モジュール java.desktop
パッケージ javax.swing

インタフェースScrollable

既知のすべての実装クラス:
DefaultTreeCellEditor.DefaultTextField, JEditorPane, JFormattedTextField, JLayer, JList, JPasswordField, JTable, JTextArea, JTextComponent, JTextField, JTextPane, JTree

public interface Scrollable
JScrollPaneなどのスクロール・コンテナに情報を提供するインタフェースです。 JScrollPaneビュー・ポート(またはほかのスクロール・コンテナ)でビューとして使われる可能性のある複合コンポーネントは、このインタフェースを実装しなければいけません。
導入されたバージョン:
1.2
関連項目:
  • メソッドのサマリー

    修飾子と型
    メソッド
    説明
    ビュー・コンポーネントのビュー・ポートの適切なサイズを返します。
    int
    getScrollableBlockIncrement(Rectangle visibleRect, int orientation, int direction)
    論理行または論理列を表示するコンポーネントは、orientationの値によって、1ブロック分の行または列を完全にエクスポーズするスクロール増分値を計算します。
    boolean
    ビュー・ポートでこのScrollableの高さを常にビュー・ポートの高さに合わせる場合に、trueを返します。
    boolean
    ビュー・ポートが常にこのScrollableの幅を強制的にビュー・ポートの幅に一致させようとする場合にtrueを返します。
    int
    getScrollableUnitIncrement(Rectangle visibleRect, int orientation, int direction)
    論理行または論理列を表示するコンポーネントは、orientationの値によって、新しい1行または1列を完全にエクスポーズするスクロール増分値を計算します。
  • メソッドの詳細

    • getPreferredScrollableViewportSize

      Dimension getPreferredScrollableViewportSize()
      ビュー・コンポーネントのビュー・ポートの適切なサイズを返します。 たとえば、JListコンポーネントの優先サイズは、そのリストのセルをすべて収めるのに必要なサイズですが、 preferredScrollableViewportSizeの値はJList.getVisibleRowCountの行を収めるのに必要なサイズです。 ビューポートのサイズに影響を与えるプロパティがないコンポーネントは、ここでgetPreferredSizeのみを返します。
      戻り値:
      このScrollableをビューとして持つJViewportのpreferredSize
      関連項目:
    • getScrollableUnitIncrement

      int getScrollableUnitIncrement(Rectangle visibleRect, int orientation, int direction)
      論理行または論理列を表示するコンポーネントは、orientationの値によって、新しい1行または1列を完全にエクスポーズするスクロール増分値を計算します。 理論的には、コンポーネントは項目を完全にエクスポーズするために必要な距離を返すことで、部分的にエクスポーズされている行または列を処理します。

      JScrollPaneなどのスクロール・コンテナは、ユーザーがユニット・スクロールを要求すると、このメソッドを使用します。

      パラメータ:
      visibleRect - ビュー・ポート内の可視のビュー領域
      orientation - SwingConstants.VERTICALまたはSwingConstants.HORIZONTAL。
      direction - 上または左にスクロールする場合は0より小さく、下または右にスクロールする場合は0より大きい。
      戻り値:
      指定された方向にスクロールするための「ユニット」増分値。 常に正の値。
      関連項目:
    • getScrollableBlockIncrement

      int getScrollableBlockIncrement(Rectangle visibleRect, int orientation, int direction)
      論理行または論理列を表示するコンポーネントは、orientationの値によって、1ブロック分の行または列を完全にエクスポーズするスクロール増分値を計算します。

      JScrollPaneなどのスクロール・コンテナは、ユーザーがブロック・スクロールを要求すると、このメソッドを使用します。

      パラメータ:
      visibleRect - ビュー・ポート内の可視のビュー領域
      orientation - SwingConstants.VERTICALまたはSwingConstants.HORIZONTAL。
      direction - 上または左にスクロールする場合は0より小さく、下または右にスクロールする場合は0より大きい。
      戻り値:
      指定された方向にスクロールするための「ブロック」増分値。 常に正の値。
      関連項目:
    • getScrollableTracksViewportWidth

      boolean getScrollableTracksViewportWidth()
      ビュー・ポートが常にこのScrollableの幅を強制的にビュー・ポートの幅に一致させようとする場合にtrueを返します。 たとえば、折返し行がビュー・ポートの右端を越えて消えてしまうようでは不都合なので、行折返しをサポートした通常のテキスト・ビューはここでtrueを返します。 上位クラスにJScrollPaneを持つScrollableにtrueを返すと、水平スクロールが事実上無効になります。

      JViewportなどのスクロール・コンテナは、検証されるとこのメソッドを使用します。

      戻り値:
      ビュー・ポートがScrollableの幅を強制的にビュー・ポート自体の幅に一致させる場合はtrue。
    • getScrollableTracksViewportHeight

      boolean getScrollableTracksViewportHeight()
      ビュー・ポートでこのScrollableの高さを常にビュー・ポートの高さに合わせる場合に、trueを返します。 たとえば、左から右の列へテキストを表示する段組みのテキスト・ビューの場合、このメソッドでtrueを返すと、垂直方向のスクロールが結果的に無効になります。

      JViewportなどのスクロール・コンテナは、検証されるとこのメソッドを使用します。

      戻り値:
      ビュー・ポートがScrollableの高さを強制的にビュー・ポート自体の高さに一致させる場合はtrue。