クラスjava.math.MathContext
の使用

MathContextを使用するパッケージ
パッケージ
説明
任意精度の整数演算(BigInteger)および任意精度の10進演算(BigDecimal)を行うクラスを提供します。
  • java.mathでのMathContextの使用

    MathContextとして宣言されたjava.mathのフィールド
    修飾子と型
    フィールド
    説明
    static final MathContext
    MathContext.DECIMAL128
    IEEE 754-2019 decimal128形式、34桁および端数処理モードHALF_EVENの精度と一致する精度設定を持つMathContextオブジェクト。
    static final MathContext
    MathContext.DECIMAL32
    IEEE 754-2019 decimal32形式、7桁および端数処理モードHALF_EVENの精度と一致する精度設定を持つMathContextオブジェクト。
    static final MathContext
    MathContext.DECIMAL64
    IEEE 754-2019 decimal64形式、16桁および端数処理モードHALF_EVENの精度と一致する精度設定を持つMathContextオブジェクト。
    static final MathContext
    MathContext.UNLIMITED
    無制限の精度での計算に必要な値が設定されているMathContextオブジェクトです。
    MathContextのパラメータを持つjava.mathのメソッド
    修飾子と型
    メソッド
    説明
    BigDecimal.abs(MathContext mc)
    コンテキスト設定に従った丸めを使用して、値がこのBigDecimalの絶対値であるBigDecimalを返します。
    BigDecimal.add(BigDecimal augend, MathContext mc)
    コンテキスト設定に従った丸めを使用して、値が(this+augend)であるBigDecimalを返します。
    BigDecimal.divide(BigDecimal divisor, MathContext mc)
    コンテキスト設定に従った丸めを使用して、値が(this /divisor)であるBigDecimalを返します。
    BigDecimal.divideAndRemainder(BigDecimal divisor, MathContext mc)
    コンテキスト設定に従った丸めを使用して計算されたdivideToIntegralValueの結果と、2つのオペランドのremainderの結果を含む、2要素のBigDecimal配列を返します。
    BigDecimal.divideToIntegralValue(BigDecimal divisor, MathContext mc)
    値が(this /divisor)の整数部であるBigDecimalを返します。
    BigDecimal.multiply(BigDecimal multiplicand, MathContext mc)
    コンテキスト設定に従った丸めを使用して、値が(this×multiplicand)であるBigDecimalを返します。
    BigDecimal.negate(MathContext mc)
    コンテキスト設定に従った丸めを使用して、値が(-this)であるBigDecimalを返します。
    BigDecimal.plus(MathContext mc)
    コンテキスト設定に従った丸めを使用して、値が(+this)であるBigDecimalを返します。
    BigDecimal.pow(int n, MathContext mc)
    値が(thisn)であるBigDecimalを返します。
    BigDecimal.remainder(BigDecimal divisor, MathContext mc)
    コンテキスト設定に従った丸めを使用して、値が(this % divisor)であるBigDecimalを返します。
    BigDecimal.round(MathContext mc)
    MathContext設定に従って丸められたBigDecimalを返します。
    BigDecimal.sqrt(MathContext mc)
    コンテキスト設定に従って四捨五入して、thisの平方根に対する近似値を返します。
    BigDecimal.subtract(BigDecimal subtrahend, MathContext mc)
    コンテキスト設定に従った丸めを使用して、値が(this - subtrahend)であるBigDecimalを返します。
    MathContextのパラメータを持つjava.mathのコンストラクタ
    修飾子
    コンストラクタ
    説明
     
    BigDecimal(char[] in, int offset, int len, MathContext mc)
    部分配列の指定を可能にし、コンテキスト設定に従った丸めを使用しつつ、BigDecimalの文字配列表現をBigDecimalに変換して、同じ文字シーケンスをBigDecimal(String)コンストラクタとして受け取ります。
     
    BigDecimal(char[] in, MathContext mc)
    BigDecimalの文字配列表現をBigDecimalに変換し、コンテキスト設定に従った丸めを使用して、同じ文字シーケンスをBigDecimal(String)コンストラクタとして受け取ります。
     
    BigDecimal(double val, MathContext mc)
    コンテキスト設定に従った丸めを使用して、doubleBigDecimalに変換します。
     
    BigDecimal(int val, MathContext mc)
    コンテキスト設定に従った丸めを使用して、intBigDecimalに変換します。
     
    BigDecimal(long val, MathContext mc)
    コンテキスト設定に従った丸めを使用して、longBigDecimalに変換します。
     
    BigDecimalの文字列表現をBigDecimalに変換し、コンテキスト設定に従った丸めを使用して、同じ文字列をBigDecimal(String)コンストラクタとして受け取ります。
     
    BigDecimal(BigInteger unscaledVal, int scale, MathContext mc)
    コンテキスト設定に従った丸めを使用して、BigIntegerのスケールなしの値とintのスケールをBigDecimalに変換します。
     
    コンテキスト設定に従った丸めを使用して、BigIntegerBigDecimalに変換します。