モジュール java.desktop
パッケージ java.awt

クラスButton

java.lang.Object
java.awt.Component
java.awt.Button
すべての実装されたインタフェース:
ImageObserver, MenuContainer, Serializable, Accessible

public class Button extends Component implements Accessible
このクラスはラベル付きボタンを生成します。 アプリケーションは、ボタンが押されたときにアクションが実行されるようにできます。 このイメージは、Solarisオペレーティング・システムで表示されるQuitボタンの3つのビューを表します。

次のコンテキストで図を説明する

1番目のビューは通常の状態のボタンを示します。 2番目のビューは入力フォーカスがあるときのボタンを示します。 ボタンの輪郭は暗くなり、アクティブなオブジェクトであることをユーザーに示します。 3番目のビューは、ユーザーがボタンの上でマウスをクリックし、アクションの実行を要求したときのボタンを示します。

マウスを使ってボタンをクリックするジェスチャは、マウスがボタン上で押されて離されたときに送信されるActionEventのインスタンスに関連付けられています。 いつボタンが押されたかを通知される必要はあっても、いつ離されたかを通知される必要がないアプリケーションの場合は、それらを独立したジェスチャとしてprocessMouseEventを特殊化したり、addMouseListenerを呼び出すことによりマウス・イベントのリスナーとして自身を登録したりできます。 これらのメソッドは両方とも、すべてのコンポーネントの抽象スーパー・クラスであるComponentによって定義されています。

ボタンが押されて離されると、AWTはボタンのprocessEventを呼び出すことにより、ボタンにActionEventのインスタンスを送ります。 ボタンのprocessEventメソッドはそのボタンのすべてのイベントを受け取ります。ボタンは自身のprocessActionEventメソッドを呼び出すことによってアクション・イベントを渡します。 後者のメソッドはこのボタンによって生成されるアクション・イベントの通知を対象として登録されているアクション・リスナーにアクション・イベントを渡します。

ボタン押されて離されることに基づいてアクションを実行するアプリケーションの場合は、addActionListenerを実装し、ボタンのActionListenerメソッドを呼び出すことにより、このボタンからイベントを受け取るように新しいリスナーを登録する必要があります。 アプリケーションはボタンのアクション・コマンドをメッセージ・プロトコルとして使用します。

導入されたバージョン:
1.0
関連項目: