モジュール java.desktop
パッケージ java.beans

クラスPropertyEditorSupport

java.lang.Object
java.beans.PropertyEditorSupport
すべての実装されたインタフェース:
PropertyEditor

public class PropertyEditorSupport extends Object implements PropertyEditor
プロパティ・エディタを構築するためのサポート・クラスです。

基底クラスまたは委譲として使用できます。

導入されたバージョン:
1.1
  • コンストラクタの詳細

    • PropertyEditorSupport

      public PropertyEditorSupport()
      PropertyEditorSupportオブジェクトを構築します。
      導入されたバージョン:
      1.5
    • PropertyEditorSupport

      public PropertyEditorSupport(Object source)
      PropertyEditorSupportオブジェクトを構築します。
      パラメータ:
      source - イベントをトリガーするために使用されるソース
      導入されたバージョン:
      1.5
  • メソッドの詳細

    • getSource

      public Object getSource()
      イベントのソースとして使用されるBeanを返します。 ソースが明示的に設定されていない場合、PropertyEditorSupportのインスタンスが返されます。
      戻り値:
      ソース・オブジェクトまたはこのインスタンス
      導入されたバージョン:
      1.5
    • setSource

      public void setSource(Object source)
      ソースBeanを設定します。

      ソースBeanは、プロパティ変更のイベントのソースとして使用されます。 このソースは、情報を提供する目的のみで使用し、PropertyEditorで変更しないでください。

      パラメータ:
      source - イベントに使用されるソース・オブジェクト
      導入されたバージョン:
      1.5
    • setValue

      public void setValue(Object value)
      編集するオブジェクトを設定または変更します。
      定義:
      setValue、インタフェース: PropertyEditor
      パラメータ:
      value - 編集対象の新しいターゲット・オブジェクト。 このオブジェクトはPropertyEditorで変更するのではなく、PropertyEditorで新しいオブジェクトを作成して変更された値を保存する。
    • getValue

      public Object getValue()
      プロパティの値を取得します。
      定義:
      getValue、インタフェース: PropertyEditor
      戻り値:
      プロパティの値
    • isPaintable

      public boolean isPaintable()
      クラスがpaintValueメソッドを受け取るかどうかを判定します。
      定義:
      isPaintable、インタフェース: PropertyEditor
      戻り値:
      クラスがpaintValueメソッドを受け取る場合はtrue。
    • paintValue

      public void paintValue(Graphics gfx, Rectangle box)
      値の表現を画面の指定された領域に描画します。 propertyEditorは、独自のクリッピングを行い、指定された矩形内に収めます。

      PropertyEditorが描画要求を受け取らない場合(isPaintableを参照)、このメソッドは何も行いません。

      定義:
      paintValue、インタフェース: PropertyEditor
      パラメータ:
      gfx - 描画するグラフィックス・オブジェクト。
      box - 描画するべきグラフィックス・オブジェクト内の矩形。
    • getJavaInitializationString

      public String getJavaInitializationString()
      Javaコードを生成してプロパティの値を設定するときに使います。 現在のプロパティ値を持つ変数の初期化に使えるJavaコードのフラグメントを返します。

      結果例として「2」、「new Color(127,127,34)」、「Color.orange」などがあります。

      定義:
      getJavaInitializationString、インタフェース: PropertyEditor
      戻り値:
      現在値の初期化子を表すJavaコードのフラグメント。
    • getAsText

      public String getAsText()
      編集するユーザーへの表示に適した文字列として、プロパティ値を取得します。
      定義:
      getAsText、インタフェース: PropertyEditor
      戻り値:
      編集するユーザーへの表示に適した文字列としてのプロパティ値。

      文字列として値を表現できない場合はnullを返します。

      null以外の値が返されると、PropertyEditorはその文字列を解析してsetAsText()に戻す。

    • setAsText

      public void setAsText(String text) throws IllegalArgumentException
      指定されたString (文字列)を解析してプロパティ値を設定します。 Stringの書式が不正な場合、あるいはプロパティをテキスト表示できない場合は、java.lang.IllegalArgumentExceptionがスローされます。
      定義:
      setAsText、インタフェース: PropertyEditor
      パラメータ:
      text - 解析される文字列。
      例外:
      IllegalArgumentException
    • getTags

      public String[] getTags()
      プロパティ値が既知のタグ付きの値セットの1つでなければならない場合に、タグ付きの値の配列を返します。 たとえば、これを使って列挙値を表示できます。 PropertyEditorでタグをサポートする場合は、値を設定する方法として、タグ付きの値をsetAsTextで使用できるようにしてください。
      定義:
      getTags、インタフェース: PropertyEditor
      戻り値:
      このプロパティのタグ付きの値。 このプロパティをタグ付きの値として表示できない場合はnull。
    • getCustomEditor

      public Component getCustomEditor()
      PropertyEditorは、プロパティ値を編集する完全なカスタム・コンポーネントを提供することができます。 PropertyEditorは、エディタのコンポーネントと連携し、PropertyChangeイベントをトリガーしてプロパティ値の変更を通知します。

      getCustomEditorを呼び出す高レベルなコードでは、コンポーネントをより大きなプロパティ・シートに組み込んだり、独自のダイアログに配置したりすることができます。

      定義:
      getCustomEditor、インタフェース: PropertyEditor
      戻り値:
      ユーザーが現在のプロパティ値を直接編集できるようにするjava.awt.Component。 サポートされない場合はnull。
    • supportsCustomEditor

      public boolean supportsCustomEditor()
      propertyEditorがカスタム・エディタをサポートできるかどうかを判定します。
      定義:
      supportsCustomEditor、インタフェース: PropertyEditor
      戻り値:
      propertyEditorがカスタム・エディタをサポートできる場合はtrue。
    • addPropertyChangeListener

      public void addPropertyChangeListener(PropertyChangeListener listener)
      値変更のリスナーを追加します。 プロパティ・エディタが値を変更する場合は、プロパティ名にnull値を指定して、登録されているすべてのPropertyChangeListenerに対してPropertyChangeEventをトリガーする必要があります。 ソース・プロパティが設定されている場合は、イベントのソースとして使用してください。

      同じリスナー・オブジェクトを複数回追加でき、追加した回数だけリスナー・オブジェクトが呼び出されます。 listenernullの場合、例外はスローされず、何も処理は行われません。

      定義:
      addPropertyChangeListener、インタフェース: PropertyEditor
      パラメータ:
      listener - 追加するPropertyChangeListener
    • removePropertyChangeListener

      public void removePropertyChangeListener(PropertyChangeListener listener)
      値変更のリスナーを削除します。

      同じリスナーが2回以上追加された場合は、削除されたあとに1回少ない通知が行われます。 listenernullの場合、または追加されなかった場合、例外はスローされず、何も処理は行われません。

      定義:
      removePropertyChangeListener、インタフェース: PropertyEditor
      パラメータ:
      listener - 削除するPropertyChangeListener
    • firePropertyChange

      public void firePropertyChange()
      関連するすべてのリスナーを変更したことを報告します。