モジュール java.management
パッケージ java.lang.management

インタフェースGarbageCollectorMXBean

すべてのスーパー・インタフェース:
MemoryManagerMXBean, PlatformManagedObject
既知のすべてのサブインタフェース:
GarbageCollectorMXBean

public interface GarbageCollectorMXBean extends MemoryManagerMXBean
Java仮想マシンのガベージ・コレクションの管理インタフェースです。 ガベージ・コレクションは、Java仮想マシンが使用して、到達不可能なオブジェクトを見つけて再生し、メモリー空間を解放するプロセスです。 ガベージ・コレクタは、メモリー・マネージャの一種です。

Java仮想マシンは、このインタフェースの実装クラスの1つ以上のインスタンスを持ちます。 このインタフェースを実装するインスタンスは、ManagementFactory.getGarbageCollectorMXBeans()メソッドまたはplatform MBeanServerメソッドを呼び出すことによって取得できるMXBeanです。

MBeanServer内でガベージ・コレクタのMXBeanを一意に識別するためのObjectNameは次のとおりです。

java.lang:type=GarbageCollector,name=collector's name
これを取得するには、PlatformManagedObject.getObjectName()メソッドを呼び出します。 通常、プラットフォームは、監視用のガベージ・コレクション・アルゴリズムに固有の、プラットフォームに依存する追加情報を含んでいます。

導入されたバージョン:
1.5
関連項目:
  • メソッドの詳細

    • getCollectionCount

      long getCollectionCount()
      発生したコレクションの合計数を返します。 このコレクタにコレクション・カウントが定義されていない場合、このメソッドは、-1を返します。
      戻り値:
      発生したコレクションの合計数
    • getCollectionTime

      long getCollectionTime()
      コレクションのおよその累積経過時間(ミリ秒単位)を返します。 このコレクタにコレクション経過時間が定義されていない場合、このメソッドは、-1を返します。

      Java仮想マシンの実装では、経過時間の測定に高精度タイマーを使用できます。 このメソッドは、コレクション経過時間がきわめて短い場合、コレクション・カウントが増えた場合でも同じ値を返す可能性があります。

      戻り値:
      コレクションのおよその累積経過時間(ミリ秒単位)