モジュール java.desktop
パッケージ java.awt

クラスTextField

java.lang.Object
すべての実装されたインタフェース:
ImageObserver, MenuContainer, Serializable, Accessible

public non-sealed class TextField extends TextComponent
TextFieldオブジェクトは、1行のテキストの編集を可能にするテキスト・コンポーネントです。

たとえば、次の図は、幅の異なる4つのテキスト・フィールドを持つフレームを示しています。 これらのテキスト・フィールドのうちの2つには、"Hello"という定義済みのテキストが表示されます。

前の本文でこのイメージを説明する

これら4つのテキスト・フィールドを生成するコードを次に示します。


 TextField tf1, tf2, tf3, tf4;
 // a blank text field
 tf1 = new TextField();
 // blank field of 20 columns
 tf2 = new TextField("", 20);
 // predefined text displayed
 tf3 = new TextField("Hello!");
 // predefined text in 30 columns
 tf4 = new TextField("Hello", 30);
 

ユーザーがテキスト・フィールドでキーを押すたびに、1つ以上のキー・イベントがテキスト・フィールドに送られます。 KeyEventは、keyPressed、keyReleased、keyTypedという3つの型のいずれかになります。 キー・イベントのプロパティは、そのイベントがこれらの型のうちのどれになるか、およびキー・イベントに適用される修飾子やイベント発生の時間などのイベントに関する追加情報を示します。

キー・イベントは、そのコンポーネントのaddKeyListenerメソッドを使って、これらのイベントを受け取るように登録されているすべてのKeyListenerまたはKeyAdapterオブジェクトに渡されます。 (KeyAdapterオブジェクトはKeyListenerインタフェースを実装します。)

ActionEventをトリガーすることも可能です。 テキスト・フィールドでアクション・イベントが可能な場合、Returnキーを押すとイベントがトリガーされます。

TextFieldクラスのprocessEventメソッドがアクション・イベントを調べて、そのイベントをprocessActionEventに渡します。 後者のメソッドは、このテキスト・フィールドによって生成されるアクション・イベントを受け取るように登録しているすべてのActionListenerオブジェクトにそのイベントを送ります。

導入されたバージョン:
1.0
関連項目: