java.lang.Object
java.nio.file.attribute.AclEntry
public final class AclEntry extends Object
アクセス制御リスト(ACL)内のエントリです。
このクラスで表されるACLエントリは、RFC 3530: Network File System (NFS) version 4 Protocolで指定されるACLモデルに基づいています。 各エントリには、次のように4つのコンポーネントがあります。
type
コンポーネントはエントリがアクセスを付与するか、拒否するかを決定します。principal
コンポーネント(「who」コンポーネントと呼ばれることもある)は、エントリがアクセスを付与または拒否するという識別情報に対応するUserPrincipal
ですpermissions
コンポーネントは、permissions
のセットです
ACLエントリは、関連したAclEntry.Builder
オブジェクトを使用して、そのbuild
メソッドを呼び出すことにより作成されます。
ACLエントリは不変であるため、複数の並行スレッドで安全に使用できます。
- 導入されたバージョン:
- 1.7
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ネストされたクラスのサマリー
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メソッドのサマリー
修飾子と型メソッド説明boolean
指定されたオブジェクトがACLエントリと等しいかどうかを比較します。flags()
フラグ・コンポーネントのコピーを返します。int
hashCode()
このACLエントリのハッシュ・コード値を返します。static AclEntry.Builder
新しいビルダーを構築します。static AclEntry.Builder
newBuilder
(AclEntry entry) 既存のACLエントリをコンポーネントとする新しいビルダーを構築します。アクセス権コンポーネントのコピーを返します。主体コンポーネントを返します。toString()
このACLエントリの文字列表現を返します。type()
ACLエントリ・タイプを返します。
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メソッドの詳細
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newBuilder
public static AclEntry.Builder newBuilder()新しいビルダーを構築します。 タイプおよびwhoコンポーネントの初期値はnull
です。 アクセス権およびフラグ・コンポーネントの初期値は空のセットです。- 戻り値:
- 新しいビルダー
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newBuilder
public static AclEntry.Builder newBuilder(AclEntry entry) 既存のACLエントリをコンポーネントとする新しいビルダーを構築します。- パラメータ:
entry
- ACLエントリ- 戻り値:
- 新しいビルダー
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type
public AclEntryType type()ACLエントリ・タイプを返します。- 戻り値:
- ACLエントリ・タイプ
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principal
public UserPrincipal principal()主体コンポーネントを返します。- 戻り値:
- 主体コンポーネント
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permissions
public Set<AclEntryPermission> permissions()アクセス権コンポーネントのコピーを返します。返されるセットは、アクセス権の変更可能なコピーです。
- 戻り値:
- アクセス権コンポーネント
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flags
public Set<AclEntryFlag> flags()フラグ・コンポーネントのコピーを返します。返されるセットは、フラグの変更可能なコピーです。
- 戻り値:
- フラグ・コンポーネント
-
equals
public boolean equals(Object ob) 指定されたオブジェクトがACLエントリと等しいかどうかを比較します。指定されたオブジェクトが
AclEntry
でない場合、このメソッドはただちにfalse
を返します。2つのACLエントリが等しいとみなされるには、それらが同じタイプで、それらのwhoコンポーネントが等しく、それらのアクセス権コンポーネントが等しく、それらのフラグ・コンポーネントが等しい必要があります。
このメソッドは
Object.equals
メソッドの汎用規約を満たします。 -
hashCode
public int hashCode()このACLエントリのハッシュ・コード値を返します。このメソッドは
Object.hashCode()
の汎用規約を満たします。 -
toString
public String toString()このACLエントリの文字列表現を返します。
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