間。
      startTimeMode - startTimeによって指定された開始時間のモード。
      endMonth - 夏時間が終わる月。 月はMONTHフィールド値です(0ベース。たとえば、10月が9)。
      endDay - 夏時間が終了する月の日付。 このパラメータの特例については、クラスの説明を参照
      endDayOfWeek - 夏時間が終了する曜日。 このパラメータの特例については、クラスの説明を参照
      endTime - endTimeModeで指定された時間モードでの夏時間。
      endTimeMode - endTimeによって指定された終了時間のモード
      dstSavings - 夏時間の期間中に繰り上げられるミリ秒単位の時間量。
      例外:
      IllegalArgumentException - 開始ルールまたは終了ルールの月、日、曜日、時間モード、時間のいずれかのパラメータが範囲外の場合、または時間モードの値が無効である場合。
      導入されたバージョン:
      1.4
      関連項目:
      WALL_TIME, STANDARD_TIME, UTC_TIME
  • メソッドの詳細

    • setStartYear

      public void setStartYear​(int year)
      夏時間が開始された年を設定します。
      パラメータ:
      year - 夏時間が始まる年。
    • setStartRule

      public void setStartRule​(int startMonth, int startDay, int startDayOfWeek, int startTime)
      夏時間の開始ルールを設定します。 たとえば、米国の夏時間が、4月の第1日曜日、米国のウォール時計時間で午前2時に始まる場合は、以下を呼び出して開始ルールを設定できます。
      setStartRule(Calendar.APRIL, 1, Calendar.SUNDAY, 2*60*60*1000);
      パラメータ:
      startMonth - 夏時間が始まる月。 月はMONTHフィールド値です(0ベース。たとえば、1月が0)。
      startDay - 夏時間が開始する月の日付。 このパラメータの特例については、クラスの説明を参照
      startDayOfWeek - 夏時間が開始する曜日。 このパラメータの特例については、クラスの説明を参照
      startTime - ローカル・ウォール時計時間での夏時間の開始時間。この場合、これはローカル標準時間になる。
      例外:
      IllegalArgumentException - startMonthstartDaystartDayOfWeek、またはstartTimeパラメータが範囲外の場合
    • setStartRule

      public void setStartRule​(int startMonth, int startDay, int startTime)
      夏時間の開始ルールを月内の固定日に設定します。 このメソッドは、次と同等です。
      setStartRule(startMonth, startDay, 0, startTime)
      パラメータ:
      startMonth - 夏時間が始まる月。 月はMONTHフィールド値です(0ベース。たとえば、1月が0)。
      startDay - 夏時間が開始する月の日付。
      startTime - ローカル・ウォール時計時間での夏時間の開始時間。この場合、これはローカル標準時間になる。 このパラメータの特例については、クラスの説明を参照
      例外:
      IllegalArgumentException - startMonthstartDayOfMonth、またはstartTimeパラメータが範囲外の場合
      導入されたバージョン:
      1.2
    • setStartRule

      public void setStartRule​(int startMonth, int startDay, int startDayOfWeek, int startTime, boolean after)
      8日またはそれ以降の最初の月曜日というように、夏時間の開始ルールを月内の指定日の前後の平日に設定します。
      パラメータ:
      startMonth - 夏時間が始まる月。 月はMONTHフィールド値です(0ベース。たとえば、1月が0)。
      startDay - 夏時間が開始する月の日付。
      startDayOfWeek - 夏時間が開始する曜日。
      startTime - ローカル・ウォール時計時間での夏時間の開始時間。この場合、これはローカル標準時間になる。
      after - trueの場合、このルールはdayOfMonthまたはそれ以降の最初のdayOfWeekを選択する。 falseの場合、このルールはdayOfMonthまたはそれ以前の最後のdayOfWeekを選択する。
      例外:
      IllegalArgumentException - startMonthstartDaystartDayOfWeek、またはstartTimeパラメータが範囲外の場合
      導入されたバージョン:
      1.2
    • setEndRule

      public void setEndRule​(int endMonth, int endDay, int endDayOfWeek, int endTime)
      夏時間の終了ルールを設定します。 たとえば、米国の夏時間が10月の最後の日曜、ウォールの時計時間の午前2時に終了する場合、以下を呼び出して終了ルールを設定できます。 setEndRule(Calendar.OCTOBER, -1, Calendar.SUNDAY, 2*60*60*1000);
      パラメータ:
      endMonth - 夏時間が終わる月。 月はMONTHフィールド値です(0ベース。たとえば、10月が9)。
      endDay - 夏時間が終了する月の日付。 このパラメータの特例については、クラスの説明を参照
      endDayOfWeek - 夏時間が終了する曜日。 このパラメータの特例については、クラスの説明を参照
      endTime - ローカル・ウォール時計時間での夏時間の終了時間(1日内のミリ秒)。この場合、これはローカル夏時間になる。
      例外:
      IllegalArgumentException - endMonthendDayendDayOfWeek、またはendTimeパラメータが範囲外の場合
    • setEndRule

      public void setEndRule​(int endMonth, int endDay, int endTime)
      夏時間の終了ルールを月内の固定日に設定します。 このメソッドは、次と同等です。
      setEndRule(endMonth, endDay, 0, endTime)
      パラメータ:
      endMonth - 夏時間が終わる月。 月はMONTHフィールド値です(0ベース。たとえば、10月が9)。
      endDay - 夏時間が終了する月の日付。
      endTime - ローカル・ウォール時計時間での夏時間の終了時間(1日内のミリ秒)。この場合、これはローカル夏時間になる。
      例外:
      IllegalArgumentException - endMonthendDay、またはendTimeパラメータが範囲外の場合
      導入されたバージョン:
      1.2
    • setEndRule

      public void setEndRule​(int endMonth, int endDay, int endDayOfWeek, int endTime, boolean after)
      8日またはそれ以降の最初の月曜日というように、夏時間の終了ルールを月内の指定日の前後の平日に設定します。
      パラメータ:
      endMonth - 夏時間が終わる月。 月はMONTHフィールド値です(0ベース。たとえば、10月が9)。
      endDay - 夏時間が終了する月の日付。
      endDayOfWeek - 夏時間が終了する曜日。
      endTime - ローカル・ウォール時計時間での夏時間の終了時間(1日内のミリ秒)。この場合、これはローカル夏時間になる。
      after - trueの場合、このルールはendDayまたはそれ以降の最初のendDayOfWeekを選択する。 falseの場合、このルールはその月のendDayまたはそれ以前の最後のendDayOfWeekを選択する。
      例外:
      IllegalArgumentException - endMonthendDayendDayOfWeek、またはendTimeパラメータが範囲外の場合
      導入されたバージョン:
      1.2
    • getOffset

      public int getOffset​(long date)
      指定された時間でUTCからのこのタイムゾーンのオフセットを返します。 夏時間が指定された時間で実施されている場合、オフセット値は夏時間の量で調節されます。
      オーバーライド:
      getOffset、クラス: TimeZone
      パラメータ:
      date - タイムゾーン・オフセットが見つかった時間
      戻り値:
      ローカル・タイムを取得するためにUTCに追加するミリ秒単位の時間の量
      導入されたバージョン:
      1.4
      関連項目:
      Calendar.ZONE_OFFSET, Calendar.DST_OFFSET
    • getOffset

      public int getOffset​(int era, int year, int month, int day, int dayOfWeek, int millis)
      指定した日付および時間について、直接計算したオフセットおよび夏時間の影響を考慮して、ローカル時間とUTCの差異をミリ秒単位で返します。 このメソッドでは、開始月と終了月が異なるものとみなされます。 また、うるう年を設定するためなど、基本となるカレンダとしてデフォルトのGregorianCalendarオブジェクトが使用されます。 デフォルトのGregorianCalendar以外のカレンダで、このメソッドの結果を使用しないでください。

      ノート: 通常、クライアントはこのメソッドを呼び出すのではなく、Calendar.get(ZONE_OFFSET)+Calendar.get(DST_OFFSET)を使用すべきです。

      定義:
      getOffset、クラス: TimeZone
      パラメータ:
      era - 指定する日付の年号。
      year - 指定する日付の年。
      month - 指定する日付の月。 月は 0 から始まる。 0 が 1 月
      day - 指定する日付の日。
      dayOfWeek - 指定する日付の曜日。
      millis - 標準ローカル・タイムでの、指定された日のミリ秒。
      戻り値:
      ローカル・タイムを取得するのにUTCに追加されるミリ秒
      例外:
      IllegalArgumentException - eramonthdaydayOfWeek、またはmillisパラメータが範囲外の場合
      関連項目:
      Calendar.ZONE_OFFSET, Calendar.DST_OFFSET
    • getRawOffset

      public int getRawOffset()
      このタイムゾーンのGMTオフセットを取得します。
      定義:
      getRawOffset、クラス: TimeZone
      戻り値:
      ミリ秒単位のGMTオフセット値
      関連項目:
      setRawOffset(int)
    • setRawOffset

      public void setRawOffset​(int offsetMillis)
      GMTへのベース・タイムゾーン・オフセットを設定します。 これは、ローカル・タイムを取得するためにUTCに追加するオフセットです。
      定義:
      setRawOffset、クラス: TimeZone
      パラメータ:
      offsetMillis - 指定されたGMTへのベース・タイムゾーン・オフセット
      関連項目:
      getRawOffset()
    • setDSTSavings

      public void setDSTSavings​(int millisSavedDuringDST)
      夏時間の期間に時計を進める時間量をミリ秒単位で設定します。
      パラメータ:
      millisSavedDuringDST - 夏時間ルールが有効になった時に標準時間に対して進める時間のミリ秒数。 正の数値で、通常は1時間(3600000)
      導入されたバージョン:
      1.2
      関連項目:
      getDSTSavings()
    • getDSTSavings

      public int getDSTSavings()
      夏時間に時計を進める時間量をミリ秒単位で返します。
      オーバーライド:
      getDSTSavings、クラス: TimeZone
      戻り値:
      夏時間ルールが有効になった時に標準時間に対して進める時間のミリ秒数。このタイムゾーンが夏時間に従わない場合は0 (ゼロ)
      導入されたバージョン:
      1.2
      関連項目:
      setDSTSavings(int)
    • useDaylightTime

      public boolean useDaylightTime()
      現在の所在地のタイムゾーンが夏時間を使用しているかどうかを問い合わせます。
      定義:
      useDaylightTime、クラス: TimeZone
      戻り値:
      現在の所在地のタイムゾーンが夏時間を使用している場合はtrue、それ以外の場合はfalse
      関連項目:
      TimeZone.inDaylightTime(Date), Calendar.DST_OFFSET
    • observesDaylightTime

      public boolean observesDaylightTime()
      このSimpleTimeZoneがサマー・タイムに従う場合にtrueを返します。 このメソッドは、useDaylightTime()と同等です。
      オーバーライド:
      observesDaylightTime、クラス: TimeZone
      戻り値:
      このSimpleTimeZoneが夏時間に従う場合はtrue、それ以外の場合はfalse
      導入されたバージョン:
      1.7
      関連項目:
      TimeZone.useDaylightTime(), TimeZone.inDaylightTime(Date), Calendar.DST_OFFSET
    • inDaylightTime

      public boolean inDaylightTime​(Date date)
      指定された日付がサマー・タイムの期間内かどうかを問い合わせます。
      定義:
      inDaylightTime、クラス: TimeZone
      パラメータ:
      date - 指定されたDate
      戻り値:
      指定された日付に夏時間が有効になっている場合はtrue、それ以外の場合はfalse
    • clone

      public Object clone()
      このSimpleTimeZoneインスタンスの複製を返します。
      オーバーライド:
      clone、クラス: TimeZone
      戻り値:
      このインスタンスの複製。
      関連項目:
      Cloneable
    • hashCode

      public int hashCode()
      SimpleDateFormatオブジェクトのハッシュ・コードを生成します。
      オーバーライド:
      hashCode 、クラス:  Object
      戻り値:
      このオブジェクトのハッシュ・コード
      関連項目:
      Object.equals(java.lang.Object), System.identityHashCode(java.lang.Object)
    • equals

      public boolean equals​(Object obj)
      2つのSimpleTimeZoneオブジェクトが同じであるかをどうかを比較します。
      オーバーライド:
      equals 、クラス:  Object
      パラメータ:
      obj - 比較対象のSimpleTimeZoneオブジェクト。
      戻り値:
      指定されたobjがこのSimpleTimeZoneオブジェクトと同じである場合はtrue、そうでない場合はfalse。
      関連項目:
      Object.hashCode()HashMap
    • hasSameRules

      public boolean hasSameRules​(TimeZone other)
      このゾーンが比較された別のゾーンと同じルールとオフセットを持つ場合にtrueを返します。
      オーバーライド:
      hasSameRules、クラス: TimeZone
      パラメータ:
      other - 比較対象のTimeZoneオブジェクト
      戻り値:
      指定されたゾーンがSimpleTimeZoneで、このゾーンと同じルールとオフセットを持つ場合はtrue
      導入されたバージョン:
      1.2
    • toString

      public String toString()
      このタイムゾーンの文字列表現を返します。
      オーバーライド:
      toString 、クラス:  Object
      戻り値:
      タイムゾーンの文字列表現