- すべての実装されたインタフェース:
Serializable
,Iterable<Throwable>
SyncProvider
メカニズムで発生したエラーを示します。 SyncProvider
abstractクラスの拡張は、元のデータ・ソースの読み取りまたは書込み違反を検出すると、例外を作成します。
実装では、SyncProvider
オブジェクトでSyncResolver
オブジェクトも作成し、構築時にそのオブジェクトを使用して、SyncProviderException
オブジェクトを初期化するか、またはあとでSyncProvider
オブジェクトに設定できます。
acceptChanges
メソッドは、ライターが競合のチェックを終了し、競合を発見したあとに、この例外をスローします。 アプリケーションはSyncProviderException
オブジェクトをキャッチし、そのgetSyncResolver
メソッドを呼び出して、SyncResolver
オブジェクトを取得できます。 たとえば、SyncResolver
のインタフェース・コメントのコードの抜粋を参照してください。 このSyncResolver
オブジェクトは、例外を生成したRowSet
オブジェクトをミラー化したものですが、違う点はデータ・ソースから競合の発生している値のみ格納していることです。 SyncResolver
オブジェクトのその他のすべての値がnull
になります。
SyncResolver
オブジェクトを使用して、行内の各競合を調査し、解決したら、競合のある次の行へ移動して、この手順を繰り返します。
SyncProviderException
オブジェクトには例外の原因となっている状況の説明が含まれる場合と含まれない場合があります。 継承されたgetMessage
メソッドを呼び出して、その説明が存在すれば取得できます。
- 導入されたバージョン:
- 1.5
- 関連項目:
-
コンストラクタのサマリー
コンストラクタ説明詳細メッセージを指定しないSyncProviderException
オブジェクトを新しく作成します。指定された詳細メッセージを含むSyncProviderException
オブジェクトを構築します。SyncProviderException
(SyncResolver syncResolver) 指定されたSyncResolver
インスタンスを含むSyncProviderException
オブジェクトを構築します。 -
メソッドのサマリー
修飾子と型メソッド説明このSyncProviderException
オブジェクトに設定されたSyncResolver
オブジェクトを取得します。または何も設定されていない場合は、リファレンス実装に含まれるデフォルトのSyncResolver
実装のインスタンスを取得します。void
setSyncResolver
(SyncResolver syncResolver) このSyncProviderException
オブジェクトのSyncResolver
オブジェクトを指定されたオブジェクトに設定します。クラス java.sql.SQLExceptionで宣言されたメソッド
getErrorCode, getNextException, getSQLState, iterator, setNextException
クラス java.lang.Throwableで宣言されたメソッド
addSuppressed, fillInStackTrace, getCause, getLocalizedMessage, getMessage, getStackTrace, getSuppressed, initCause, printStackTrace, printStackTrace, printStackTrace, setStackTrace, toString
クラス java.lang.Objectで宣言されたメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
インタフェース java.lang.Iterableで宣言されたメソッド
forEach, spliterator
-
コンストラクタの詳細
-
SyncProviderException
public SyncProviderException()詳細メッセージを指定しないSyncProviderException
オブジェクトを新しく作成します。 -
SyncProviderException
public SyncProviderException(String msg) 指定された詳細メッセージを含むSyncProviderException
オブジェクトを構築します。- パラメータ:
msg
- 詳細メッセージ
-
SyncProviderException
public SyncProviderException(SyncResolver syncResolver) 指定されたSyncResolver
インスタンスを含むSyncProviderException
オブジェクトを構築します。- パラメータ:
syncResolver
- 同期競合の処理に使用するSyncResolver
インスタンス- 例外:
IllegalArgumentException
-SyncResolver
オブジェクトがnull
である場合。
-
-
メソッドの詳細
-
getSyncResolver
public SyncResolver getSyncResolver()このSyncProviderException
オブジェクトに設定されたSyncResolver
オブジェクトを取得します。または何も設定されていない場合は、リファレンス実装に含まれるデフォルトのSyncResolver
実装のインスタンスを取得します。SyncProviderException
オブジェクトがスローされた場合に、アプリケーションはこのメソッドを使用して、SyncResolver
オブジェクトを生成し、このオブジェクトにより、例外がスローされる原因となっている競合を解決できます。- 戻り値:
- この
SyncProviderException
オブジェクトに設定されたSyncResolver
オブジェクト。または何も設定されていない場合は、デフォルトのSyncResolver
実装のインスタンス。 さらに、SyncResolver()
またはSyncResolver(String)
コンストラクタを使用して、SyncResolver
インスタンスをインスタンス化している場合は、デフォルトのSyncResolver
実装も返される。
-
setSyncResolver
public void setSyncResolver(SyncResolver syncResolver) このSyncProviderException
オブジェクトのSyncResolver
オブジェクトを指定されたオブジェクトに設定します。 指定された引数がnull
の場合、getSyncResolver
メソッドへの呼出しで、SyncResolver
インタフェースのデフォルトのリファレンス実装が返されます。- パラメータ:
syncResolver
- 設定されるSyncResolver
オブジェクト。null
は不可- 例外:
IllegalArgumentException
-SyncResolver
オブジェクトがnull
である場合。- 関連項目:
-