モジュール java.base
パッケージ java.nio.file.attribute

クラスFileTime

java.lang.Object
java.nio.file.attribute.FileTime
すべての実装されたインタフェース:
Comparable<FileTime>

public final class FileTime
extends Object
implements Comparable<FileTime>
ファイルのタイムスタンプ属性の値を表します。 たとえば、ファイルが最後に変更アクセス、または作成された時間を表すことがあります。

このクラスのインスタンスは不変です。

導入されたバージョン:
1.7
関連項目:
Files.setLastModifiedTime(java.nio.file.Path, java.nio.file.attribute.FileTime), Files.getLastModifiedTime(java.nio.file.Path, java.nio.file.LinkOption...)
  • メソッドのサマリー

    修飾子と型 メソッド 説明
    int compareTo​(FileTime other)
    2つのFileTimeオブジェクトの値の順番を比較します。
    boolean equals​(Object obj)
    このFileTimeが指定されたオブジェクトと等しいかどうかを判定します。
    static FileTime from​(long value, TimeUnit unit)
    指定された粒度単位で値を表すFileTimeを返します。
    static FileTime from​(Instant instant)
    時系列上で、指定されたInstantオブジェクトと同じ時点の値を表すFileTimeを返します。
    static FileTime fromMillis​(long value)
    指定された値をミリ秒単位で表すFileTimeを返します。
    int hashCode()
    このファイル時間のハッシュ・コードを計算します。
    long to​(TimeUnit unit)
    指定された粒度単位で値を返します。
    Instant toInstant()
    このFileTimeオブジェクトをInstantに変換します。
    long toMillis()
    値をミリ秒単位で返します。
    String toString()
    このFileTimeの文字列表現を返します。

    クラス java.lang.Objectで宣言されたメソッド

    clone, finalize, getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait
  • メソッドの詳細

    • from

      public static FileTime from​(long value, TimeUnit unit)
      指定された粒度単位で値を表すFileTimeを返します。
      パラメータ:
      value - 元期(1970-01-01T00:00:00Z)からの値。負の値も可
      unit - 値を解釈するための粒度単位
      戻り値:
      指定された値を表すFileTime
    • fromMillis

      public static FileTime fromMillis​(long value)
      指定された値をミリ秒単位で表すFileTimeを返します。
      パラメータ:
      value - 元期(1970-01-01T00:00:00Z)からのミリ秒単位の値。負の値も可
      戻り値:
      指定された値を表すFileTime
    • from

      public static FileTime from​(Instant instant)
      時系列上で、指定されたInstantオブジェクトと同じ時点の値を表すFileTimeを返します。
      パラメータ:
      instant - 変換するインスタント
      戻り値:
      時系列上で、指定されたインスタントと同じ時点を表すFileTime
      導入されたバージョン:
      1.8
    • to

      public long to​(TimeUnit unit)
      指定された粒度単位で値を返します。

      粒度の粗いほうからの変換で、数値的にオーバーフローが発生すると、負の場合はLong.MIN_VALUE、正の場合はLong.MAX_VALUEに飽和させます。

      パラメータ:
      unit - 戻り値の粒度単位
      戻り値:
      - 元期(1970-01-01T00:00:00Z)からの指定された粒度単位の値。負の値も可
    • toMillis

      public long toMillis()
      値をミリ秒単位で返します。

      粒度の粗いほうからの変換で、数値的にオーバーフローが発生すると、負の場合はLong.MIN_VALUE、正の場合はLong.MAX_VALUEに飽和させます。

      戻り値:
      元期(1970-01-01T00:00:00Z)からのミリ秒単位の値
    • toInstant

      public Instant toInstant()
      このFileTimeオブジェクトをInstantに変換します。

      変換によって、このFileTimeと同じ時系列上の時点を表すInstantが作成されます。

      FileTimeは、Instantよりも将来および過去の時系列上の時点を格納できます。 このようなより将来および過去の時点から変換すると、Instant.MINよりも過去の場合はInstant.MINInstant.MAXよりも将来の場合はInstant.MAXになります。

      戻り値:
      このFileTimeオブジェクトと同じ時系列上の時点を表すインスタント
      導入されたバージョン:
      1.8
    • equals

      public boolean equals​(Object obj)
      このFileTimeが指定されたオブジェクトと等しいかどうかを判定します。

      結果がtrueになるのは、引数が nullではなく、同じ時間を表すFileTimeである場合だけです。 このメソッドはObject.equalsの汎用規約を満たします。

      オーバーライド:
      equals 、クラス:  Object
      パラメータ:
      obj - 比較対象のオブジェクト
      戻り値:
      指定されたオブジェクトが、同じ時間を表す FileTimeである場合にかぎりtrue
      関連項目:
      Object.hashCode()HashMap
    • hashCode

      public int hashCode()
      このファイル時間のハッシュ・コードを計算します。

      ハッシュ・コードは、表現された値に基づいており、Object.hashCode()メソッドの汎用規約を満たします。

      オーバーライド:
      hashCode 、クラス:  Object
      戻り値:
      ハッシュ・コード値
      関連項目:
      Object.equals(java.lang.Object), System.identityHashCode(java.lang.Object)
    • compareTo

      public int compareTo​(FileTime other)
      2つのFileTimeオブジェクトの値の順番を比較します。
      定義:
      compareTo、インタフェース: Comparable<FileTime>
      パラメータ:
      other - 比較対象の他方のFileTime
      戻り値:
      このFileTimeotherに等しい場合は0。このFileTimeotherよりも前の時間を表す場合は0より小さい値。このFileTimeotherよりもあとの時間を表す場合は0よりも大きい値
    • toString

      public String toString()
      このFileTimeの文字列表現を返します。 その文字列は、次のISO 8601形式で返されます。
           YYYY-MM-DDThh:mm:ss[.s+]Z
       
      ここでの「[.s+]」は、ドットと、それに続く秒の小数部を表す1つまたは複数の数字を示しています。 それは、秒の小数部がゼロでない場合にのみ表示されます。 たとえば、 FileTime.fromMillis(1234567890000L).toString() "2009-02-13T23:31:30Z"となり、FileTime.fromMillis(1234567890123L).toString()"2009-02-13T23:31:30.123Z"となります。

      FileTimeは主に、ファイルのタイムスタンプの値を表すためのものです。 極値を表すために使用される場合、年が「0001」よりも小さいか、「9999」よりも大きい場合、このメソッドはXMLスキーマ言語と同じ方法でISO 8601から逸脱します。 つまり、年が5桁以上に拡張されることがあったり、マイナスの符号付きになったりすることがあります。 5桁以上の場合、先頭の0は表示されません。 0001」の前の年は「-0001」です。

      オーバーライド:
      toString 、クラス:  Object
      戻り値:
      このファイル時間の文字列表現