モジュール java.xml
パッケージ javax.xml.parsers

クラスDocumentBuilder

java.lang.Object
javax.xml.parsers.DocumentBuilder

public abstract class DocumentBuilder extends Object
XMLドキュメントからDOM Documentインスタンスを取得するAPIを定義します。 このクラスを使用すると、アプリケーション・プログラマはXMLからDocumentを取得できます。

このクラスのインスタンスはDocumentBuilderFactory.newDocumentBuilder()メソッドにより取得できます。 このクラスのインスタンスを取得すると、さまざまな入力ソースからXMLドキュメントを構文解析できます。 これらの入力ソースには、InputStream、File、URL、およびSAX InputSourceがあります。

このクラスはSAX APIのいくつかのクラスを再利用します。 この場合、基本となるDOM実装の実装側がSAXパーサーを使用してXMLドキュメントをDocumentに構文解析する必要はありません。 実装がこれらの既存のAPIを使用してアプリケーションと通信する必要があるだけです。

導入されたバージョン:
1.4
  • コンストラクタのサマリー

    コンストラクタ
    修飾子
    コンストラクタ
    説明
    protected
    protectedコンストラクタです。
  • メソッドのサマリー

    修飾子と型
    メソッド
    説明
    DOMImplementationオブジェクトのインスタンスを取得します。
    XMLプロセッサによって使用されているSchemaへの参照を取得します。
    abstract boolean
    このパーサーが名前空間を認識するように構成されているかどうかを示します。
    abstract boolean
    このパーサーがXMLドキュメントを検証するように構成されているかどうかを示します。
    boolean
    このパーサーのXInclude処理モードを取得します。
    abstract Document
    DOMツリーの構築に使用するDOM Documentオブジェクトの新しいインスタンスを取得します。
    指定されたファイルの内容をXMLドキュメントとして構文解析し、新しいDOM Documentオブジェクトを返します。
    指定されたInputStreamの内容をXMLドキュメントとして構文解析し、新しいDOM Documentオブジェクトを返します。
    parse(InputStream is, String systemId)
    指定されたInputStreamの内容をXMLドキュメントとして構文解析し、新しいDOM Documentオブジェクトを返します。
    指定されたURIの内容をXMLドキュメントとして構文解析し、新しいDOM Documentオブジェクトを返します。
    abstract Document
    指定された入力ソースの内容をXMLドキュメントとして構文解析し、新しいDOM Documentオブジェクトを返します。
    void
    このDocumentBuilderを元の構成にリセットします。
    abstract void
    構文解析するXMLドキュメントに存在するエンティティを解決するのに使用されるEntityResolverを指定します。
    abstract void
    パーサーによって使用されるErrorHandlerを指定します。

    クラスjava.lang.Objectで宣言されたメソッド

    clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
  • コンストラクタの詳細

    • DocumentBuilder

      protected DocumentBuilder()
      protectedコンストラクタです。
  • メソッドの詳細

    • reset

      public void reset()

      このDocumentBuilderを元の構成にリセットします。

      DocumentBuilderは、DocumentBuilderFactory.newDocumentBuilder()で作成された時点の状態にリセットされます。reset()は、既存のDocumentBuilderの再使用を許可するように設計されているため、新しいDocumentBuilderの作成に関連するリソースを節約できます。

      DocumentBuilderをリセットした場合、同じEntityResolverまたはErrorHandler Object (たとえば、Object.equals(Object obj))を持つことは保証されません。 機能的に同じEntityResolverおよびErrorHandlerを持つことは保証されます。

      例外:
      UnsupportedOperationException - 実装がこのメソッドをオーバーライドしない場合。
      導入されたバージョン:
      1.5
    • parse

      public Document parse(InputStream is) throws SAXException, IOException
      指定されたInputStreamの内容をXMLドキュメントとして構文解析し、新しいDOM Documentオブジェクトを返します。 InputStreamがnullの場合はIllegalArgumentExceptionがスローされます。
      パラメータ:
      is - 構文解析されるコンテンツを含むInputStream。
      戻り値:
      InputStreamの構文解析結果のDocument
      例外:
      IOException - 入出力エラーが発生した場合。
      SAXException - 構文解析エラーが発生した場合。
      IllegalArgumentException - isnullの場合
      関連項目:
    • parse

      public Document parse(InputStream is, String systemId) throws SAXException, IOException
      指定されたInputStreamの内容をXMLドキュメントとして構文解析し、新しいDOM Documentオブジェクトを返します。 InputStreamがnullの場合はIllegalArgumentExceptionがスローされます。
      パラメータ:
      is - 構文解析されるコンテンツを含むInputStream。
      systemId - 相対URIを解決するためのベースを提供。
      戻り値:
      新しいDOM Documentオブジェクト。
      例外:
      IOException - 入出力エラーが発生した場合。
      SAXException - 構文解析エラーが発生した場合。
      IllegalArgumentException - isnullの場合
      関連項目:
    • parse

      public Document parse(String uri) throws SAXException, IOException
      指定されたURIの内容をXMLドキュメントとして構文解析し、新しいDOM Documentオブジェクトを返します。 URIがnullの場合、IllegalArgumentExceptionがスローされます。
      パラメータ:
      uri - 構文解析されるコンテンツの場所。
      戻り値:
      新しいDOM Documentオブジェクト。
      例外:
      IOException - 入出力エラーが発生した場合。
      SAXException - 構文解析エラーが発生した場合。
      IllegalArgumentException - urinullの場合
      関連項目:
    • parse

      public Document parse(File f) throws SAXException, IOException
      指定されたファイルの内容をXMLドキュメントとして構文解析し、新しいDOM Documentオブジェクトを返します。 Filenullの場合、IllegalArgumentExceptionがスローされます。
      パラメータ:
      f - 構文解析対象のXMLを含むファイル。
      戻り値:
      新しいDOM Documentオブジェクト。
      例外:
      IOException - 入出力エラーが発生した場合。
      SAXException - 構文解析エラーが発生した場合。
      IllegalArgumentException - fnullの場合
      関連項目:
    • parse

      public abstract Document parse(InputSource is) throws SAXException, IOException
      指定された入力ソースの内容をXMLドキュメントとして構文解析し、新しいDOM Documentオブジェクトを返します。 InputSourcenullの場合、IllegalArgumentExceptionがスローされます。
      パラメータ:
      is - 構文解析されるコンテンツを含むInputSource。
      戻り値:
      新しいDOM Documentオブジェクト。
      例外:
      IOException - 入出力エラーが発生した場合。
      SAXException - 構文解析エラーが発生した場合。
      IllegalArgumentException - isnullの場合
      関連項目:
    • isNamespaceAware

      public abstract boolean isNamespaceAware()
      このパーサーが名前空間を認識するように構成されているかどうかを示します。
      戻り値:
      このパーサーが名前空間を認識するように構成されている場合はtrue、そうでない場合はfalse。
    • isValidating

      public abstract boolean isValidating()
      このパーサーがXMLドキュメントを検証するように構成されているかどうかを示します。
      戻り値:
      このパーサーがXMLドキュメントを検証するように構成されている場合はtrue、そうでない場合はfalse。
    • setEntityResolver

      public abstract void setEntityResolver(EntityResolver er)
      構文解析するXMLドキュメントに存在するエンティティを解決するのに使用されるEntityResolverを指定します。 これをnullに設定すると、デフォルトの実装と動作を使用した基本となる実装になります。
      パラメータ:
      er - 構文解析するXMLドキュメントに存在するエンティティの解決のために使用されるEntityResolver
    • setErrorHandler

      public abstract void setErrorHandler(ErrorHandler eh)
      パーサーによって使用されるErrorHandlerを指定します。 これをnullに設定すると、デフォルトの実装と動作を使用した基本となる実装になります。
      パラメータ:
      eh - パーサーによって使用されるErrorHandler
    • newDocument

      public abstract Document newDocument()
      DOMツリーの構築に使用するDOM Documentオブジェクトの新しいインスタンスを取得します。
      戻り値:
      DOM Documentオブジェクトの新しいインスタンス。
    • getDOMImplementation

      public abstract DOMImplementation getDOMImplementation()
      DOMImplementationオブジェクトのインスタンスを取得します。
      戻り値:
      DOMImplementationの新しいインスタンス。
    • getSchema

      public Schema getSchema()

      XMLプロセッサによって使用されているSchemaへの参照を取得します。

      スキーマを使用していない場合はnullが返されます。

      戻り値:
      使用されているSchemaまたは使用されていない場合はnull
      例外:
      UnsupportedOperationException - 実装がこのメソッドをオーバーライドしない場合
      導入されたバージョン:
      1.5
    • isXIncludeAware

      public boolean isXIncludeAware()

      このパーサーのXInclude処理モードを取得します。

      戻り値:
      このパーサーがファクトリから作成されたときにDocumentBuilderFactory.isXIncludeAware()から返される値。
      例外:
      UnsupportedOperationException - 実装がこのメソッドをオーバーライドしない場合
      導入されたバージョン:
      1.5
      関連項目: